ブログタイトル

【半田市】【阿久比町】【常滑市】  外壁コーキングがひび割れ!?放置するリスク&補修費用まで解説!

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原) サポートスタッフの城坂です 😆

築15年以上のお客様宅へ外装劣化診断に伺うと
必ずと言っていいほど劣化している【シーリング】!

家の外壁を見た時にコーキング(シーリング)にひび割れが発生していたことはありませんか?外壁のコーキングのひび割れ(メイン)

もし外壁のコーキングがひび割れている場合には、早々に補修が必要です。
仮に補修をせずに放置すれば、コーキングの状態がさらに悪くなるだけでなく、外壁材が早々にダメになる、雨漏りが発生するなどのリスクが生じます。

そこで、この記事では、
・外壁のコーキング(シーリング)がひび割れる原因
・外壁のコーキング(シーリング)のひび割れを放置すると生じるリスク
・外壁のコーキング(シーリング)のひび割れを補修する方法&補修にかかる費用
など、「家の外壁のコーキングがひび割れている…!」という人が気になる情報をまとめて解説します。

※「コーキング=シーリング」です。外壁のコーキング箇所を「コーキング目地」「目地」と呼ぶこともあります。以降、「シーリング」のことは「コーキング」で統一します。

1.外壁のコーキングのひび割れの具体例と原因

外壁のコーキングはひび割れることがあります。

この章では、
・外壁のコーキングには、どんなひび割れが生じるのか(1-1)
・なぜ外壁のコーキングにひび割れが生じるのか(1-2)
についてプロが徹底解説します。

1-1.写真で見る外壁のコーキングのひび割れ

下記は、外壁のコーキングに生じたひび割れの一例です。
コーキングのひび割れ事例1

コーキングのひび割れ事例2

コーキングのひび割れ事例3
※コーキングのひび割れは、「切れ」「破断」などと呼ばれることもあります。
※上記写真を参考に家の外壁のコーキングをチェックしても、「ひび割れているかどうかわからない…」といった場合には、プロに診てもらうのがオススメです(詳細は2-2を参照)。

注意!これはコーキングのひび割れではありません
塗膜のひび割れの様子
これは「塗膜(塗装後にできる塗料の膜)のひび割れ」です。コーキングのひび割れではありません。コーキングの上に塗装をしている場合に(※)、上記写真のような塗膜のひび割れが生じることがあります。
※コーキングの上に塗装をしている場合と、コーキングの下に塗装をしている場合とがあります。詳しくは下記記事を参照ください。

※外壁のコーキングには、ひび割れ以外にも、「肉やせ」「剥離」などの傷みや不具合が生じることもあります。

コーキングが剥離した様子
コーキングの剥離

—————————————————————–[参考]コーキングが使用されている外壁箇所

外壁のどこにコーキングが使用されているかは、各住宅によって異なります

●外壁材と外壁材の継ぎ目(外壁材がサイディング/ALCの場合)
外壁材がサイディング(窯業系サイディング、金属サイディング)やALCの場合には、外壁材と外壁材の継ぎ目にコーキングが使用されています。

●窓やドアなどと外壁の接合部分
外壁の接合部分
窓(サッシ)やドア・インターフォン・換気口などと、外壁の接合部分には、コーキングが使用されています。
———————————————————————

1-2.外壁のコーキングがひび割れる2つの原因

外壁のコーキングにひび割れが生じるのには、下記2つの原因があります。

●原因① コーキングの経年劣化

コーキングは時間の経過とともに少しずつ劣化していきます。そしてある程度、劣化が進行すると、劣化症状としてひび割れがみられるようになります。
コーキングを施工してから数年後にひび割れが生じた場合には、経年劣化が原因である可能性が高いです。

外壁のコーキングのひび割れのほとんどは、この経年劣化が原因です。

※コーキング材はゴム状の材料でできていますが、劣化が進行すると、硬化します(硬くなります)。劣化が進行して硬くなったコーキング材に、振動(車や電車が通過するときに生じる振動、地震による振動など)が加わることでひび割れが生じることもあります。

●原因② コーキングの施工不良

コーキングの施工不良(コーキング施工時の何らかの不備)が原因で、ひび割れが生じることもあります。

コーキングの施工後すぐ、数ヶ月~1年以内くらいでコーキングがひび割れた場合には、施工不良が原因である可能性があります。
※コーキングを施工してから数年後にひび割れが生じた場合には、ほぼ経年劣化が原因です。施工をしてから数年後に施工不良が原因でコーキングがひび割れることは、まずありません。

例)コーキングのひび割れを引き起こす施工不良
・施工する(充填する)コーキング材の量不足
・コーキング材の選定ミス(外壁材と相性の良くないコーキング材を使用)
※上記以外の施工不良が原因で、コーキングのひび割れが生じることもあります。

2.外壁のコーキングのひび割れは早々に補修が必要!

外壁のコーキングにひび割れがある場合には、早々に補修を検討しましょう。
その理由について、詳しく解説します。

2-1.補修せずに放置すると、雨漏りが発生する!?

仮に外壁のひび割れたコーキングを補修せずに放置すると、どうなるかというと…
コーキングの状態は悪くなる一方です。

そして、外壁のコーキングのひび割れ箇所からは雨水が浸入し続けるため、少しずつ外壁材にも雨水が浸み込むようになります。雨水の浸み込んだ外壁材は腐食が進むなどして、早々にダメになる可能性があります。

さらに、外壁のコーキングのひび割れ箇所から浸入した雨水が家の内部にまで入り込むようになると、カビやシロアリ、雨漏りなどを発生させてしまうリスクも。
カビやシロアリ、雨漏りなどによって家の躯体に甚大なダメージが及ぶようなことになれば、家は耐久性を維持できず、早々に寿命を迎えてしまうことも十分に考えられるのです。

こうした事態を防ぐためには、外壁のコーキングのひび割れは早々に補修をして、雨水を外壁材や家の内部に浸入させないことが重要なのです。

(経年劣化が原因で外壁のコーキングがひび割れている場合)
外壁のコーキングのひび割れ補修と、外壁塗装をいっしょに実施するのがオススメ!

外壁の塗装作業の様子

多くの場合、外壁のコーキングが経年劣化でひび割れるのと同じくらいのタイミングで、外壁も塗装が必要な時期を迎えます。そのため、経年劣化が原因でコーキングにひび割れが生じている場合は、コーキングのひび割れ補修と外壁塗装をいっしょに実施するのがオススメです。

コーキングのひび割れ補修と、外壁塗装をいっしょに実施するメリットは2つあります。

▼「コーキングのひび割れ補修」と「外壁塗装」をいっしょに実施するメリット

◎手間や時間が省ける
いっしょに実施すれば、業者を探したり、業者とやりとりをしたり(見積りの依頼・工事内容の相談など)する手間や時間が、(別々に実施する場合と比べて)単純計算でおおよそ半分になります。
また、工事が1回ですむため、工事に対応する手間や時間が省けるというメリットも。
※コーキングのひび割れ補修工事も外壁塗装工事も、塗装業者に依頼することが可能です。

◎費用を抑えられる
なぜ費用を抑えられるのかというと、コーキングのひび割れ補修と外壁塗装をいっしょに実施すれば、別々に実施すると2回分かかる足場費用が1回分で済むためです。
※コーキングのひび割れ補修工事でも、外壁塗装工事でも、足場を設置する必要があります(経年劣化が原因でひび割れが生じている場合には、まず間違いなく高所のコーキング補修も必要となるため、足場の設置が必要です)。

2-2.「補修が必要?」と迷う場合にはプロに診てもらうのも一つの手

診断の説明をする様子

家の外壁のコーキングにひび割れを見つけたものの、

「すぐに補修が必要?」
「我が家のコーキングは、補修が必要なほど深刻な状態なのか?」
「部分的なひび割れでも、補修すべき?」

など補修の必要性について疑問がある場合には、ひとまずコーキングの状態をプロに診てもらうのも一つの手です。

1-1でお伝えした通り、「コーキングがひび割れているかどうかわからない…」という場合にも、プロに診てもらうのが良いでしょう。

プロに診てもらえば、
・コーキングのひび割れの進行具合
・コーキング補修の必要有無
などが、わかります。

さらに、
・コーキングの補修にかかる費用額(見積額)
・コーキング補修以外に必要な補修内容
(※外壁材にも傷みがある場合、雨漏りなどが発生している場合などは、+αの補修が必要となることもあります)
なども教えてもらえるため、より現実的にコーキング補修を検討できるはずです。

診断を受けたからといって、必ずしもコーキング補修や外壁塗装をしなければならないということはありません。気になることや不安に思うことがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。

3.外壁のコーキングのひび割れ|補修方法&補修費用

この章では、コーキングのひび割れの
・補修方法(3-1)
・補修費用(3-2)
について、詳しく解説いたします。

3-1.コーキングのひび割れを補修する方法

コーキング作業(イラスト)

外壁のコーキングのひび割れを補修する方法は、下記2つあります。

●コーキングの打ち替え
ひび割れの生じているコーキングを取り除いて、新しくコーキングを充填(施工)する

●コーキングの増し打ち
ひび割れの生じているコーキングの上から、新しいコーキングを充填(施工)する

 

※基本的にコーキングのひび割れは「コーキングの打ち替え」で補修をします。ただし、外壁材の種類・コーキングが使用されている箇所などによっては、「コーキングの増し打ち」で補修をすることもあります。

3-2.コーキングのひび割れ補修にかかる費用相場

外壁のコーキングのひび割れ補修にかかる費用相場は下記の通りです。
※下記、業者に依頼した場合にかかる費用相場です。

■コーキングの補修にかかる費用相場

コーキングの打ち替え 900~1,500円/m
コーキングの増し打ち 500~1,000円/m

※足場を組む必要のある場合には、別途、足場費用がかかります。

コーキングのひび割れ補修と、外壁塗装をいっしょに実施する場合には、上記とあわせて外壁塗装費がかかります。

3-3.外壁のコーキングのひび割れ補修は専門業者に依頼すべし

もしかすると、外壁のコーキングのひび割れを「自身で補修しよう」と考えている人もいるかもしれませんが、専門業者に依頼することをオススメします。
なぜならば、コーキングの補修には専門的な知識が必要で、かつ高所作業には危険が伴うためです。

[外壁のコーキング補修を専門業者に依頼すべき理由]

●専門的な知識が必要なため
たとえば、
・外壁等と相性の良いコーキング材を選ぶ
・決められた手順通りにコーキングを施工する
など、コーキングのひび割れ補修をするためには、専門的な知識が多々必要となります。
仮に、コーキング材を選び間違ったり、施工内容を誤ったりと、不十分な知識で間違ったことをすれば早々に不具合が生じる可能性も十分にあります。

●高所作業は危険が伴うため
高所のコーキングのひび割れ補修をするためには、当然、高所で作業をしなければなりません。高所での作業は、墜落・転落のおそれがあり大変危険です。脚立にのぼって作業をするなど、もってのほか。絶対にやめてください。
※コーキングのある箇所は地面から届く範囲だけではありません。1-1でお伝えした通り、住宅によって外壁のどこにコーキングが使用されているかは異なりますが、多くの住宅が高所にもコーキングがあります。

以上を踏まえたうえで、それでも、「どうしても自身でコーキングの補修がしたい…」という場合、以下のチェックポイントの両方にあてはまるならば、自身での補修を検討してみても良いかもしれません。
☑補修が必要なコーキング箇所が部分的
☑コーキングの補修箇所が地面から届く範囲にある
上記1つでもあてはまらない場合には、プロに依頼をすることをオススメします。

3-4.[参考]コーキングのひび割れ補修|「打ち替え」の工事手順

外壁のコーキングのひび割れ補修方法「コーキングの打ち替え」の工事手順について、詳しくご紹介します。

プロにお任せする場合には、細かい内容まで把握しておく必要はありません。安心して工事が見守れるように、ざっくりと、どんな工事内容なのかを知るための参考情報としてご活用ください。

●コーキングの打ち替え|道具
・コーキング材
・コーキング材専用プライマー
・バックアップ材 or ボンドブレーカー
・コーキングガン
・ヘラ
・刷毛
・カッター
・マスキングテープ ほか

●コーキングの打ち替え|工事手順(工事の流れ)

コーキングを取り除く様子 ▼既存のコーキングを取り除く
既存のコーキングにカッターで切り込みを入れて、取り除きます。
バックアップ材またはボンドブレーカーの施工の様子 ▼バックアップ材 or ボンドブレーカーを施工
バックアップ材 or ボンドブレーカーを、コーキングの施工箇所につけていきます。
外壁にマスキングテープを貼る様子 ▼外壁にマスキングテープを貼る
コーキング材などが外壁につかないように、コーキングを施工する箇所をはさんで両側に、マスキングテープを貼ります。
▼コーキング材専用プライマーを塗布
コーキング材専用プライマーを刷毛で塗布します。
コーキング材を充填(施工)する様子 ▼コーキング材を充填(施工)
コーキングガンを使って、コーキング材を充填(施工)します。
コーキング材を平滑にする様子 ▼コーキング材を平滑にする
ヘラでコーキング材を押し込むなどして、コーキング材の表面を平滑にします。▼マスキングテープをはがす
コーキング材が硬化する前にマスキングテープをはがします。
完成!

まとめ

家の外壁のコーキングのひび割れについて、発生原因や放置するリスク、補修の方法や費用まで解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

改めて、外壁のコーキングがひび割れている場合には、早々に補修をご検討ください。

そして、正しい補修を行うためにも、まずはコーキングの状態と、コーキング補修の必要有無・補修の必要な時期などをプロに診断してもらい、補修が必要という診断結果が出た場合には、コーキングの補修工事も併せてプロに依頼することをオススメします。

コーキングのひび割れはあなたへのSOSのサインかもしれません。適切なメンテナンスを行い、家を少しでも長く良い状態に保つことで快適な生活を送りましょう。

 

instagramやってます!
フォローはこちらから
プロタイムズ半田店 Instagram

半田市近郊で外壁塗装をお考えの方
お問い合わせはこちらから

お問い合わせ

【半田市】【阿久比町】【常滑市】  屋根塗装と同時にしたい棟板金のメンテナンス!方法&費用も紹介

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原) サポートスタッフの城坂です 😆

ついに完全に春がやってきましたね
私は花粉症がひどく、ティッシュとお友達の毎日です・・・
日中はぽかぽかで暑いくらいですが
朝や夜はまだ冷える日もあるのでお気を付けください!

さて、今日は『屋根』のお話です☆

「棟板金はメンテナンスが必要?」
「屋根塗装をする時に、棟板金のメンテナンスもすべき?」

などの疑問をお持ちの方も多いのでは。

棟板金は、スレート屋根や金属屋根の頂部分に設置されている金属製の建材のことです。

棟板金は時間の経過とともに、少しずつ劣化していきます。
劣化が大きく進行すると、
・雨漏り
・棟板金が外れ、落下する
などのリスクが生じます。
こうしたリスクを防ぐためには、劣化が大きく進行する前に棟板金をメンテナンスする必要があります。
棟板金のメンテナンスは屋根塗装と同時にするのがオススメです。
このあたり詳しくは、下記2章で解説しています。

さらに、この記事では、
・棟板金のメンテナンス方法&メンテナンスにかかる費用相場
・棟板金のメンテナンスに関するよくあるQ&A
などについてもご紹介します。

棟板金のメンテナンスを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

1.棟板金とは?屋根のどの部分?

棟板金

棟板金は、屋根の頂部分に設置されている金属製の建材のことです。
屋根の一部のようにも見えますが、棟板金は屋根とは別の建材です。

一般的に、棟板金は、
・スレート屋根(カラーベスト・コロニアル)
・金属屋根(ガルバリウム鋼板)
などの屋根に設置されています。

※すべての屋根に棟板金が設置されているわけではありません。棟板金が設置されていない屋根もあります。

棟板金には、屋根の頂部分から雨水が浸入するのを防ぐ役割があります。

 

2.屋根塗装とあわせて“棟板金”のメンテナンスも検討すべし

2-1.棟板金のメンテナンスをせずに放置すると、どうなる?

棟板金は時間の経過とともに劣化が進行し、下記のような劣化症状がみられるようになります。

色あせ サビ
釘のゆるみ・釘の飛び出し 釘の抜け

棟板金は、こうした劣化症状がみられるタイミングでメンテナンスをする必要があります。

メンテナンスをせずに劣化症状を放置し続けると、劣化箇所から雨水が浸入するリスクが生じます。

劣化箇所から雨水が浸入し続ければ、
・貫板(ぬきいた)の腐食 ※貫板が木材の場合
・雨漏り
などを引き起こす可能性も。

棟板金 腐食
貫板の腐食 ※貫板が木材の場合
※棟板金や貫板の下には防水シート(ルーフィング)があるため、劣化箇所から雨水が浸入してすぐに雨漏りが発生することはありません。しかしながら、雨水が浸み込み続けると、防水シートの劣化が促進され、雨漏りにつながる可能性があります。

さらに劣化が進行すると、棟板金が外れ、屋根から落下するリスクも生じます。
※強風時・暴風時には劣化した棟板金が風にあおられるなどして、より落下しやすくなります。


釘が抜け、外れかけている棟板金

落下した棟板金のあたりどころによっては、
・外壁・車などが傷つく
・窓ガラスが割れる
などの被害が生じることも。

隣近所との距離が近い場合は、隣近所で上記の被害が生じることも考えられます。

また、最悪の場合には、落下した棟板金が人にあたってしまうリスクがあることも押さえておく必要があるでしょう。

2-2.棟板金のメンテナンスは屋根塗装と同時にするのがオススメ

多くの場合、屋根塗装が必要なタイミングには、棟板金もメンテナンスが必要なタイミングを迎えています。

また、屋根塗装と棟板金のメンテナンスを同時にすると、様々なメリットもあります。

そのため、基本的には、屋根塗装をするタイミングで、棟板金のメンテナンスもするのがオススメです。

屋根塗装と棟板金のメンテナンスを同時にすると、どんなメリットが?

☑屋根全体がキレイになる
屋根塗装だけして、棟板金のメンテナンスをしなかった場合、屋根がキレイになった分だけ、棟板金の汚れや傷みが悪目立ちすることに。
屋根塗装と棟板金のメンテナンスを同時にすると、屋根も棟板金もキレイになるため、屋根全体がキレイになります。
※棟板金を部分補修だけでメンテナンスした場合を除く。

☑時間や手間がはぶける
屋根塗装と同時に棟板金のメンテナンスもしてしまえば、改めて棟板金のメンテナンスについて検討する必要はなくなります。時間や手間がはぶけるのは、大きなメリットでしょう。

棟板金のメンテナンスだけのために、業者を探し、見積りを依頼し、工事の日程を調整…といった一連のことができるのかというと、なかなか難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
「棟板金のメンテナンスを後回しにしてしまって、大変なことになってしまった…」といったことにならないためにも、屋根塗装をするタイミングで、棟板金のメンテナンスもするのが賢明です。

☑「屋根塗装+棟板金のメンテナンス」にかかるトータル費用を抑えられる
屋根塗装と棟板金のメンテナンスを別々にする場合には、それぞれに足場の設置費用がかかります。しかしながら、屋根塗装と棟板金のメンテナンスを同時にすれば、足場の設置費用が1回分(別々にする場合の半分)ですみます。
※屋根塗装をする時にも、棟板金のメンテナンスをする時にも、足場を設置する必要があります。
※足場設置には相応の費用がかかるため、1回分の足場の設置費用だけでも、大きな費用削減になります。

3.棟板金にはどんなメンテナンスが必要?メンテナンス方法&費用まとめ

3-1.「部分補修+塗装」でメンテナンスする場合が多い

棟板金は、多くの場合、部分補修と塗装でメンテナンスをします。
※工事の順番は、部分補修をした後で、塗装をするのが一般的です。

◎部分補修
・釘の打ち直し
・シーリング補修 ほか

◎塗装
下塗り⇒中塗り⇒上塗りの順番で、棟板金を塗装します。
※サビが生じている場合には、塗装をする前にサビを除去します。
※棟板金の下塗り塗料には、基本的に「防錆材」「錆止め塗料」などを使用します。

棟板金の「部分補修+塗装」にかかる費用相場
(※足場費用含まず)
4.5万円~15万円

※上記はあくまで費用相場です。棟板金の大きさや数・部分補修の内容・選ぶ塗料製品・依頼する業者などによって、費用は大きく異なります。実際の費用が上記の費用相場と大きく異なることもあります。
※上記は「棟板金の部分補修+塗装」にかかる費用相場です。屋根塗装の費用は含まれていません。

3-2.部分補修+塗装でメンテナンスできない場合は、棟板金の交換が必要に

部分補修+塗装ではメンテナンスしきれないほど棟板金の劣化が進行している場合、
「棟板金の交換」という方法でメンテナンスをする必要があります。

例えば、下記のような劣化症状が見られる場合、棟板金の交換が必要です。
・サビによって棟板金に大きな穴があいている
・(風にあおられるなどして)棟板金の一部が外れ、変形している
・棟板金の下の貫板(木製)が腐食している ※棟板金の交換+貫板の交換も必要

棟板金の交換にかかる費用相場
(※足場費用含まず)
10万円~32万円

※上記はあくまで費用相場です。棟板金の大きさや数・選ぶ棟板金製品・依頼する業者などによって、費用は大きく異なります。実際の費用が上記の費用相場と大きく異なることもあります。

3-3.棟板金のメンテナンスの必要有無&方法はプロに相談すべし

「我が家の棟板金はメンテナンスが必要なほど劣化している?」
「どの方法でメンテナンスするのがベスト?」
などの疑問をお持ちの方は少なくないでしょう。

なかには、
「そもそも我が家の屋根には、棟板金がある?」
といった疑問のある方もいるかもしれません。

・棟板金がメンテナンス時期を迎えているかどうか
・(棟板金のメンテナンスが必要な場合)どんな方法でメンテナンスするのがベストか
・(棟板金のメンテナンスが必要な場合)メンテナンスにどのくらい費用がかかるか(見積額)
・そもそも住まいの屋根に棟板金があるかどうか
などについては、プロに相談をするのが確かです。

4.よくある棟板金のメンテナンスに関するQ&A

Q&A

棟板金のメンテナンスに関するよくある疑問に、プロが回答します。

4-1.Q 塗装業者は棟板金のメンテナンスもできる?

A 塗装業者の多くは、棟板金のメンテナンスもできます。
そのため、屋根塗装と棟板金のメンテナンスを同時にする場合には、屋根塗装を依頼した塗装業者に、棟板金のメンテナンスもしてもらうのが一般的です。

棟板金のメンテナンスができる塗装業者かどうかを知りたい場合は、ずばり塗装業者に確認するのが確かです。
もしくは、塗装業者のHPやブログ等をチェックして施工実績があるかどうかを確認してみるのも一つの手です。

4-2.Q 屋根と棟板金の塗装には同じ塗料を使用しても問題ない?

A 上塗り(中塗り・上塗り)には、基本的に、屋根と棟板金に同じ上塗り塗料を使用します。

下塗りは、ケースバイケースです。
棟板金は金属製のため、お住まいが金属屋根(ガルバリウム鋼板)の場合は、

基本的に、屋根と棟板金に“同じ”下塗り塗料を使用します。
お住まいがスレート屋根(カラーベスト・コロニアル)の場合は、
基本的に、屋根と棟板金に“別の”下塗り塗料を使用します。

※棟板金の下塗り塗料には、基本的に「防錆材」「錆止め塗料」などを使用します。

 

まとめ

棟板金は時間の経過とともに、少しずつ劣化していきます。
劣化が大きく進行すると、
・雨漏り
・棟板金が外れ、落下する
などのリスクが生じます。
こうしたリスクを防ぐためには、劣化が大きく進行する前に棟板金をメンテナンスする必要があります。

棟板金のメンテナンスは、屋根塗装と同時にするのがオススメです。

 

instagramやってます!
フォローはこちらから
プロタイムズ半田店 Instagram

半田市近郊で外壁塗装をお考えの方
お問い合わせはこちらから

お問い合わせ

【半田市】【阿久比町】【常滑市】  外壁塗装のひび割れ原因は?補修の必要性の有無や費用まで

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)サポートスタッフの城坂です 😆

プロタイムズ半田店のInstagramアカウントはご存じですか?!
施工事例や外壁塗装に関する豆知識など
様々な投稿をしてるんです!!

ぜひ!フォローとをよろしくお願いします!
プロタイムズ半田店 Instagram

 

今日は外壁のひび割れについてのお話です☆

外壁塗装のひび割れ原因は?補修の必要性の有無や費用まで

外壁の塗装面のひび割れ

家の外壁の塗装面にひび割れ(クラック)を見つけて、
「原因は何!?」「なぜ外壁の塗装面にひび割れが…?」
といった疑問を持った方は少なくないでしょう。

ずばり、外壁塗装にひび割れが発生する主な原因は5つあります。
① 外壁塗装の経年劣化
② 外壁塗装の施工不良
③ 車や電車などの振動
④ 地震
⑤ 住まいの構造の問題など
外壁塗装に生じるひび割れの多くは、①の経年劣化が原因です。早々にひび割れが生じた場合には②の施工不良の可能性もあります。場合によっては、③④⑤などの原因でひび割れが生じることも。このあたりを詳しく解説します。

その他、
・外壁塗装のひび割れを補修すべきかどうか見極める方法
・ひび割れ補修をプロに依頼するのがオススメな理由
・(プロに依頼した場合)ひび割れ補修にかかる費用相場
などについても、徹底解説いたします。

家の外壁塗装のひび割れにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

1.外壁塗装にひび割れ(クラック)が発生する5つの原因

外壁塗装にひび割れ(クラック)が生じる主な原因は、下記の5つです。

原因① 外壁塗装の経年劣化

外壁塗装は時間の経過とともに劣化が進行します。ある程度劣化が進行すると、劣化症状としてひび割れが生じることがあります。

外壁塗装をしてから数年後にひび割れが生じた場合は、経年劣化が原因である可能性が高いです。

外壁塗装に生じるひび割れの多くが、この経年劣化が原因です。
※場合によっては、シーリングの経年劣化が原因で外壁塗装にひび割れが生じることもあります。

原因② 外壁塗装の施工不良

外壁塗装時に施工不良があった(塗装業者による施工内容に不備があった)場合にも、ひび割れが生じることがあります。

外壁塗装をしてすぐ、数ヶ月~1年以内にひび割れが生じた場合には、施工不良が原因の可能性があります。塗装をしてから数年経って生じたひび割れの原因が施工不良であることは、まずありません。

ひび割れを生じさせる施工不良の例は、下記の通りです。

[施工不良の例]

◎乾燥不足
[一般的な外壁塗装の流れ]下塗り⇒(乾燥時間)⇒中塗り⇒(乾燥時間)⇒上塗り
上記の通り、下塗り後、中塗り後には、塗料を乾燥させるための時間「乾燥時間」を必要とします。ちなみに、どれぐらい乾燥時間が必要かは、各塗料メーカーによって製品ごとに定められています。
この乾燥時間を守らず、下塗りや中塗りが乾かないうちに次の工程を進めてしまうと(上から塗り重ねてしまうと)、ひび割れが発生してしまうことがあります。

◎塗料の選択ミス
塗料を選ぶ際に注意しなければならないのが、
・外壁材(下地)と、下塗り塗料の相性
・下塗り塗料と、中塗り・上塗り塗料の相性
(中塗りと上塗りには、同じ塗料製品を使用するのが一般的です)
です。塗装業者の知識不足等により相性のよくない塗料を選んでしまうと、外壁塗装のひび割れや、塗膜の膨れ・剥がれなどの不具合を引き起こしてしまうことがあります。

※上記以外の施工不良が原因で、外壁塗装にひび割れが生じてしまうこともあります。

原因③ 車や電車などの振動

トラック(イラスト)

車(特に大きなトラックなど)や電車などが通過する時には、少なからず振動が生じます。この振動が地面を伝って住まいにも振動を与え、その結果、外壁塗装にひび割れが生じてしまうことがあります。

特に大きな道路沿い、線路の近くなどに住まいがある場合には、頻繁に振動を受け続けることになるため、外壁塗装のひび割れが生じやすい傾向にあります。

原因④ 地震

地震の様子(イラスト)

地震による揺れが原因で、外壁塗装がひび割れることもあります。

この場合、表層の外壁塗装だけではなく、外壁材などもひび割れている可能性が高いです。

原因⑤ 住まいの構造の問題など

・住まいの構造の問題
・地盤の問題(住まいを建てている地盤に弱い箇所があるなどの原因で、住まいが傾いてしまうことがあります)
がある場合にも、外壁塗装にひび割れが生じることがあります。

この場合、地震の場合と同じく、表層の外壁塗装だけではなく、外壁材などもひび割れている可能性が高いです。

[参考]外壁塗装のひび割れの原因は、1つとは限らない

外壁塗装のひび割れは、1つの原因で生じるとは限りません。複合的な原因で、ひび割れが生じることもあります。

例)
・主な原因は経年劣化だが、車の振動の影響も少なからず受けている
・経年劣化によってひび割れが生じやすい環境となっており、地震の発生によって、ひび割れが生じた

2.外壁塗装のひび割れ(クラック)は放っておいて大丈夫?補修が必要?

外壁塗装のひび割れ(クラック)の進行段階によって、補修が必要かどうかを判断するのが一般的です。
以下、「ひとまず経過観察でもOKなひび割れ」「補修が必要な危険度の高いひび割れ」について具体的にご紹介いたします。

2-1.ひとまず経過観察でもOKなひび割れ

ヘアークラックの様子

外壁塗装のひび割れが幅0.3mm未満の場合、ひとまず経過観察でも問題ありません。
※幅0.3mm未満のひび割れのことを、「ヘアークラック」と言います。

ただし、幅0.3mm未満のひび割れも、時間の経過とともに、いずれは大きなひび割れに進行する可能性もあります。そのため、ひび割れが大きくなっていないか、今後も定期的にチェックをする必要はあります。
もしくは、幅0.3mm未満のひび割れの段階で、早々に補修をしてしまうのも一つの手。塗装業者に依頼をしても良いですし、幅0.3mm未満のひび割れであれば自身での補修も可能です(詳細は4章参照)。

ちなみに、ひび割れの幅は「クラックスケール」という道具で測定するのがオススメです。クラックスケールは、ホームセンターやインターネット等で購入できます。
ひび割れの幅の計測をしている様子

2-2.補修が必要な危険度の高いひび割れ

①幅0.3mm以上のひび割れ

幅0.3m以上のひび割れのイメージ

外壁塗装のひび割れが幅0.3mm以上の場合は、補修を検討しましょう。

ひび割れの問題は、見た目が悪いだけではありません。
ある程度、ひび割れが大きくなると、次第に雨水の浸入を許すようになります。外壁材に雨水が浸み込めば、外壁材は加速度的に傷んでいきます。さらに、躯体にまで雨水が浸入してしまうと、雨漏りが起こる可能性が高まるほか、カビやシロアリなどが発生してしまうことも。躯体の腐食が進むと、最悪の場合、早々に住まいの寿命を迎える…なんてことにもなりかねません。

ひび割れは放置するほど、進行して幅も広がっていき、ますます雨水が浸入しやすい状態となる可能性大。そのため、現在、ひび割れが幅0.3mm以上の場合は、早めに補修をすることをオススメします。

②外壁材までひび割れている場合

外壁材にまでひび割れが進行している場合は、早々に補修が必要となります。
場合によっては、ひび割れ補修だけでなく、外壁材の補修もしくは外壁の張り替え、外壁内部の補修等が必要となることもあります。

※地震や住まいの構造の問題などが原因でひび割れが生じている場合には、住まいの躯体等にまで影響が及んでいることも。その場合、躯体の補修など、大がかりな補修工事が必要となる可能性もあります。

2-3.自身で判断がつかない場合はプロに診てもらうべし

外壁の劣化診断をしている様子

「外壁塗装のひび割れ補修が必要かどうか、自身では判断がつかない」という場合は、プロの塗装業者に診てもらうのがオススメです。“自身で誤った判断をして、ひび割れ補修をせずに放置した結果、住まいが大変なことに…”ということもあるため、少しでも疑問や不安がある場合には、ひとまずプロに診てもらうのが良いでしょう。

プロは、目視以外にも、専門的なアプローチで外壁を診ます。
▼プロの外壁調査(診断)内容例
・外壁塗装や外壁の状態をルーペで拡大して確認する
・外壁を打診棒で叩き、外壁内部の状態を音で確かめる ほか

そのため、ひび割れ補修をすべきかどうか、自身でチェックするよりも正確に判断ができるのは間違いありません。あわせて、ひび割れ補修にかかる費用(見積り)も算出してもらえるため、(プロに診てもらうことで)補修をするかどうか、いつ補修をするか、より現実的に検討することができるはずです。
※プロに診てもらうと、ひび割れ以外の劣化症状や補修の必要有無なども提案してもらえます。

外壁を診るだけなら、無料で対応してくれる塗装業者は少なくありません。
本サイトを運営しているプロタイムズ半田店でも、診断と見積りは無料で実施しています。
無料の建物診断を依頼する|プロタイムズ半田店

 

3.外壁塗装のひび割れ(クラック)はプロに依頼すべき?費用は?

3-1.外壁塗装のひび割れ(クラック)補修はプロに依頼するのがベスト

幅0.3mm以上のひび割れ補修はプロに依頼をするのがオススメです。

幅0.3mm以上のひび割れとなると、補修方法は、ひび割れの原因や状態、また外壁材の種類によっても変える必要があります。このあたりを見誤って、間違った方法で補修をしてしまうと、
・外壁材を傷めてしまった
・外壁内部の補修が必要だったが、表面のひび割れ補修しかしていなかったために、躯体の腐食が進んでしまった
などの事態を引き起こしてしまう可能性も十分にあります。

そのため、幅0.3mm以上のひび割れについては、プロに依頼をするのが安心です。

※幅0.3mm未満の軽微なひび割れであれば自身での補修も可能です。ただし、ひび割れが地面から手の届かない高所にある場合には、高所作業となるためプロに依頼をしましょう。脚立などにのっての作業等は大変危険なので、絶対にやめてください。

3-2.ひび割れ(クラック)補修の費用相場

お金と家が並んだ画像

ひび割れの補修にかかる費用は、補修内容によって異なります。

◎ひび割れ補修の費用相場:2,000~3,000円/m程度 
※足場を建てる場合、別途、足場費用がかかります。
※上記はあくまで目安の価格です。補修方法等によっては、上記と実際の価格が大きく異なる可能性も十分にあります(補修方法は、外壁材やひび割れの進行具合によっても異なります)。
※「どのぐらい費用がかかるか」が知りたい場合には、塗装業者に診てもらい見積りを提示してもらってください。

ひび割れ補修をすると補修跡がのこります。そのため、
「補修跡を残したくない」
「ひび割れが多数発生している」
といった場合には、あわせて外壁塗装をするのがオススメです。

中塗り

外壁塗装をすると、補修跡は見えなくなり、外観は新築時のようにキレイになります。
外壁を施工してから(もしくは前回の外壁塗装から)時間が経過しており、ひび割れ以外にも劣化症状が進行している場合にも、外壁塗装を検討するのが良いでしょう。

◎外壁塗装の費用相場:80~150万円(一般的な2階建て住宅/塗り面積200㎡)
※屋根塗装含まず

また、ひび割れが大きく進行している場合には、
・住まい内部の補修(費用相場:補修内容によって費用は大きく異なる)
・外壁材の張り替え(費用相場:200万円~)
などをすることもあります。

さらに、地震や住まいの構造の問題などが原因でひび割れが生じている場合には、躯体の補修など、大がかりな補修工事(費用相場:補修内容によって費用は大きく異なる)が必要となることもあります。

3-3.ひび割れ(クラック)の原因によっては補修費用が無料に!?

ひび割れの原因によっては、補修費用が無料になる可能性があります。

●「 外壁塗装の施工不良」が原因の場合
塗装業者に明らかな落ち度があれば、無料で対応してもらえる可能性はあります。
外壁塗装をしてすぐ、数ヶ月~1年以内にひび割れが生じた場合には、ひとまず、外壁塗装を施工した塗装業者に相談をしてみてください。

●「 地震」が原因の場合
地震によって外壁材にひび割れが発生した場合等には、地震保険等がおりる可能性があります。地震保険等に加入している場合には、適用要件などを確認してみてください。
[参考]財務省HP

●「住まいの構造の問題など」が原因の場合
住まいの構造の問題や地盤の問題でひび割れが発生している場合には、ひとまず売主等に相談をしましょう。住まいの構造や地盤などに問題があれば、無料で補修してもらえる可能性もあります。

[参考]業者とのトラブル等が発生した場合には第三者機関へ相談を

「施工不良の可能性が高いと思うのだけれど、塗装業者がとりあってくれない」など、困った状況になってしまった場合には、第三者機関に相談をするのがオススメです。

・公共財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター「住まいるダイヤル」
国土交通大臣から指定を受けた住宅専門の相談窓口

・消費生活センター
消費生活全般に関する苦情や相談の窓口

・全国の弁護士会での専門家相談
最寄りの弁護士会で弁護士と建築士との対面相談を無料で利用可

4.[参考]ひび割れ補修方法

参考情報として、代表的なひび割れの補修方法をご紹介します。

●フィラーすり込み
ひび割れの表面に、微弾性フィラーと呼ばれる材料をすり込む。

フィラーすり込みに関するもの

●Uカットシーリング処理
ひび割れ箇所をU字にカットし、カットした部分に専用プライマーを塗布、シーリングと呼ばれる材料を充填。さらに樹脂モルタルと呼ばれる材料等で、表面を平滑に仕上げる。

Uカットシーリング処理

※上記以外にも、ひび割れ補修方法があります。詳しくは、以下記事も参考にしてください。

◎自身でひび割れを補修する場合
DIY向けの補修材を使用して、ひび割れを補修します。
DIY向けの補修材は、スティック状のセメントをすり込むタイプ、スプレー状のセメントを吹き付けるタイプ、セメントを注入するタイプなどがあり、各タイプによって、また各製品によってもやり方が異なります。具体的な補修方法(やり方)については、各製品の説明書などで確認してください。

まとめ

家の外壁の塗装面に発生したひび割れ(クラック)について、原因や補修の必要性の有無の判断の方法、費用まで解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

特に、補修の必要性の有無については、実際の状況をよくご確認ください。
ひび割れの幅が0.3mm未満の場合、ひとまず経過観察でも問題ありません。
幅が危険度の高い0.3mm以上の場合は、補修を検討することをオススメします。

そして、その補修の必要有無について自身で判断がつかない場合は、プロの塗装業者に診てもらいましょう。診るだけなら無料で対応してくれる業者も少なくありませんので、気軽に相談してみてください。

もし「補修が必要」という診断結果が出た場合には、正しい補修工事を行うためにも、同じくプロの塗装業者に依頼することをご検討ください。

半田市近郊で外壁塗装をお考えの方
お問い合わせはこちらから

お問い合わせ

スタッフブログのカテゴリー

カテゴリーはありません

全国100店舗以上|プロタイムズは安心の屋根・外壁リフォームをご提供する全国組織です。|安心・安全・高品質・全国組織