ブログタイトル

【半田市】【阿久比町】【常滑市】  外壁をツートンカラーに塗る前に知っておきたいポイント☆

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)サポートスタッフの城坂です

「近所でも塗り替えたお家が増えたし、そろそろうちも塗り替えなきゃ。だけど、オシャレに仕上げたい!」

とお考えの方も多いのではないでしょうか。
塗り替えを検討している方で、今までとは違った色やデザインに塗り替えたい方に、必見の内容です!

最近では徐々に増えつつある、外壁のツートンカラー。ツートンカラーにするには、いろんなポイントがあります。
是非、この記事を読んでいただき、こだわりの色・配色で大事なご自宅を塗り替え、満足のいくオシャレなツートンカラーのお家にしましょう!

1.ツートンカラーにするときは、配色に注意!

ツートンカラーにする際は選んだ色の組み合わせによっては、塗った後に「失敗した!」と思う場合があります。
大事なお家の塗り替えに失敗しないためにも、以下のポイントを参考にし、お気に入りの配色を見つけましょう!

色相環

1-1.調和がとれた同系色を選ぼう!

外壁をツートンカラーにする際の選ぶ2色は、同系色を選ぶようにしましょう。
同系色:色相環の隣り合う色や近い位置にある色のこと

同系色の配色にすることで色相に類似性が感じられるため、まとまって見えるようになります。

1-1イメージ     1-1ツートン写真

1-2.まとまらない時はセパレーションカラーを入れよう!

「色を2種類選んだけど、中々まとまらない・・・」 

そういった時は、2色の間に「セパレーションカラー」を入れるようにしましょう。

2色間に別の色で境界を入れることで、それぞれの色を独立させることができます。そうすると選んだ配色を、より効果的な配色に変えることができます。
セパレーションは、色同士を分離することで、強烈すぎる配色を和らげたり、弱すぎる配色を引き締めたりと、2色の見え方を調整してくれます。

しかしセパレーションカラーには目立つ色ではなく、無彩色・低彩度色などを使用するとよいでしょう。1-2ツートン写真(大分)  1-2ツートン写真(八幡)

1-3.色は最大3色まで!

洋服のコーディネートも3色におさえるのがポイントと言われるのと同様に、外壁にお気に入りの色を入れたとしても、色は最大3色までにおさえましょう。色の数が多すぎると、それぞれの色の主張がうるさくなり、まとまりがなくなってしまうからです。

3色を選ぶコツとして、ベース、アソート、アクセントの3つに分けて考えます。

ベースカラー 塗装面積が一番大きい色となります。目安は外壁全体の70%程度を占めます。赤や緑などの鮮やかな原色は不向きとなります。また近隣の外壁の色から逸脱しすぎる色を選ぶのはやめましょう。
アソートカラー ベースカラーの次に大きい面積の色で、目安は外壁全体の25%ぐらいを占めます。ベースカラーとアクセントカラーの間をとりもち、安定させる役割があります。
アクセントカラー 最も面積が小さい色で、目安は外壁全体の5%程度です。個性的な印象を与えたり、全体を引き締める効果があります。

1-33色まで

1-33色まで1

1-33色まで2

ベースカラーはお家の背景色となる色で、全体のイメージを大きく左右します。

1-33色まで3

ベースカラーの次に面積が大きく、主役に近いイメージの色です。

1-33色まで4

変化をつける色となりますので、小面積で使用しましょう。

 

外壁の色を塗り分けるには、様々なポイントがあります。
上記のポイントを参考にし、外壁の色選びをおこなうとよいでしょう。

2.ツートンカラーに区切る方法

ではお気に入りの2色を選んだとしても、同じ色の組み合わせであっても、塗る場所によって全く印象の違う仕上がりになります。ここでは、色をどのように塗ると、どんな印象を与えるのかをお伝えします。

2-1.外壁の上下で色を分ける

外壁をツートンカラーで塗装する際に、よく使われる塗り分け方法です。

上下で色を分ける、つまり1階と2階で色を分けると、重厚感のある印象を与えることができます。また、2階部分に明るい色を持ってくると、お家を広く大きく見せる効果があります。

2-1ツートン(八幡)

ちなみに最近では、縦に色を分けるツートンカラーを取り入れるお家も増えてきました。
縦に分ける場合は、使用する塗料の色にもよりますが、スタイリッシュな印象を与えることができます。

2-1ツートン(八幡)2

2-2.出っ張り部分のみ色を分ける

また、ツートンカラーの方法には、出っ張り部分のみ色を変える方法もあります。
出っ張っている部分と、その他の部分で色を分けることにより、より立体感を与えることができます。

2-2ツートン(佐賀)   2-2ツートン(八幡)

3.付帯部の色で印象は変わる

外壁に使用する色が決まったから終わり!あとは塗るだけ!

実はそうではありません。お家には雨樋や軒天・破風板など、「付帯部」と言われる部分が存在します。
付帯部は外壁のようには重要視されませんが、是非付帯部の色にまでこだわって、調和のある色使いにしていただきたいと思います。

例えば、雨樋を外壁に合わせた色にする、もしくは外壁の色と別の色で塗るかによって、与える印象は全く変わってきます。

3ツートン(大分)   3ツートン(八幡)
色の調和を考えて外壁の色に合わせた色にするか、それともアクセントとして外壁の色とは違う色を入れるかによって、全く違う印象となりますので、業者に相談してみるとよいでしょう。

4.シミュレーションでツートンカラーをイメージしよう

いざ塗り替え!となっても業者の施工事例だけでは、中々自宅のツートンカラーの組み合わせがいいものなのかわからないと思います。
最近では、外壁塗装をする際の色のイメージをしやすくするために、カラーシミュレーションをすることができるようになりました。

カラーシミュレーションは二つのパターンがあり、コンピューター上で家の形や色を選び、全体の雰囲気を見ながら塗る色を決めるというタイプと、塗装する家の写真を加工して、実際に塗りかえたように見せるタイプがあります。

4-1.お家の写真を加工してカラーシミュレーションする

color

 

業者によってはお家の写真を加工し、実際に塗料の塗り板(実際の塗料を塗った板)を使用して塗り替え後のイメージをできるカラーシミュレーション方法もあります。
こちらは業者によって使用しているものが違いますので、お近くの業者に問い合わせてみるとよいでしょう。

5.カラーシミュレーションを信じきってはいけない!?

カラーシミュレーションでは、お家を塗り替えた際の色が想像しやすいため、非常に人気ですが、カラーシミュレーションのイメージを信じきってしまうと、結果として失敗することになります。では、なぜ失敗するのでしょうか。

5-1.ディスプレイ次第で同じ色でも違う色に見える

コンピューターによってシミュレーションした色は、コンピューターのディスプレイ次第で色の見え方が変わってしまいます。ディスプレイやプロジェクター、またカラーシミュレーションの画像を印刷した場合には、そのプリンターの次第で、同じ色であったとしても違う色に見えてしまいますので、注意が必要です。

5-2.色の面積効果で同じ色でも違う色に見える

業者が用意した塗り板を使用して、塗り替えのイメージをしたとしても、いざ外壁に塗った時にはたとえ同じ色であっても見え方が変わってしまいます。これは色の面積効果といって、色の大きさによって見え方が変わってしまう視覚効果のことです。

例えば、色見本では色が濃く見えた色でも、実際に外壁に塗ってみると色見本で見た色より薄く見えてしまいます。

その他の注意点としても、蛍光灯の下で見る場合と太陽光の下で見る場合によっても、見え方が変わってしまいます。

そのため、色を決める際には

・カラーシミュレーションのイメージは、あくまでイメージであることを意識する
・塗り板は室内ではなく、太陽光の下で見る

ようにすると、外壁塗装で失敗することはないでしょう。

6.まとめ

外壁をツートンカラーで塗った際のポイントをご紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?選んだ色によって全く違う印象となりますので、今回ご紹介したポイントを参考にしていただき、満足のいくツートンカラーの塗り替えをおこなっていただけたらと思います。

 

instagramやってます!
フォローはこちらから
プロタイムズ半田店 Instagram

半田市近郊で外壁塗装をお考えの方
お問い合わせはこちらから

お問い合わせ

【半田市】【阿久比町】【常滑市】  外壁色を黒に!大人の遊び心をくすぐる施工事例20選

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)サポートスタッフの城坂です

オシャレな色の代名詞とも言える、黒色。
住まいの外壁に黒色を取り入れたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

押さえておきたいのは、同じ”黒色”でも、住まいのカタチや外壁材の素材によって、印象が変わってくるということです。
また、黒一色にするのか、他の色と組み合わせて黒色をきかせるのかによっても、住まいの印象は大きく変わります。
そこで、まずは、どんな住まいにしたいのかイメージを膨らませるところからはじめるのがオススメです。

この記事では、イメージを膨らませるのに役立つ、外壁に黒色を取り入れた住まいの施工事例をご紹介してまいります。また、あわせて黒と相性の良い色の組み合わせ、押さえておくべき留意点等もお伝えしてまいります。「外壁に黒色を取り入れたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

1.施工事例20選!まずは理想の住まいをイメージするところから

外観のイメージといえば、“色”という印象がありますが、実はそれだけではありません。塗料の色見本帳を見ると好みの色に思えても、実際に塗装してみると思っていた色と違うと感じてしまうことも。また、先述の通り、同じ黒色の外壁でも、住まいの形や素材によって外観のイメージは大きく変わります。

そこで、まずは施工事例をチェックして、外壁に黒色を取り入れた理想の住まいをイメージするところからはじめるのがオススメです。イメージが具体的になればなるほど、業者にも「◎◎のようにしたい」ということが明確に伝えられるようになるため、より理想の住まいの実現に近づくはずです。

■黒色×外壁|施工事例

a_1 a_19
黒い外壁 黒い外壁
a_8  28坪最小限の木の家
a_2  玄関土間で家族をつなぐ 上尾の家
a_38 a_45
a_41 Surf Shack サーフシャック
 Grove Hill Road  美しく贅沢な邸宅
 外観 桜上水の家
Bisson Ranch 北山の家
筑後の家 M House Melbourne

[補足情報|知っておきたい『黒色』のイメージ]

黒という色には、「クール」「都会的」「オシャレ」「格調高い」「大人っぽい」「重厚感」といったイメージがあると言われています。
また最近では、ずいぶん黒い外壁の家も増えてきましたが、まだまだ少数派ではあるため、色のイメージにプラスして「個性的」「目新しい」「オリジナリティがある」など、人とはひと味違うオシャレな印象も演出できます。

2.黒色をどう引き立てるかは、配色で決まる

黒い外壁

「外壁を黒にしたい」と考えている方の多くが、屋根から付帯部まで全部真っ黒にしたいというわけではなく、アクセント的に他の色を組み合わせて、よりオシャレに演出したいと考えていらっしゃるのではないでしょうか。そこで、ここでは黒以外の色の選び方や、塗り分け方などをご紹介します。

2-1.黒と相性の良い色の選び方

色を選ぶ際には、「ベースカラー(基本)」「アソートカラー(調和)」「アクセントカラー(変化)」という3つに分けて考えるのがオススメです。まずは表現したいイメージの中心となるベースカラーを決め、アソートカラー、アクセントカラーの配色イメージを考えていきます。

外壁を黒にする場合、ベースカラーを黒として、アソートカラー、アクセントカラーを考えていくのが基本です。あえて黒をベースカラーにせず、アソートカラーやアクセントカラーにもっていくことで、また違ったオシャレ感も演出できます。

ベースカラー アソートカラー アクセントカラー
外壁全体の70%程度を占める、配色の中心となる色。イメージを大きく左右する。 外壁全体の25%程度を占める、ベースカラーの次に大きく主役に近いイメージの色。ベースカラーとアクセントカラーの間をとりもち、安定させる役割がある。 外壁全体の5パーセント程度を占める色。個性的な印象を付加したり、全体を引き締めたりする効果がある。

黒のカラーコーディネート 

黒のカラーコーディネート 

黒は無彩色(彩度ゼロ)であるため、基本的に、どんな色とも合います。

相性の良い色

黒×茶色orベージュ → コアンティーク調の風合いに。

近代的なオシャレな組み合わせ

黒×白 → コントラストが強調されるため、インパクトのあるクールな印象に。

2-2.どこを黒にするかで印象は大きく変わる

色の組み合わせと併せて考えたいのが、色の配置です。同じ色の組み合わせであっても、塗る場所によって全く印象の異なる仕上りになります。

外壁の上下・左右で色を分ける

上下で分ける場合、上部を黒にすると個性的なイメージに、下部を黒にすると落ち着いたイメージが演出できます。また左右に塗り分けると、スタイリッシュな雰囲気に。

 

郡山店事例

郡山店事例

部分的に色を変える

でっぱりの部分だけ色を変えたり、ワンポイントで色を変えたりする方法などがあります。建物の形状にこだわりがある場合には、デザイン性が強調されるため、さらにオシャレな印象になります。

付帯部の色を変える

雨樋や雨戸、軒天、破風板など、付帯部と呼ばれる部分の色も、家の印象に大きく影響します。外壁の黒に近い色にするか、アクセントカラーとして異なる印象の色にするかで、全体の印象は全く違うものに。

3.押さえておくべき黒い外壁の留意点

3-1.室内温度が上昇する?!

おそらく多くの方が洋服などで体感されているかと思いますが、白などの薄い色と比べると、黒は太陽熱を吸収しやすいという性質があります。そのため「外壁を黒にすると、室内が暑くなるのでは?」と危惧されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際のところは、断熱材がしっかり施工されていれば、外壁に黒を選んでも白を選んでも、体感できるほどの差はない場合がほとんどです。
ただし、もともと薄い色の外壁で、かつ断熱材が脆弱な場合には、黒い外壁にすることで室内温度の上昇が気になることもあります。

そして室内温度以上に、色の違いによる温度変化があるのが、外壁です。夏場の暑い時期には、黒い外壁と白い外壁では、15~20℃もの温度差が出るとも言われています。熱をもった黒い外壁は、少なくとも45℃ぐらいまで(日当たりによっても変わります)上がりますので、小さいお子様がいらっしゃる場合には、触ってやけどしないよう注意してください。

3-2.劣化スピードが速い

3-1で、黒は白などの薄い色に比べると熱を吸収しやすいという性質についてお伝えいたしましたが、熱を吸収しやすいということは、紫外線も吸収しやすいということです。この紫外線、実は塗料を劣化させる最大の要因と言われています。つまり黒色は紫外線を吸収しやすい分だけ、劣化スピードが速くなる傾向があります。

外壁を黒色にする場合には、少しメンテナンス時期が早まる可能性もあることを想定しておきましょう。

3-3.周囲との調和にも配慮が必要

JC029_72A

外壁を黒にしたいと思ったときに、気をつけておきたいのが周囲との調和です。

外壁は建物の持ち主のものであると同時に、街の景観の一部でもあります。そのため、一つの建物として見るとオシャレで都会的な黒い外壁でも、街の景観の一部として見ると違和感のある場合もあります。違和感が生じている際には、黒の面積を少なくするなどして、街並みを崩さない配慮は必要です。また地域によっては「景観ガイドライン」が定められており、建物の色彩に規制がある場合もあるので、塗り替えの前に確認をするようにしましょう。

そして意外と盲点になりがちなのが「近隣の方がどう思うか」という点です。よくあるのが「黒い外壁」にあまり良いイメージをもっていなかった近隣の方と、黒い外壁に塗装した後、トラブルに発展するケース。隣近所との距離が近い場合には、事前に黒い外壁にしたいと思っている旨を伝えておくことをオススメいたします。

4.まとめ

一言で「黒い外壁」といっても、屋根や付帯部との色の組み合わせ、家の形、壁の素材などによって印象は大きく変わります。まずは様々な施工事例をチェックして、どんな仕上りにしたいかイメージを膨らませてみましょう。

納得のいく仕上りにするためには、より具体的にイメージしておくことが重要です。

instagramやってます!
フォローはこちらから
プロタイムズ半田店 Instagram

半田市近郊で外壁塗装をお考えの方
お問い合わせはこちらから

お問い合わせ

 

【半田市】【阿久比町】【常滑市】  解説!外壁塗装で必要な「養生(ようじょう)」の全知識

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)スタッフの城坂です

外壁塗装をしたいと考えている方は、塗装業者から見積もりや工事の説明の際に「養生(ようじょう)」という言葉を聞かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
養生とは、外壁塗装を行う際に「塗装する箇所以外に塗料が付着しないようにビニール等でカバーすること」です。

養生をきちんと行うことで、「塗料が隣のお家の車に飛んでしまった!」という、近隣トラブルも未然に防ぐことができます。
この記事では、「養生」とはどんなものなのか、適正な費用や、養生が必要な箇所、養生中も快適に過ごすポイントについてご紹介していきます。

1.外壁塗装の養生(ようじょう)とは

養生養生
養生養生
塗料は液体ですので塗装する際に周りに飛散します。
飛散防止ネットで建物全体を覆い、窓枠や樋などの塗料の付着・飛散が予測できる箇所はブルーシートやビニールなどを使って全て覆います。
養生は全体の作業終了時に全て撤去するため後に残ることはありませんが、この養生の作業の出来が塗装の出来を左右するといっても過言ではありません。
養生を丁寧に行わず、養生テープの貼り方が適当であると、養生を外した際にテープと塗装した箇所の境目が歪んでしまい、見栄えが悪い仕上がりになってしまうことがあるからです。
施工する外壁と養生部分の境界部を丁寧に養生することで、境目が真っ直ぐに美しい仕上がりになります。

 

2.養生の費用は施工箇所の大きさによって決まる!

見積書
塗装工事は、「塗料代金」「足場代金」「施工費」で構成されています。養生は、外壁塗装の施工費に含まれている場合が多いです。養生費用を“無料”と謳う業者もいますが、実際には費用は発生しています。養生の相場価格は、1㎡あたり250円~400円です。業者によって見積書の表記内容は異なりますが、養生は外壁塗装をするうえで必要な工程ですので、塗装工事には必ず施工箇所の大きさに応じた養生費用が発生します。

 

3.養生が必要な箇所とその期間を徹底解説!

3-1.外壁塗装において養生が必要な箇所

業者は塗料の付着、飛散が予測できる範囲はすべて養生します。養生には、敷地外の舗装等へ塗料の飛散を防ぐ役割もあるのです。

①付帯物、小物(郵便受け、表札など)など

養生養生
郵便受けや樋といった付帯物や小物などの細かな部分もビニールやテープでしっかり養生します。郵便受けは、養生が必要な場合と必要でない場合があります。郵便受けの周辺で塗装をする場合に必須ですが、郵便受けの開閉する部分は使用できるように養生してもらうことができます。

②玄関周り

玄関玄関
床はノンスリップシート(ノンスリップシートとは、水に濡れやすい場所などによく使われているシート状の床材のこと)等を使用し、人が歩く際に引っかかったり滑ったりしないように養生します。また、ドアや窓は開閉できるように養生します。

③室外機・給湯器など

養生養生

養生養生
室外機、給湯器などの設備の給気口は、塞ぎません。給気口を塞がない専用のカバーやメッシュカバーで室外機等を覆うことで、通常どおりエアコンを使用することができます。外壁塗装中に設備を使用する前に室外の設備の給気口が塞がれていないか、使用しても問題ないか、事前に業者に確認しましょう。

④車

車

車

外壁塗装中、塗料の付着を防ぐために車も養生します。そのための車専用の養生カバーがあります。車やバイクを1台まるごと養生することができるカバーです。車専用の養生カバーは簡単に取り外しが可能ですので、外出する際は養生カバーを外すだけで車を利用することができます。

⑤植物、花壇

植物

植物や花壇も養生することができます。皆さんが大切に手入れされている植物たちを折ったり枯らしたりしないように、業者には細心の注意を払ってもらえるよう、事前に依頼しておきましょう。

3-2.養生は「下地処理後から足場解体まで」必須!

塗装中、下地処理後から足場解体まで養生は必須です。
塗料を塗ったら養生が必要なくなるということではありません。塗料がきちんと乾燥するまで、養生は必要です。
一般的な外壁塗装は約2週間かかり、工事スケジュールは以下のようになります。養生な必要な期間も以下のとおりです。

工事日 工程 養生
1日目 足場組立 ×
2日目 高圧洗浄 ×
3~4日目 乾燥 ×
5~6日目 下地処理、調整 ×
7日目 養生
8~
11日目
下塗り
中塗り
上塗り
12日目 養生取り
13日目 足場の解体 ×
14日目 清掃 ×

養生は下地処理の後に行います。全ての塗装が終了し乾燥後、養生を取ります。外壁塗装の詳しい工程はこちらの記事をご覧ください。

 

4.養生中も快適に過ごすために知っておきたいこと

4-1.開閉したい窓やドアは事前に伝えておくべし

窓

養生が必要な作業であっても、室内では快適に過ごしたいですよね。特にキッチンや浴室の窓など、できるだけ窓を開けたい箇所は、あらかじめ業者の人に伝え、毎日作業後に養生を外してもらうことが可能です。また、工事を行っていない夜中などは、基本的に窓を開けることが可能です。

4-2.養生中もエアコンや換気扇は使用できる

エアコン

外壁塗装中に窓を開けられない期間はエアコンや換気扇の使用が必要になる場合があります。特に夏や冬は室内の温度調整のためにもエアコンを使用する確率は高いでしょう。2-1でも述べたように、メッシュカバー等で設備を覆うことで、外壁塗装中もエアコンや給湯器を使用できます。より快適に過ごすためにも、エアコンや換気扇を使用したい旨を事前に業者に伝えておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?外壁塗装で養生は必ず必要です(1章)。養生の費用は施工箇所の大きさに応じて発生します(2章)。外壁塗装をされる場合は、養生が必要な箇所(3章)、快適に過ごす方法(4章)を参考に、少しでもストレスなく過ごしていただければと思います。

 

instagramやってます!
フォローはこちらから
プロタイムズ半田店 Instagram

半田市近郊で外壁塗装をお考えの方
お問い合わせはこちらから

お問い合わせ

 

スタッフブログのカテゴリー

カテゴリーはありません

全国100店舗以上|プロタイムズは安心の屋根・外壁リフォームをご提供する全国組織です。|安心・安全・高品質・全国組織