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「外壁塗装に診断は必要?」に塗装専門家がズバリ答えます!

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)サポートスタッフの大西です 😆

外壁塗装業者の実施する「診断」をご存じでしょうか。

“外壁塗装をする前に、まずはお家の診断をする必要がある”ということを、塗装業者に診断を勧められたり、ホームページ等で診断の情報を見かけるなどしてはじめて知った、という方も少なくないでしょう。

よく「外壁塗装をするのに、なぜ診断をしなければいけないのだろう」といった疑問をもたれる方もいらっしゃるのですが、外壁塗装前の診断は絶対に必要です。なぜならば、“塗り替え時期の目安”や“必要な補修工事”、“塗り替え工事の見積額”、“今後の塗装メンテナンス計画”は、すべてこの診断の結果をもとに考えるためです。わかりやすく例えるならば、塗装業者が診断をせずに塗装工事をするということは、医者が診療をせずに手術をするようなもの、といっても過言ではないでしょう。

本日は、外壁塗装工事を検討するにあたり、知っておくべき「外壁塗装の診断」にまつわる情報をまとめてご紹介してまいります。わかりやすく、かみ砕いて解説してまいりますので、ぜひ、最後までお付き合いください。

1.診断によって、住まいの劣化状況&今後のメンテナンス計画がわかる!

診断

先述の通り、外壁塗装をする前には、必ず住まいの診断を受ける必要があります。多くの場合、塗装業者に見積りを依頼する段階で、住まいの診断を受けます(※塗装業者によっては、診断を“現場調査”もしくは“現調”と呼称している場合もあります)。

住まいの診断とは、「外壁のひび割れの有無」「色褪の進行し具合」「雨漏りが発生していないか」など、住まいの劣化状況を診ることです。そして、その診断の結果をもとに、“必要な補修工事”や“塗り替え時期の目安”、“塗り替え工事の見積額”、“今後の塗装メンテナンス計画”等を考えていきます。

つまり、平たく言うと、
・いま、本当に塗り替えが必要か
・どんな補修工事が必要か
・今後、どのような塗装メンテナンスをしていけばいいのか

といったことが、診断を受ければわかるということです。

 

 

簡単に、外壁塗装の流れをご紹介します。全体の流れをつかむことで、診断の意味や必要性も、より掴みやすくなるので、ぜひチェックしてみてください。

外壁塗装の流れ
▽塗装業者選び まずは業者を選ぶところからはじめましょう。業者は1社に絞り込む必要はありません。診断結果や見積もりを比較・検討できるよう、めぼしい塗装業者2~3社に診断を依頼するのがオススメです。
▽診断(現場調査) 診断にかかる時間の目安は1時間程度です(外壁・屋根の両方を診断する場合)。
▽診断結果の報告(見積りの提示) 診断結果を報告してもらいましょう。一般的に、診断結果といっしょに、必要な補修工事の内容、塗り替え工事の見積額も提示してもらいます。
▽契約 診断結果(および見積書)をもとに検討し、塗装工事をする場合には、塗装業者と契約を交わします。
▽塗装工事 塗装工事について詳しくは、こちらの記事を参考にしてください→→(外壁塗装の工程をどこよりも詳しく解説
▽完成&引き渡し 塗装工事は以上で終了です。

▼塗装工事の流れについて詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。

 

2.外壁塗装すべきか否か迷ったら「診断」を受けるのが正解

「外壁塗装をするかどうか迷っている」という方は、とりあえず診断を受けてみるとよいでしょう。

診断を受けると、現在の劣化箇所や劣化の状態がわかるため、“今、塗装すべきかどうか”を、より現実的に判断できるはずです。

診断をすると、「診断を受けたら、結局、塗装工事をしなければならなくなるのでは」と躊躇される方もいらっしゃるのですが、そんなことはありません。診断結果を見て、今回は塗装工事をしない(診断を依頼した業者と契約をしない)という判断をくだしても、何ら問題はないのです。

診断だけなら“無料”で対応してくれる業者も多々あるので、塗装工事をするかどうか迷われている方は、まずは、診断を検討してみてください。

 

3.どの業者に診断を依頼すべきか迷ったら、3つのポイントをチェック!

 

外壁塗装の診断を依頼しようにも、「どの業者に診断を依頼すればいいかわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、ここでは信頼できる業者を選り抜くための、3つのポイントをご紹介します。

3-1.ポイント①|診断をするのは「外装劣化診断士」などの有資格者

 

まずは、診断をするのが「建築士」「外装劣化診断士(一般社団法人住宅保全推進協会の認定資格)」等といった有資格者かどうかを確認しましょう。

資格がなければ診断ができないというわけではないのですが、知識不足の担当者が診断をした場合、現状報告にしかなっておらず、本当の意味での“診断”ができていないことも少なくありません。そして、診断が十分でない場合、塗り替え時期の目安や補修工事の内容を見誤ってしまうことにもなりかねません。

とはいえ、診断をする担当者に知識があるかどうかを一般の方が見極めるのは容易ではありません。そこで、一つの判断材料として有資格者かどうかを確認しましょう、というわけです。

3-2.ポイント②|診断の内容がこまやか

診断の内容も、業者の良し悪しを判断する一つの指標となります。

具値的に何をチェックすればいいかというと、“診断のこまやかさ”です。簡単に確認できる部分だけでなく、高所部分や屋根裏(雨漏りの発生を確認するため)まで、丁寧に診ていくような診断をする業者は信頼のできる業者。一方、簡単に確認できる部分だけをパパっと確認して終わり、というような診断をする業者は、信頼できる業者とは言えません。

診断内容については、実際に診断を受けてみないとわからないこともありますが、ホームページやパンフレット等を見るだけでも、診断の充実度は意外と透けて見えるもの。ホームページ等がない場合は、実際に問い合わせて診断内容を確認してみてもよいでしょう。

[補足]より安心!劣化箇所を映像に残してくれる「ビデオ診断」サービスにも、ぜひ注目を!

診断内容をビデオで撮影する「ビデオ診断」。下からは見えない場所なども、ビデオで撮影してもらえるので、消費者も劣化箇所や劣化の状態を正しくつかむことができます。

ビデオ診断のメリットは、なにより劣化の状態がはっきりわかることです。写真の場合、撮り方によって見え方が変わってしまうこともありますが、ビデオの場合は、ありのままを見ることができます。また、消費者に渡すビデオ診断の解説映像に入っている音声によるプロも魅力の一つです(音声解説の入っていない場合もありますので、事前に確認しましょう)。

こうしたビデオ診断を利用すれば、後から見返したときにもわかりやすく、診断時に同席できなかった家族とも簡単に情報交換が可能となります。

診断の内容をチェックする際には、ぜひ「ビデオ診断」を取り入れている業者かどうかも、チェックしてみてください。

3-3.ポイント③|診断結果を報告書にまとめてくれる

外装劣化調査診断報告書

診断を依頼する業者を選ぶ際には、「診断結果をどのように報告してくれるか」も確認しておきたいところ。

どんなに素晴らしい診断をしてもらっても、診断結果を自分たちが理解できなければ、結局のところ「いま、塗装すべきなのかどうか」「今後、どのようなメンテナンスをしていけばいいのか」が自身では判断できず、業者の言うことを鵜呑みにするしかなくなってしまいます。

診断を依頼した業者のことを手放しで信頼しており、すべてお任せしている、という場合は別ですが、そうでなければ「診断結果をどのように報告してくれるか」は事前に確認しておくほうが賢明です。

具体的には、「報告書」などの書面にしてもらえるのかどうか、また「報告書」の中身は素人にもわかりやすい内容となっているのか等、事前に確認しておくと良いでしょう。さらに、診断結果について、きちんと説明の場を設けてもらえるのかどうかも確認しておくと、より安心です。

 

まとめ

診断は、住まいを守り、住まいを長持ちさせるうえで、非常に重要です。

「塗装工事をしようかどうか」に迷われている方はもちろん、住まいの劣化や雨漏り等が気になっている方は、まずは診断を受けてみることをオススメいたします。

診断を依頼する業者の選び方については、ぜひ3章の内容を参考にしてみてください。

 

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屋根塗装が剥がれた!?原因・補修方法・費用を徹底解説! 

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)サポートスタッフの大西です 😆

雨が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?まさかこんなに早くに梅雨入りするとは驚きですね。塗装屋さんにとっても梅雨はいやな季節です。

この間、賞味期限が1日切れたパンを食べようと思ったら、すでにカビが発生しておりました(-_-;)皆様食中毒にもお気を付け下さいね!!

さて本日のブログです♪♪

屋根塗装が剥がれた!?原因・補修方法・費用を徹底解説!

「業者などから屋根の塗装が剥がれていると指摘をもらった」など、屋根塗装の剥がれが気になる方は、“本当に補修が必要なのか”“費用はいくらぐらいかかるのか”と疑問に思われるのではないでしょうか?

結論からお伝えすると、屋根塗装の剥がれは補修が必要です。屋根塗装の剥がれを放置しておくと、最悪の場合「雨漏り」などのさらなる不具合につながることになります。また、補修費用は補修方法によって大きく異なります。

こちらの記事では、
・屋根塗装の剥がれている状態とは?
・屋根塗装の塗装の剥がれる原因って?
・屋根塗装の剥がれの補修にかかる費用は?

についてお伝えしていきます。

1.屋根塗装の剥がれとは?

「屋根塗装の剥がれ」とは屋根の表面の塗膜(塗料の膜)が剥がれている状態のことです。屋根材には、塗装が必要なものと必要ないものが存在します。塗装をしていない屋根材には“剥がれ”が発生することはありません。剥がれが発生する屋根材と剥がれが発生しない屋根材については、1-2で詳しくお伝えしていきます。

1-1.屋根の塗装が剥がれている状態

屋根塗装が剥がれている状態とはどういった様子なのか写真を交え紹介します。業者に診断され、写真をもらっている方はぜひ現在お住まいの状態と見比べてみてください。

【事例①】スレート屋根の塗装が剥がれている

スレート屋根の塗装が経年劣化によって剥がれている状態です。

【事例②】モニエル瓦の塗装が剥がれている

塗装時の下地処理不足により、塗装の剥がれを引き起こしています。塗装の剥がれの上に、カビ、藻が生えていることがわかります。

1-2.塗装の剥がれが発生する屋根材&発生しない屋根材

現在、戸建てに多く使用されている屋根材には塗装の剥がれが発生するものと発生しないものがあります。その違いは「屋根材が塗装をしているかどうか」です。塗装をしている屋根は剥がれが発生します。初めから、塗装する必要のない粘土瓦などは塗装の剥がれが起きることはありません。塗装の剥がれが発生するものと塗装の剥がれが発生しないものを分類しておりますので、参考にしてください。

お住まいの屋根材が判断つかない場合は以下の写真と見比べてみるとよいでしょう。(デザインが豊富な屋根材は代表的なデザイン写真を使用しています)現代の日本にある戸建ての多くは粘土瓦やスレート瓦を使用しています。

塗装の剥がれが発生する屋根材 塗装の剥がれが発生しない屋根材
スレート瓦スレート瓦 和瓦粘土瓦

 

 

 

アスファルトシングルアスファルトシングル(※代表的なデザイン)
セメント瓦セメント瓦
モニエル瓦モニエル瓦
ガルバリウム鋼板金属屋根(ガルバリウム鋼板)
トタン金属屋根(トタン)

塗装の剥がれが発生する可能性のある屋根材を使用していて、1-1のような状態に屋根が劣化している場合は、屋根塗装の剥がれが発生している状態です。次の章でその原因をお伝えします。

 

2.屋根塗装が剥がれる原因

屋根塗装の剥がれにはいくつかの原因があると言われております。塗装しておよそ5~10年以上経過している場合は「経年劣化」の可能性が高いでしょう。目安として、塗装後数年(およそ1~2年以内)の場合、「施工不良」の可能性があります。

2-1.経年劣化での剥がれ

経年劣化

一般的な塗料の寿命は約8~10年と言われ、その期間を越えると経年劣化が剥がれにつながったといえるでしょう。経年劣化は太陽光や雨水の影響により発生します。※塗料の寿命は、塗料の種類によって、大きく差があります。
日々、太陽光や紫外線にさらされている屋根は時間をかけて劣化します。その劣化症状の一つとして、剥がれが起きる場合があります。早々に剥がれが発生するわけではなく、チョーキングやひび割れ、ふくれなどの劣化症状が剥がれにつながるため、劣化症状のサインの一つといえるでしょう。お住まいの地域の気候によって劣化速度は異なり、凍害や塩害地域では塗装して数年後に剥がれが発生するといった事例もあります。

【補足】塗料によっては剥がれが早めに起こることも!

塗装をされた屋根材は、時間が経つにつれて劣化し、剥がれを発生させる可能性があります。塗装の剥がれは使用する塗料によって、劣化速度が異なります。これは、塗料の耐久年数がそれぞれ異なり、耐久年数が短いほど、早く剥がれが起きる傾向にあります。塗装の剥がれだけではなく、膨れやひび割れなどの劣化症状も、耐久年数が短い塗料の方が早く発生する可能性があります。適正な施工の場合、塗料の耐久年数も剥がれが起きる時期の目安になるでしょう。

塗料 耐久年数
シリコン 約5~7年
フッ素 約7~10年
無機 約10~15年

製品や周辺環境によって耐久年数は異なりますので、製品情報なども参考になさってください。

2-2.塗装してすぐに剥がれた場合は施工不良の可能性も

「屋根塗装をしてすぐ塗装が剥がれてしまった」という場合は施工不良の可能性があります。目安時期としては、数年(およそ1~2年以内)です。※あくまで目安時期のため、すべてのお住まいで当てはまるわけではありません。

屋根塗装の施工不良は、以下の理由等が考えられます。

・下地面の強度不足

粘土瓦など塗装に向かない屋根材に塗装した場合や下地の屋根材に劣化があった場合に剥がれが起きることがあります。

・塗装前の準備(ケレン・洗浄)不足

塗装する前にケレン(下地処理)や高圧洗浄での掃除を十分に行えていなかった場合、取り切れなかった過去の塗料の劣化により上から塗った塗料が剥がれをひき起こすことがあります。

・塗料の選定ミス

屋根塗装では通常「下塗り、中塗り、上塗り」と3回塗装を行います。その際、下塗り塗料と、中塗り・上塗りの塗料は違うものを使用します。(中塗り・上塗りは同じ塗料を使用します)このとき、塗料同士の相性が大切で、相性の悪い塗料を使用すると塗装の剥がれにつながります。

・塗装時のミス

塗装時に、下塗り後、中塗り、上塗りと塗料を塗り重ねるためには、前に塗った塗料を乾いた状態にする必要があります。塗料が乾いていない状態でさらに塗装をすると塗装の剥がれが起きる場合があります。

その他、屋根塗装の剥がれは
・塗装する時、塗料の規定の塗布量を守っていない
・塗る予定ではない部分まで塗ってしまった
・下塗りを塗り忘れているなど、様々な塗装時のミスから起こる可能性があります。

3.屋根塗装の剥がれは補修が必要?

雨漏り 困る

3-1.屋根塗装の剥がれは放置せずに補修しましょう

屋根塗装が剥がれてしまった場合、その剥がれは日々進んでいます。そのため、塗膜の剥がれは補修が必要です。屋根塗装の剥がれを放置していた場合、塗装が剥がれた部分では、雨や風、太陽光など外部の影響を直接に受けてしまいます。したがって、屋根材の劣化を起こし、更にお家の内部に雨水が浸入した場合、雨漏りなどを引き起こします。

剥がれはすぐに雨漏りを発生させる訳ではありませんが、時間をかけて屋根内部までゆっくり劣化していきます。剥がれは着実に劣化が進んでいる証拠です。そのため、できるだけ早めの補修をおすすめします。

3-2.施工不良が疑われる場合|塗装した業者へ連絡しましょう

2-2でお伝えした通り、塗装後数年(1~2年以内)で剥がれが発生した場合は、施工不良の可能性があります。施工不良が疑われる場合は、早急に施工した業者に連絡し、補修をしてもらうことをおすすめします。施工不良が原因の場合、補修が発生しても基本的に無料で対応してもらえます。しかし、塗装してから数年経つと、施工不良なのか経年劣化か区別がつかなくなってしまうことがあります。そのように、業者が経年劣化と判断できない場合は、補修に費用がかかることがありますので施工不良が疑われる場合は早急に業者への連絡、相談をするようにしましょう。

保証期間内であれば、施工不良と断定できなくても、補修をしてくれる場合があります。(保証期間は契約によって異なります)

4.屋根塗装の剥がれの補修にかかる費用の相場

屋根塗装の剥がれの補修では、補修費用はいくらかかってくるのでしょうか。

屋根塗装の補修費用は剥がれの度合いによって大きく異なります。剥がれが屋根全面に起こっているなどの場合は、全面の塗り替えが必要になります。剥がれが一部で他部分の剥がれも起きる心配がなければ、一部の塗り替え補修となります。どのような補修を行なうかは、業者と相談の上、決めることをおすすめ致します。

●全面塗り替えの場合

一般的な屋根塗装の塗り替えの相場は40~60万円(塗装面積50~80㎡の場合、一般的な2階建住宅・足場費用込)です。

●部分補修の場合

足場なしの場合は約5万円~、足場がありの場合は20万円~が相場となります。こちらは剥がれの状態によって、費用に差があるため、屋根の状態と最終の費用は塗装業者に確認しましょう。
部分補修の方法として、補修する箇所の一部分のみを塗り直します。部分補修は、元の塗装された色と、新しく塗り直した部分の差が多少なりとも発生してしまうため、広範囲に補修が必要な場合は全面塗り替えをおすすめします。

●保証で補修する場合

保証期間内だった、また施工不良などで塗装業者が再度施工を行なう場合、多くの場合が無償で補修となるでしょう。しかし、塗装業者との契約条件によって、無償で対応してもらえるかは変わりますので、保証内容、契約内容をしっかりチェックしておきましょう。

こちらはあくまで目安となっており、実際の費用は、屋根材の種類や塗料代、劣化状況等で異なります。塗り替えの詳しい費用内訳や塗料の説明などが知りたい方は以下の記事を参考にされてください。

 

まとめ

屋根塗装の剥がれについてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

この記事では、塗装が剥がれている状態と剥がれの原因を紐解いてまいりました。塗装の剥がれは、すぐに雨漏りが発生する不具合ではありません。しかしながら、確実に劣化は進んでいるため、補修が必要ということは頭に置いておくとよいでしょう。また、塗装後数年(1~2年以内)で剥がれが発生した場合は、施工不良の可能性もあります。その場合は早急に業者への補修の依頼を行なうことをおすすめします。

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参考にしたい!外壁塗装×グレーの施工写真とオシャレな配色方法 

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)サポートスタッフの大西です 😆

先週のブログで、外壁の汚れが目立たない色を選ぶために知っておきたいポイント についてお伝えしましたが、今回は汚れが目立ちにくい色でもあるグレーの外壁塗装についてお伝えいたします。

グレー(ねずみ色、灰色)は、外壁塗装の人気のあるカラーです。

外壁塗装でグレーが人気な理由は、
・汚れや経年劣化が目立たない
・シンプル・モダンな印象を演出できる
・周辺環境と調和しやすい(悪目立ちすることがない)
といった理由があります。このあたりを本日は詳しく解説いたします。

グレーの外壁塗装を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

1.[住まいの写真]グレーで外壁塗装をすると、どんな仕上がりに?

「グレーで外壁塗装をすると、どんな仕上がりになるのか」気になっている方は少なくないでしょう。
以下、グレー×外壁塗装の施工事例をご紹介します。

■グレー×外壁塗装|施工事例(写真)

▼グレーで外壁塗装をするかどうか迷っている方
施工事例をチェックすることで、グレーの外壁塗装が好みかどうか、イメージしていた通りなのかなど、見えてくることもあるはずです。

▼グレーで外壁塗装することを具体的に検討している方
グレーで外壁塗装をするにしても、たとえば「明るいグレー なのか暗めのグレー」「外壁全面をグレーにする か2色で塗り分ける」などによって、仕上がりは大きく変わります。このあたりのイメージをよくもたないまま、なんとなく外壁塗装を進めてしまうと、「仕上がってみたら、思っていた感じと違った…」ということになりかねません。
そのため、グレーで外壁塗装することを具体的に検討している方は、様々な施工事例をチェックして、理想の仕上がりのイメージをもつところからはじめるのがよいでしょう。「白に近いグレーにしたい」「全面グレーに」など、イメージが具体的であるほど、納得の外壁塗装ができることは間違いありません。

 

2.外壁塗装でグレーが人気の理由

外壁塗装でグレーが人気なのには、以下の理由があります。
グレーで外壁塗装をするか迷っている方は、以下の「グレーが人気の理由」も参考に検討してみてください。

●汚れや経年劣化が目立たない
グレーの外壁は汚れが目立たちません。なぜ汚れが目立たないかというと、グレーは白と黒の中間色であり、砂ぼこりや排気ガスなどの汚れも同じく中間色になるからです。黒や白の外壁が汚れた場合と、グレーの外壁が汚れた場合、どちらが汚れが目立つかを想像してみると、わかりやすいかもしれません。
また、グレーの外壁は、汚れが目立たないのと同じ理由で、チョーキング(手で触ると粉状のものが付着する状態)や色あせなどの経年劣化も目立たちにくい色です。

シンプル・モダンな印象を演出できる
“グレー”という色には、シンプル・モダン・都会的・クール・重厚感といったイメージがあるため、グレーで外壁塗装をすると、こうしたイメージの外観を演出が可能です。

●周辺環境に調和しやすい
住まいの外観は、その地域の景観の一部でもあります。そのため、外壁塗装の色を選ぶ際には、“その地域に調和する色かどうか”という視点も必要です。その点、グレーはどんな景観にも調和する色のため、こうした心配は無用です。グレーで外壁塗装をして、その地域の中で悪目立ちしてしまうことは、まずないでしょう。

 

3.「グレーの塗料」選びに失敗しないために!押さえておきたい知識

グレーの塗料を選ぶにあたり、押さえておきたい知識をご紹介します。

3-1.“グレー”という色はたくさんある

ひと口にグレーといっても、黒に近いグレー、白に近いグレー、濃いグレー、薄いグレーなどなど、様々なグレーがあります。

当然、どんなグレー色の塗料で外壁塗装をするかで仕上がりの印象は変わります。
そのため、グレーの塗料を選ぶ時には、グレーの色味にまでこだわって選ぶのがオススメです。

ちなみに、選ぶグレーの色味を間違ったかも…?と感じている人の失敗談としてよくあるのが、
「仕上がってみたら、なんだか地味に感じた」
「塗装したばかりなのに、薄汚れて見えるような気がする」
というもの。

色の感じ方は人それぞれのため、グレーの色味の良し悪しを一概に言うことはできませんが、上記のような失敗談もあるということを頭に入れて、どんなグレーにするのが良いか慎重に検討するのが良いでしょう。

[参考]塗料製品によって、ラインナップしているグレー色は異なる

知識として押さえておいていただきたいのは、「塗料製品によってラインナップしているグレーの色は異なる」ということです。たとえばA塗料製品の明るいグレーの色をB塗料製品はラインナップしていない、というのは珍しいことではありません。

そのため、明確に使用したいグレー色のイメージがある場合は、塗料の提案を受ける前に塗装業者に伝えておくことが良いでしょう。事前に伝えておけば、そのグレー色をラインナップしている塗料製品を提案してもらえます。

すでに提案段階に入っており、「塗装業者から提案された塗料の中に、イメージしていたグレーがない」という場合には、改めて塗装したいグレー色を伝えて、別の塗料を提案してもらうと良いでしょう。

3-2.同じグレー色でも塗装する外壁材によって印象は変わる

グレー色の塗料を選ぶときには、“住まいの外壁材に塗装をしたときに、どう見えるか”まで考える必要があります。なぜならば、全く同じグレー色でも、塗装する外壁材によって仕上がりの印象が変わることもあるためです。

以下、グレーで塗装をした窯業系サイディング、金属サイディング、モルタルです。
塗装しているグレーの色は全く同じではありませんが、外壁材によって受ける印象が異なることは掴んでいただけるのではないでしょうか。


・窯業系サイディング


・金属サイディング

モルタル 壁
・モルタル

「我が家の外壁材に目ぼしいグレー色を塗装するとどんな感じになるのか、うまくイメージできない…」という場合には、
・(住まいの外壁材と)同じ外壁材の施工事例をチェックする
・(住まいの外壁材と)同じ外壁材の色見本を用意してもらう
・実際に住まいの外壁材に試し塗りをしてもらう

といった手があります。
このあたり、塗装業者に可能かどうか相談をしてみてください。

 

4.オシャレな外観にするためには「配色」にまでこだわるべし

オシャレな外観に仕上げるためには、配色(色の配置)の知識が必要不可欠です。この章では、外壁塗装をするうえで押さえておきたい配色の知識をご紹介します。

4-1.外壁塗装×グレーの代表的な配色パターン

外壁全面をこだわりのグレーで塗装するのも素敵ですが、グレーと他色で塗り分けるのも、また違った魅力があります。

以下、グレー×外壁塗装の代表的な配色パターンをご紹介します。
配色を考える際に、ぜひご活用ください。

●外壁全面をグレーに
外壁全面をグレーで塗装するパターン。

●上半分 or 下半分だけグレーに
外壁の上半分もしくは下半分をグレーにして、もう半分を他の色にするパターン。

●外壁の大部分はグレー、部分的に別色を取り入れる
外壁の大部分をグレーに、アクセント的に一部を他の色で塗装するパターン。

4-2.外観の印象は、外壁・屋根・付帯部の色の組み合わせで決まる

住まいの外観の印象は、外壁だけでなく屋根や付帯部との色の組み合せでも大きく変わります。
そのため、せっかくこだわりのグレー・配色で外壁塗装をしても、屋根や付帯部との色の組み合わせがよくないと、「外観全体で見ると微妙…」といったことになりかねません。

そこで、「外壁をどんなグレーで塗装するか」「配色をどうするか」を考えるときには、
・外壁だけ塗装する場合⇒「屋根や付帯部と組み合わせると、どのように見えるか」
・屋根や付帯部も塗装する場合⇒「外壁をグレーにするならば、屋根や付帯部を何色にするのが良いか」
についても、しっかり検討することが重要となります。

 

4-3.[参考]グレーと相性の良い色

ずばり、グレーと相性の良い色というのは多数あります。
以下、グレーと相性の良い色の組み合わせをご紹介します。「外壁をグレー×他色で塗装したい」という方はもちろん、屋根や付帯部との色の組み合わせを考えるときにも、ぜひ参考にしてください。

【グレーと相性の良い色】

相性の良い2色の組み合わせには、
・グレー×黒
・グレー×白
・グレー×ネイビー
・グレー×ベージュ
などがあります。

また、クールカラーであるグレーは同じクールカラーのグループ色を選ぶことで、色彩の調和がとれた、まとまりのあるカラーコーディネートができます。

※グレーの色味によって、相性の良い色が異なります。
※上記以外にも、相性の良い色の組み合わせは多数ありますので、気になる色の組み合わせがある場合には、塗装業者に相談をしてみてください。カラーシミュレーション(5-1)で確認してみるのも良いでしょう。

 

5.塗料選びで活用したい2つのツール&使い方

納得のグレー色の塗料や、理想の配色を選り抜くのに役立つ2つのツール「色見本」と「カラーシミュレーション」の使い方等をご紹介致します。

5-1.色見本

各塗料製品の色を確認できる「色見本」。
たとえば「A製品のグレー色はどんな色?」という場合、この色見本で確認をするのが一般的です。

色見本はポイントを押さえて使用することが重要です。ポイントを知らなかったために、「色見本で見たグレー色と、実際に外壁に塗装したグレー色の印象が違う…」という後悔を抱えてしまう人も、実は少なくありません。

[色見本を使用するときのポイント]

●ポイント① A4サイズ以上の色見本を用意してもらう
色見本は、できるだけ大きなサイズのものを用意してもらうのがおすすめです。目安としてはA4サイズ以上が良いでしょう。
なぜ大きなサイズの色見本が良いかというと、色の印象は大小で変わるためです。大きい面積で見ると(小さい面積で見たときと比べて)、鮮やかな色はより鮮やかに、明るい色はより明るく、暗い色はもっと暗く感じます。そのため、小さい色見本でしか色の確認をしていないと、外壁に塗装した色を見たときに「イメージしていた色と違う…」ということが起きてしまう可能性があるのです。

●ポイント② 色見本は屋外で確認する
色見本は屋外で確認をしてください。室内と屋内とでは色の見え方が異なることがあるためです。特に、蛍光灯などの明かりの下では、かなり違って見えます。実際に塗装する外壁も屋外にあるため、色見本も屋外で確認をするのが間違いありません。
また、時間帯(朝・昼・晩)や天候(晴れ・雨・曇)などによっても、色の見え方は変わります。そのため「絶対に色選びに失敗したくない」「色には相当こだわりがある」といった方は、時間帯や天候の違うタイミングで色見本を確認することをオススメです。

 

5-2.カラーシミュレーション

カラーシミュレーションとは、いわば住まいの色の試着の様な物。カラーシミュレーションをすることで、塗料パンフレットや色見本ではわからなかったことが見えてくることも少なくありません。

カラーシミュレーションを活用すると、
・気になるグレー色
・気になる色の組み合わせ(外壁の配色、屋根・付帯部との色の組み合わせ)
で塗装をすると住まいの外観がどんな風に見えるかを実際に近いイメージで確認することができます。

そのため、
「2つのグレー色で迷っている」
「気になる色の組み合わせがいくつかある」
など、いくつかの色候補で迷っているときも、塗装後の外観イメージを比較できるカラーシミュレーションが有効です。

現在、多くの塗装業者がカラーシミュレーションのサービスを提供しています。カラーシミュレーションをやってみたい場合は、塗装業者に相談をしてみてください。

 

 

まとめ

グレー(ねずみ色、灰色)は、外壁塗装の人気のあるカラー。

1章では、実際にグレーで外壁塗装をした住まいの写真(施工事例)をご紹介しています。
「グレーで外壁塗装をするかどうか迷っている方」は施工事例をチェックして、グレーの外壁塗装が好みかどうか、イメージしていた通りなのかなどを探ってみてください。「グレーの外壁塗装を具体的に検討している方」は、様々な施工事例をチェックして、理想の仕上がりのイメージをもつところからはじめるのがオススメです。イメージが具体的であるほど、納得の外壁塗装ができることは間違いありません。

さらに、この記事では、
・「グレーの塗料」選びの知識(3章)
・オシャレな配色(色の配置)方法(4章)
・塗料選びで活用したい色見本・カラーシミュレーションの使い方(5章)
など、グレーの外壁塗装を成功させるために押さえておきたい情報もまとめてご紹介しておりますので、ぜひ、参考にしてください。

 

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