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【半田市】屋根塗装の高圧洗浄を分かり易く解説  

皆さんこんにちは
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀

屋根塗装の洗浄について調べている方もいらっしゃるでしょう。そこで「屋根塗装をするのに、洗浄をする必要?」と疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

はじめに結論を申し上げると、屋根塗装をする際に洗浄は必要です。厳密にいうと、高圧洗浄機を使っての「高圧洗浄」と呼ばれる工程が行なわれることになります。なぜ屋根塗装をするのに高圧洗浄をする必要があるのかについて、本章で紐解いてまいります。

この記事では、
・屋根塗装をする際に高圧洗浄が必要な理由
・屋根塗装の高圧洗浄を安心して見守るために押さえておきたい知識
・屋根の高圧洗浄にかかる費用
などなど、屋根塗装の高圧洗浄についてプロが徹底解説いたします。屋根塗装の洗浄について調べている方は、ぜひ参考にしてください。

1. 屋根塗装をする際には「高圧洗浄」が必要

高圧洗浄

1-1ではそもそも高圧洗浄とは何か、1-2では屋根塗装をする際に高圧洗浄が必要な理由について解説いたします。

1-1.高圧洗浄とは?

そもそも高圧洗浄とは、高圧洗浄機を使用し洗浄をすることです。
屋根塗装をする前に高圧洗浄機を使って、高い水圧で、汚れやホコリ、カビやコケ、藻、塗膜表面のチョーキング(触ると手に付着する粉状のもの)、剥がれかけた塗膜(塗料の膜)などを落としていきます。

カビやコケなどが発生している場合、水だけの洗浄では再び増殖してしまう可能性があるため、なかには通常の高圧洗浄ではなく、薬剤(バイオ洗浄剤)を使用した「バイオ洗浄」が必要なケースもあります。

[参考]屋根塗装の流れ

▼近隣挨拶
▼足場設置前の現場確認
▼足場の設置
▼高圧洗浄
▼下地処理
▼養生
▼屋根塗装・下塗り
▼屋根塗装・中塗り&上塗り
▼完了検査
▼足場の解体&完成

 

1-2.屋根塗装をする際に高圧洗浄が必要な理由

屋根塗装をする際に、なぜ高圧洗浄が必要なのかというと、屋根材に付着した汚れやホコリ、カビ、コケ、藻、剥がれかけた塗膜(塗料の膜)などを取り除かないまま上から塗料を塗り重ねてしまうと、仕上がり(見た目)が悪くなるだけでなく、密着不良を起こし、塗装後早々に塗料がはがれるなどの不具合が発生してしまう可能性があるためです。

屋根塗装をする前に高圧洗浄を行ない、屋根材に付着した汚れやホコリ、カビ、コケ、藻、塗膜表面のチョーキング(触ると手に付着する粉状のもの)、剥がれかけた塗膜(塗料の膜)などを徹底的に取り除くことで、美しく仕上がり、屋根材と塗料の密着性を高めることもできるため、より質の高い屋根塗装になります。

 

2.屋根塗装の高圧洗浄を安心して見守るために!押さえておきたい知識

この章では、屋根塗装の高圧洗浄を安心して見守っていただくために、押さえておきたい知識をまとめてご紹介します。

2-1.高圧洗浄前に漏水・漏電の恐れがある箇所は「養生」をする

養生

高圧洗浄前には養生が行なわれます。養生とは、漏水・漏電の恐れがある箇所に水が入り込まないよう、養生シートなどで覆うことです。

具体的には、下記などの箇所を養生することになります。
・換気口
・天窓
・インターホン
・照明器具
・コンセント ほか
※屋根の洗浄水が飛散しないように、屋根よりも1m以上高い位置に二重に飛散防止シートを張りますが、万が一、洗浄水が飛散した場合に備えて、少しでも濡れる恐れがある箇所は養生を行います。

基本的に、塗装業者が対応してくれるため、「どこを養生すべきか…」といったことを自身で考える必要はありませんが、「絶対に濡らされたくないモノがある」「わかりにくい位置にコンセントがある」といった場合は、事前に塗装業者に伝えておくと安心です。

2-2.トラブルを防ぐために!高圧洗浄前に近隣に伝えておくべきこと

近隣挨拶

高圧洗浄機は水圧が高いため、洗浄水が思った以上に飛散してしまうことがあります。養生をして水が飛散しないように万全の対策をしていても、住まいが密接している場合、もしくは風向きや風の強さによっては、なにかの拍子で近隣にまで洗浄水が飛んでしまうことも。さらに、高圧洗浄機は駆動音がするため、「うるさい…」と感じられる近隣の方もいるかもしれません。

そこで、近隣の方々には洗浄前に、
・いつ洗浄をするのか
・洗浄水が飛散してしまう可能性があること
(洗濯物を干す場所によっては、洗濯物を干すのを控えていただくようにお願いをする必要がある場合も)
・高圧洗浄機の音がするかもしれないこと
などを伝えて、トラブルに発展しないよう、理解を得ておくことが重要です。

また、洗浄水が飛散する可能性がある場合は、近隣の方々の了承を得て、「近隣の住まい」や「近隣の方の車」などにも養生をすることがあります。

こうした近隣の方々への対応は、基本的に塗装業者が行なってくれますが、今後の近隣の方の心証を考えれば、ぜひ自身でもフォローをしておきたいところ。
もちろん高圧洗浄前に近隣へ伺っても問題ありませんが、屋根塗装をする場合、高圧洗浄以外にもご迷惑をおかけすることが多々あるため、一般的に塗装工事がはじまる前に近隣挨拶を行ないます。この、はじまる前の挨拶のタイミングで塗装業者と一緒にお伺いして、高圧洗浄を含め、諸々ご迷惑をおかけすることをお詫びするのが最良でしょう。

2-3.高圧洗浄中は家中の窓やドアを開けることができない

鍵

高圧洗浄時の注意点として必ず頭に入れておいていただきたいのは、高圧洗浄中は窓やドアを開けることができないということです。うっかり開けてしまうと、洗浄水で室内が水浸し…といった大惨事になりかねないため、家族全員がしっかり把握しておく必要があります。

また、高圧洗浄機は水圧が高いため、窓などのカギが閉まっていないと、洗浄中に開いてしまうことがあります。屋根の洗浄は外壁に比べて水圧で窓などが開くリスクは低いものの、万が一ということもあるかもしれません。そのため、屋根の高圧洗浄時にも窓などのカギは閉めましょう。

多くの塗装業者が高圧洗浄をはじめる前に、窓やドアが閉まっているか、窓などのカギがかかっているかをチェックしてくれますが、自身でも念のためよくよく確認しておくとより安心です。

2-4.【補足】高圧洗浄後、「水」が乾くまで次の工程には入れない

時間

たとえば、昼過ぎに高圧洗浄が終了した場合。「あと数時間あるので、できるところまで次の工程を進めて、塗装工事をはやく終わらせてほしい」と思われるかもしれませんが、高圧洗浄後、すぐに次の工程を進めることはできません。なぜならば「水」が乾燥するのを待つ必要があるためです。

場合によっては、一部、対応できる作業もありますが、基本的には、水が乾燥しないうちに次の工程を進めてしまうと施工不良につながる恐れがあるため、高圧洗浄後は乾燥を待つことになります。

 

3.屋根の高圧洗浄にかかる費用相場

費用

屋根塗装時の高圧洗浄にかかる費用相場は、下記の通りです。

【高圧洗浄にかかる費用相場】

高圧洗浄の費用相場:200~300円/㎡
バイオ洗浄の費用相場:500円~800円/㎡

 

※高圧洗浄時、お住まいの水道を利用するのが一般的です。そのため、水道代は家主(施主)が負担することになります。水道代の相場は1,000~2,000円程。バイオ洗浄をした場合は、洗浄剤塗布前・最後の洗い流しの2回洗浄をするため、倍の2,000~4,000円程の水道代がかかる計算となります。
※住まいの大きさや洗浄にかかる時間等によって水道代が上記以上にかかることもあります。

▼もちろん、屋根塗装時にかかるのは高圧洗浄代だけではありません。足場をはじめ、塗料代や高圧洗浄以外の施工費もかかってきます。

 

4.要注意!屋根の高圧洗浄は自身ではできない

危険

もしかすると、「屋根塗装はプロに任せるとして、相応のお金がかかるのならば、洗浄だけでも自身でやろう」などと考える方がいらっしゃるかもしれませんが、自身で屋根の洗浄をするのは絶対にやめてください。屋根に上がるだけでも危険がともなうのに、水をつかって作業をするとなると、その危険度は相当なものです。足場も設置しない状態で、自身で高圧洗浄をするなど言語道断です。けっして自分で行わないようにしましょう。

「厚生労働省の労働災害統計(平成30年)」によると、建設業における墜落・転落による死傷災害は5,154件、うち死亡災害は136件にものぼります。きちんとした訓練を受け、万全の準備をして臨んでいるプロですら、これだけ墜落・転落の事故が起こっているのです。一般の方の高所作業がどれほど危険かは言わずもがなでしょう。

また、知識のない一般の方が自身で高圧洗浄を行なえば、漏水を引き起こしてしまう可能性もあります。

屋根塗装をする場合は、洗浄も含めて、すべてプロに依頼するようにしましょう。

 

まとめ

屋根塗装の洗浄について解説してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。

屋根塗装をする際には、高圧洗浄が行なわれるのが一般的です。高圧洗浄機を使って、高い水圧で、汚れやホコリ、カビやコケ、藻、塗膜表面のチョーキング(触ると手に付着する粉状のもの)、剥がれかけた塗膜(塗料の膜)などを徹底的に取り除くことで、美しく仕上がり、屋根材と塗料の密着性を高めることもできるため、より質の高い屋根塗装につながります。

また、屋根塗装の高圧洗浄を安心して見守るために押さえておきたい知識も2章にてまとめてご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。

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【半田市】春に外壁塗装する人が多いのはなぜ?

皆さんこんにちは
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀

まだまだ気温は低い日が続きますが、日差しはしっかり春の気配を伝えてくれるようになりましたね!

「春」に外壁塗装をしたいと思っている方は多いのではないでしょうか?

実は、春は外壁塗装において最も人気な季節だと言われています。では、なぜ春に外壁塗装をする方が多いのでしょうか?

今回は外壁塗装をいつすべきか悩んでいる方へ向けて、なぜ「春」に外壁塗装をする方が多いのかを詳しく解説いたします。春が外壁塗装において人気の季節と言われている理由から、春に塗装する際のメリットやデメリット、春に外壁塗装をする際のポイントをご紹介していきますので、計画を立てる際の参考にしてください。

1.外壁塗装を春にする人が多いのはなぜ?

3月頃から梅雨前までの春は、最も塗装工事の件数が多い時期のひとつです。では、なぜ春に外壁塗装をする人が多いのでしょうか。

外壁塗装は湿度が85%以上になっている日や気温5℃以下の寒い日、雨や雪が降っている日には、塗料がうまく乾燥せず不具合が生じてしまう恐れがあるため、工事は行なえません。もちろん、その条件さえ守っていればどの季節でも問題なく塗装は行えるのですが、天候不良が続く時期は工期が長引いてしまう可能性が高いのも事実です。そういった背景から、比較的気候が安定しており工事をスムーズに行える春に外壁塗装をする方が多くなっているのです。

また、春になると塗装業者の営業活動が本格的になることも理由として挙げられます。春になるとチラシや広告の出稿量も増え、「塗装シーズン到来」とアピールする業者も多くあります。業界全体の動きが活発になれば当然塗装工事の受注件数も増えますので、春に外壁塗装をする方が多くなるのです。

 

2.春に外壁塗装を行なうメリット

では、春に外壁塗装をするとどのようなメリットがあるのでしょうか。本章で詳しく解説いたします。

2-1.工事が進みやすく、日常生活への影響が少ない

春

春に外壁塗装をする最大のメリットは、天候が比較的安定しているため工事が予定通りに進行しやすく、日常生活への影響が少ないことです。

塗装工事は「湿度85%以上・気温5℃以下」「降雪・降雨」の場合にはできなくなるため、梅雨時期・天候が崩れやすい夏・台風が発生する秋・降雪の恐れがある冬などには工期が伸びてしまう可能性が高くなります。一方春は他の季節に比べても急に天候が崩れることが少ないため、当初の予定通りに工事を進行できる可能性が高い季節です。

塗装工事中は足場に取り付けられた養生シートで家全体を覆うため、照明を点けなければ薄暗い状態が続きます。さらに工事中はどうしても物音や塗料のニオイなどが生じてしまうため、工事が長引くとストレスに感じてしまう方もいらっしゃいます。一方、春は工事が長引くことなく予定通りに進みやすいため、日常生活への影響が比較的少なくなると言えるでしょう。

2-2.工事中に窓を締めきっていても過ごしやすい

塗装工事中は、塗料がガラスやサッシなどに飛散するのを防ぐために窓を養生テープで塞ぎます。それに加えて家の周囲に立てられた足場にも飛散防止シートがかけられるため、工事が終わるまでは好きなときに換気をすることがでにくくなります。自ずと室内の空気がこもり、蒸し暑くなってしまうこともあります。

とはいえ、春なら換気ができなくても室内温度が極端に上昇することはないため、比較的過ごしやすいと言えます。

※塗装業者によっては、換気できるようにしておきたい窓を指定すれば、養生テープを貼っていても開くように調節してくれる場合があります。工事前の営業担当者との打ち合わせの際などに、一度確認してみましょう。

2-3.普段よりお得に塗装できる可能性がある

外壁塗装に人気な季節である春には、数多くの塗装業者が営業活動に力を入れるようになります。塗装業者同士の競争が激しくなる時期ならではのメリットとして、期間限定のキャンペーンや割引の実施が増えてくることが挙げられます。

普段よりも安く塗装できたり、お得な特典がついてくる場合もありますので、塗装業者のチラシやホームページなどをこまめにチェックしてみることをおすすめします。

 

3.春に外壁塗装を行なうデメリット

春に外壁塗装をするメリットは多いですが、デメリットもいくつか存在します。本章にて、代表的なものを紹介させていただきます。

3-1.希望通りの日程で工事できない可能性もある

春は一年の中で最も塗装工事の件数が多い時期のひとつなので、当然のことながら塗装業者も繁忙期を迎えます。同時に何件もの現場を動かすような状態が常で、契約したとしても工期の順番待ちが発生してしまう可能性があります。もちろん依頼する業者の状況次第ではありますが、早めに依頼しなければ希望通りの日程で工事することは難しくなるかもしれません。

3-2.春雨前線の影響で工事が長引いてしまうことがある

雨

春は基本的に気候が安定しているため、いつでも問題なく塗装することができる季節です。ただ、3月中旬から4月上旬ごろには春雨前線と呼ばれる停滞前線が発生し、雨が降り続ける事があります。その期間には例外的に塗装工事がストップしてしまうことを留意されてください。

とはいえ、春雨前線が発生するのは数日間程度にとどまるため、梅雨前線や秋雨前線のように長期間雨が降り続けることはありません。

 

4.春に外壁塗装をする際のポイント

ここまでの章で、春に外壁塗装を行なうメリットとデメリットを紹介してきました。それでは、実際に春に外壁塗装をすると決めた場合、どのような点に注意すればいいのでしょうか。ここでは、春に外壁塗装をする前に押さえておきたいポイントを2つご紹介します。

4-1.声をかけてくる業者が増えるため、慎重に業者選びをする

春は塗装業界にとって最大のかき入れ時です。チラシや広告の出稿量が増えて消費者の目に留まる機会が増えてくるというだけでなく、訪問販売業者の動きも活発になってきます。業者によっては営業マンにきついノルマを課しているところもあるため、忙しさから契約後の対応が雑になってしまったり、売上を増やすためにまだ不必要な工事まで勧めてくる場合があります。

中には未だに悪質な訪問販売業者も存在しており、「不当に高額な料金を請求されてしまう」「手抜き工事をされてしまう」などの事態まで発生しています。

また、悪徳業者ではなかったとしても、塗装工事は職人の腕や知識によって仕上がりの質が大きく左右されてしまうことも考えておかなければなりません。塗料ごとの特徴や住まいの劣化状況を見極めて適切な方法で塗装しなければ、後々に不具合が生じてしまう場合があります。声をかけてくる業者が増える春だからこそ、業者選びは慎重に行ないましょう。

 

4-2.希望の日程で工事したい場合は早めに動き始める

塗装業者と契約するまでにはまず、「目ぼしい業者を何社かピックアップする」「住まいを診断してもらった上で見積もりを見せてもらう」「どの業者に依頼するか決める」というフローに沿って進める必要があります。しかし春は塗装工事の数が増えてくるため、信頼できる業者ほど忙しくなります。スケジュールが埋まっていると打ち合わせの時間を確保することが難しくなる上、診断報告書や見積もりといった資料作成にも通常より時間を要してしまいます。その結果、最初に問い合わせてから契約するまで時間がかかってしまう可能性があります。

また春は実際に塗装工事をする職人のスケジュールも埋まっているため、場合によっては順番待ちが長引き、工事が夏頃までずれ込んでしまうこともあります。春に契約した場合は、希望の日程で工事するのが難しくなる可能性があることも考慮されてください。

もし春のうちに工事を終わらせてしまいたい場合は、早めに業者選びを進め、繁忙期が来る前には契約および工事日程の決定を済ませておくことをおすすめします。

 

5.【補足】春以外の季節に外壁塗装をするのはどうなの?

ここまでの内容で、春は塗装工事で人気のシーズンだと紹介してきました。それでは、春以外の季節に外壁塗装をすることはできないのでしょうか。

結論から言えば、外壁塗装は「湿度85%以上、気温5℃以下」「降雪・降雨」のとき以外は問題なく行なえます。そのため愛知県では基本的には「塗装ができない季節」というものはありません。ただ、気温が5℃以下になることが多い時期や、雨が長期間降り続ける梅雨時期などは工事が長引く可能性が高くなるので注意が必要です。

参考までに、春以外の季節に外壁塗装を行なう場合のメリット・デメリットをまとめました。ぜひご参考にされてください。

季節 メリット デメリット
梅雨 ・閑散期なので、お得なキャンペーンが受けられる可能性がある。 ・雨の日は塗料が流されてしまい工事ができないため、工期が長引く可能性が高い。
・塗料が乾きやすいため工事が早く終わり、住まいが足場に覆われる期間が短くなる。・人気時期ではないため希望のスケジュールで工事できる可能性が高い。 ・夕立が降ると工事が中断してしまう。・多くの業者が休みになるお盆が重なると、工期が長引いてしまう。
・比較的気候が穏やかで、空気も乾燥しているため、春と同じくらい塗装工事がしやすい。 ・台風が直撃すると工事ができないため、工期が長引く可能性がある。
・そもそも窓を締め切っている季節であるため、養生テープを窓に貼っていても日常生活への影響が少ない。 ・日照時間が短いため、他の季節よりも作業可能な時間が短くなってしまう。・気温が5℃を下回ったり、雪や霜が降ると工事ができなくなるため、工期が長引く可能性が高い。

・年末年始には塗装業者も休みに入るため、工事が中断する。

それぞれの季節に外壁塗装をする場合のポイントは、こちらの記事にもまとめられています。ぜひご参考にされてください。

 

 

まとめ

本記事では、外壁塗装を春にするかどうか迷っている方へ向けて、「なぜ春に外壁塗装をする方が多いのか」「春に外壁塗装をするメリット・デメリットはあるのか」「春に外壁塗装をする場合はどんなことに注意すべきか」などの情報について詳しく解説してきました。

春は外壁塗装に人気の季節です。様々な塗装業者の動きが活発になり、業界全体が繁忙期を迎えます。満足のいく塗装工事をするためには、早めに計画を立て、数多く存在する業者の中から信頼できるところを慎重に選ぶ必要があります。ぜひ、本記事で紹介したポイントを参考にされてください。

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【半田市】外壁のひび割れ補修の基礎知識

皆さんこんにちは
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀

自宅の外壁に「ひび割れ」ってありますか?と聞かれて答えられる方は多いと思いますが、ではそのひび割れは、補修しないといけないものなのか、次回の塗替え工事まで補修しなくても大丈夫なのかまで答えられる方は少ないと思います。

ひび割れは、外壁材の種類、ひび割れた場所、ひび割れの数などによっても変わり、補修方法も様々になります。

ひび割れは気になってはいるけど、業者に言うべきか・自分でも補修できるのかも分からなくて、困りますよね。

本日はそのようなお困りの方ためにオススメのひび割れ補修方法について、わかりやすく解説します。

ぜひ、参考にしてみてください。

 

1.外壁のひび割れ補修をするには、まずは状況を確認しよう

ご自宅の外壁にひび割れを見つけた場合、どのように対応したらよいのか悩まれると思います。すぐに業者を呼んで補修してもらった方がいいのか、それとも自分で補修できるものなのか。まずは、どのように対応したら良いのか手順と判断基準をご紹介します。

1-1.ひび割れ状況の現状確認

ご自宅にひび割れを見つけて最初にすべきことはひび割れの大きさ(長さ・幅・深さ)の確認をすることです。直ちに業者に相談したほうがいいほど深刻な状態なのか、それともまだ応急処置程度で大丈夫なのかを見極めることで、ひび割れを的確に補修することが可能です。まずはご自宅のひび割れの状態を診断してみましょう。

※ひび割れの幅を測る際は、ホームセンターなどで購入できる「クラックスケール」という写真の様な道具を使用すると便利です。

1-2.すぐに補修をしなくても大丈夫な状況

ひび割れの幅が0.30mm以下のことを指す「ヘアークラック」です。ヘアーとは「髪の毛」を指し、髪の毛ほどの微細なひび割れという意味です。次回の塗替え工事の際にひび割れ補修をすることで対処できるひび割れです。

現在、気付いている箇所については写真などを取っておき、次回の塗替え工事で塗装業者に補修をしてもらうように伝えてください。また、ヘアークラックであれば、4章で紹介するDIYによる簡易的なひび割れ補修が可能なひび割れです。


ヘアークラック

1-3.すぐに補修をした方が良い状況

ひび割れの幅が0.30mm以上のひび割れは、すぐに専門家に建物調査診断をしてもらうことをオススメします。0.30mm以上のひび割れには「構造クラック・乾燥クラック・縁切りクラック」などがあり、発生した原因からひび割れ補修方法を考えていきます。


構造クラック

 

また、ひび割れの進行度をまとめましたので、参考にしてください。

1-4.ひび割れ補修は業者に任せよう

まず、基本的に「ひび割れ補修は業者に任せる」ということがオススメになります。外壁材の種類やひび割れの数・種類・発生箇所などによってもひび割れの補修方法が変わってきます。プロによる建物診断をしてもらい、正しいひび割れ補修をすることで、ご自宅を長持ちさせることができます。

しかし、「どのようなひび割れでも業者に任せれば良い」というわけでもありません。ひび割れでもすぐに補修が必要なものばかりではなく、次回の塗替え工事で補修をすれば大丈夫なひび割れもあります。

 

2.外壁材別の発生するひび割れの種類と補修方法

「ひび割れ」と一言で言ってもすべて同じではありません。外壁材の種類、ひび割れの数・種類・発生箇所などによってもひび割れの補修方法が変わります。

ここでは戸建住宅で使われことが多い外壁の種類別(窯業系サイディング、モルタル、コンクリート、タイル)にどのようなひび割れが発生し、どのような対処法が適しているのかをお伝えします。ご自宅の外壁を思い浮かべながら、ひび割れ補修方法は何が適しているのか照らし合わせてみてください。

さらに外壁材毎の詳しい情報を知りたい方は、それぞれの別記事もご覧ください。

2-1.窯業系サイディング

窯業系サイディングは色や形が豊富で、おしゃれな外観を演出することができ、現在多くの住宅で採用されています。住宅用建材使用状況調査によると、日本で使用されている外装材のうち約70%以上が窯業系サイディングを使用しているという調査結果もあります。

窯業系サイディングがひび割れることは少ないですが、建物の動き・窯業系サイディングの経年劣化などによってひび割れることもあります。 

No ひび割れの種類 写真 原因 注意
ビス周辺のひび割れ   新築時のビスの打ち付けが板の端部と近く割れた地震などの大きな建物の動きが加わった 他の場所でもひび割れが発生する可能性がある
外壁材のひび割れ   板が経年劣化によって、もろくなった地震などによる建物の動きによって開口部周辺に大きな負荷がかかった ひび割れが多発している場合、窯業系サイディングの寿命の可能性もあるため、カバー工法や張替えを推奨する
シーリング材のひび割れ   シーリング材の経年劣化や厚み不足によってシーリング材が固くなった 次回の塗替え工事の際、打ち替えをする

◎窯業系サイディングのひび割れ補修方法

①、②の場合:

→ひび割れにシーリング材の擦り込み (業者 or DIY)

最も簡単なひび割れの簡易補修です。ひび割れ箇所にシーリング材を擦りつけ、ひび割れに追従させます。DIYの場合、見た目がいかにも補修をした跡が目立ったり、はしごに登って作業をしたりするため危険が伴います。ご自身では高所はやめておきましょう

→新しい外壁材のカバーや板の交換 (業者のみ)

ひび割れが多発している場合、窯業系サイディングが弱くなっており、簡易的なひび割れ補修では防ぎきれずに再発する可能性が高いです。そのため、カバー工法や張替え工事をオススメします。

③の場合:

→シーリング材の打ち替え工事 (業者のみ)

新築工事に使用しているシーリング材は、10年程度でひび割れが発生します。塗替え工事の際にシーリング材も新しく打替えなければなりません。

※既存シーリング材が柔らかいからと言って、増し打ちによる工事はオススメしません。早期のシーリング材の破断に繋がるケースが多いからです。

 

 

2-2.ALC

ALC壁は「軽量気泡コンクリート」とも呼ばれるコンクリートの1種で、高機能の外壁材です。

コンクリートと聞くと硬くて重いというイメージを持つ方もいるかもしれませんが、ALCは内部に気泡穴が無数に空いており、水に浮くほど軽量な素材です。一般的には通常のコンクリートの約1/4の重量となっており、この気泡に含まれた空気層が、熱の伝わりを抑制し、夏の暑さや冬の寒さから室内を一定の温度に保つ断熱効果が期待できます。

高機能な外壁材ですが、無数の気泡穴があるため「もろい」というデメリットがあります。建物の動きなどによってひび割れが発生しやすい場合があります。

No ひび割れの種類 写真 原因 注意
目地部周辺のひび割れ    シーリング材が劣化し、建物の動きを吸収することができず、耐えきれずに割れた ひび割れが進行しALCが欠損している場合、ALC専用の補修材を使用する
外壁材のひび割れ   地震などによる建物の動きによって開口部周辺に大きな負荷がかかった
シーリング材のひび割れ   シーリング材の経年劣化や厚み不足によってシーリング材が固くなった 次回の塗替え工事の際、打ち替えをします。

◎ひび割れ補修方法

①、②でひび割れ幅が0.30mm以下の場合

→シーリング材の擦り込み(業者 or DIY)

簡単な簡易補修です。ひび割れ箇所にシーリング材を擦りつけ、ひび割れに追従させます。DIYの場合、見た目がいかにも補修をしたあとが目立ってしまう事があります。また、はしごに登って作業をするため危険が伴います。

→微弾性フィラーの擦り込み(業者のみ)

塗替え工事の際に下塗材で行う補修方法です。ひび割れ箇所に微弾性フィラーを擦り込み、ひび割れに追従させます。その後、上塗材を塗布することでひび割れを表面化させないように保護します。

①、②でひび割れ幅が0.30mm以上の場合

→Uカットシーリング工法(業者のみ)

ひび割れ幅が0.30mm以上のひび割れは「構造クラック」と呼ばれます。建物の構造的な問題や地震などの大きな歪みや動きによって発生するひび割れです。構造クラックは、Uカットシーリング工法というもので補修を行います。ひび割れ箇所を電動工具で溝を作り、シーリング材で溝を埋める工法で、ひび割れの抑制効果が高い補修方法です。

③の場合:

→シーリング材の打ち替え(業者のみ)

新築工事に使用しているシーリング材は、物によりますが、おおむね10年程度でひび割れが発生するものが多いです。そのような時は塗替え工事の際にシーリング材も新しく打替えなければなりません。

→既存シーリング材をVカットしシーリング材の増し打ち(業者のみ)

ALC板の形状から既存シーリング材の完全撤去が難しい場合があります。その場合は、カッターで取れるだけ既存シーリング材をカットしてから、シーリング材を打設します。そうすることで、新規シーリング材の厚みを確保することができます。

 

2-3.モルタル壁・コンクリート壁(RC造)

モルタル壁は意匠性に優れ、深い味わいのある仕上がりになり、窯業系サイディングのような外壁材同士の継ぎ目(目地部分)がなくシーリング材の補修がないといったメリットがあります。外壁に継ぎ目がないことで、建物の揺れなどには弱く、ひび割れが発生しやすいデメリットもあります。

コンクリート壁は高い耐久性に優れており、建物はもちろんのこと、道路やダム等のも幅広く使われています。仕上げも磁器タイル張り、打放しコンクリートなど飽きのこない仕上がりが可能です。コンクリート壁はひび割れから雨水が浸入し、鉄筋が錆びて、コンクリートの爆裂に繋がることがあります。そうなると建物自体の耐久性を縮めかねませんので、放置せずにメンテナンスをすることが大切です。

No ひび割れの種類 写真 原因 注意
硬化収縮によるひび割れ   新築工事のモルタル壁の水分が蒸発し、体積が小さくなったことによる歪みにより発生 新築から10年程度で発生します。
開口部周辺や外壁面のひび割れ   地震などによる建物の動きによって開口部周辺に大きな負荷がかかり発生 構造的にひび割れが入りやすい外壁材のため、外壁塗装時に補修を行います。
窓やドアの周辺の肌分かれによるひび割れ   窓やドアを取り付ける際、モルタル壁を削り、その隙間に新たなモルタル壁を施工したことで、付着不良により発生 新築から10年程度で発生します。
シーリング材のひび割れ シーリング材の経年劣化や厚み不足によってシーリング材が固くなった 次回の塗替え工事の際、打ち替えをします。

◎ひび割れ補修方法

①、②、③でひび割れ幅が0.30mm以下の場合

→シーリング材の擦り込み(業者 or DIY)

簡単な簡易補修です。ひび割れ箇所にシーリング材を擦りつけ、ひび割れに追従させます。DIYの場合、見た目がいかにも補修をしたあとが目立ったり、はしごに登って作業をするため危険が伴います。

→微弾性フィラーの擦り込み(業者のみ)

塗替え工事の際に下塗材で行う補修方法です。ひび割れ箇所に微弾性フィラーを擦り込み、ひび割れに追従させます。その後、上塗材を塗布することでひび割れを表面化させないように保護します。

 

①、②、③でひび割れ幅が0.30mm以上の場合

→Uカットシーリング工法(業者のみ)

ひび割れ幅が0.30mm以上のひび割れは「構造クラック」と呼ばれます。建物の構造的な問題や地震などの大きな歪みや動きによって発生するひび割れです。構造クラックは、Uカットシーリング工法で補修を行います。ひび割れ箇所を電動工具で溝を作り、シーリング材で溝を埋める工法で、ひび割れの抑制効果が高い補修方法です。

※鉄筋コンクリート造はひび割れ幅が0.30mm以上のひび割れが多発している場合に、低圧エポキシ注入工法などの専門的なひび割れ補修方法があります。別途、専門業者にご相談ください。

 

④の場合:

→シーリング材の打ち替え(業者のみ)

新築工事に使用しているシーリング材は、10年程度でひび割れが発生する物が多いです。塗替え工事の際にシーリング材も新しく打替えなければなりません。

 

2-4.タイル壁

タイルといえば、やはり他の建材には出せない「高級感」や「重厚感」を感じることができます。一方で値段が高いイメージがありますが、他の建材に比べてタイルそのものの耐久性が高いのでメンテナンス費用を抑えることができ、長く建物を持たせることができます。タイル自体も耐久性に優れ、強い日差しや風や雨にさらされても変色や劣化がしにくいという特徴があります。

タイル自体が劣化することはほぼありませんが、ひび割れや欠損を見つけたらすぐに専門業者に相談してください。

No ひび割れの種類 写真 原因 注意
タイルのひび割れ   コンクリート壁にひび割れが発生し、タイルも一緒に割れた タイルが落下する危険性が高まるため、次回の改修工事で補修を行います。
シーリング材のひび割れ   シーリング材の経年劣化や厚み不足によってシーリング材が固くなった 次回の塗替え工事の際、打ち替えをします。

◎ひび割れ補修方法

①でひび割れ幅が0.30mm以下の場合

→タイルの張替え(業者)

ひび割れたタイル周辺部の目地モルタルに切り込みを入れ、タイルを取り外します。接着剤でタイルを貼り、目地モルタルを充填する補修方法です。

※全く同じタイルは手に入らない可能性も高い為、手に入らない場合は色がズレてしまうことがあります。似たような色や質感のタイルで補修を行います。

 

①でひび割れ幅が0.30mm以上の場合

→Uカットシーリング工法 + タイル張り替え(業者のみ)

ひび割れ幅が0.30mm以上のひび割れは「構造クラック」と呼ばれます。割れたタイルだけ交換しても、躯体のコンクリートなどはひび割れたままの状態です。躯体のひび割れ補修を適切に行わなければ、タイルの割れが再発する可能性もあります。

 

②の場合:

→シーリング材の打ち替え工事 (業者のみ)

新築工事に使用しているシーリング材は、10年程度でひび割れが発生します。塗替え工事の際にシーリング材も新しく打替えなければなりません。

 

3.ひび割れが引き起こす4つリスク

ひび割れについて説明してきましたが、そもそも外壁にひび割れが入ることによりどのようなリスクが発生するのでしょうか?

それは大きく以下の4つです。

①雨漏りに繋がる

ひび割れが発生すると雨水が外壁内に浸入してしまいます。そうするとはじめは室内への影響はありませんが、時間が経つと室内の雨漏りに繋がってしまう可能性があります。特に、横に割れたひび割れは雨を面で受けるため雨水の浸入する量は多くなりますので、注意が必要です。

雨漏りによるシミ

雨漏りによるシミ

 

②躯体の劣化、建物自体の耐性が落ちる

ひび割れからの雨水の浸入により、外壁材自体の劣化が進行します。例えば、窯業系サイディングは反り・割れなどが発生し、鉄筋の錆びによるコンクリートの爆裂などが発生します。さらに、劣化が進行すると、透湿防水シートや下地(木部)が腐食し、外壁材を取り外して交換しなければならないこともあります。最悪の場合、シロアリ等が発生してしまう可能性があります。その結果、建物自体の地震や災害に対する耐性が落ちてしまいます。

雨水で腐食した断熱材
窯業系サイディングの反り 鉄筋の錆び コンクリートの爆裂 雨水で腐食した断熱材

 

③湿気によるカビの発生により人体に悪い影響を及ぼす

ひび割れから雨水が浸入するとカビが発生しやすい環境になり、人体に悪い影響を及ぼす可能性があります。

外壁藻やカビの発生
下地(木部)の腐食

 

④見た目の美観を損なう

ひび割れのある家の見た目はみすぼらしいイメージになりますよね。せっかく大事なマイホームであっても美観が損なわれることになってしまいます。


ひび割れ補修イメージ

 

4.  DIYでひび割れ補修をする際の注意事項

4-1.絶対に使用してはいけない補修材

補修は業者に依頼するのがオススメとお伝えしましたが、とりあえず自分で補修をやってみたい、という方もいらっしゃるかと思います。

その場合おそらく、ホームセンターでシーリング材を購入されると思いますが、「シリコーン系シーリング材」は外壁のひび割れ補修で使用してはいけないシーリング材です。

このシーリング材は、台所や風呂場の水回りで使用するもので、外壁に使用すると塗替え時に塗膜剥離の原因となるため、絶対に使用しないようにしましょう。

 

4-2.DIYのリスク

ご自身でひび割れ補修をする際のリスクがあります。お金をかけずに補修をしたい方は下記の内容を頭に入れてから作業を行ってください。

  • 高い位置にひび割れ補修があり、はしごをかけて補修を行い、落ちそうになった。(危険がある)
  • 養生を上手くできず、仕上がりが汚くなってしまい再度やり直すことになった。(上手に出来ない)
  • ひび割れ部分に完全に充填できずに、早期でひび割れが再発してしまった。(きちんと役割を果たしていない)

などのリスクがあります。以上を踏まえると、ひび割れの簡易補修であっても、DIYではなく、業者に依頼して補修してもらうことをおすすめします。

 

5.費用・保証・保険について

外壁材毎のひび割れと補修方法がわかってきたところで、費用・保証・保険についてご紹介します。

5-1.ひび割れ補修は業者へ依頼

何度も説明していますが、ご自身で行う際の安全面・早期のひび割れの再発・見た目の仕上がりが悪いなどを考慮して、基本的には業者に依頼することをオススメします。専門業者であれば、2章でお伝えしたような外壁材毎のひび割れの状況や原因を踏まえた上で適切な補修を行ってもらえるため、ご自身で行って失敗してもう一度行って…となるより安心ですし正確です。

業者に依頼した場合の流れとしては下記のように進みます。

①現場調査

現場調査をしてひび割れの現状から,適した補修方法を提示してもらいます。

②見積り

ひび割れの幅や深さ、発生原因、下地の種類などによって様々な補修方法があり、それによって費用は異なります。また高所作業の場合(2階部分の補修など)にはプラス高所作業車や足場の費用がかかりますので、塗装工事と一緒にひび割れ補修をしてもらうのがオススメです。

一部のひび割れ補修のみであれば、数万円で済むこともあります。塗装工事も一緒であれば、塗装工事代金とひび割れ補修代がプラスになります。

③補修及び塗装工事

補修箇所や工法が決定したら、工事が始まります。

外壁の面積などやひび割れ状況でも変動しますが、ひび割れ補修だけであれば工期は比較的短期間です。塗装工事と一緒に補修する場合2週間程度になります。

思っていたよりも高いな、と思われる方も多いかもしれませんが、一度プロによる補修によってひび割れの再発を抑制することができますので、結局自身で補修してまた1年後にやり直す、などを繰り返すかもしれないと考えると非常に安心感が高いといえます。

5-2.知らないと損する!保証・保険制度

現在のお家を新築または中古で購入されたとき、塗替えをしたとき、工務店や塗装会社から「今回の工事では、○年保証がついています」と保証書の話を覚えていませんか?

まずはその時の保証書を確認して、業者に連絡してみましょう。

また、公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理センターが運営している、法律に基づいて国土交通大臣から指定を受けた住宅専門の相談窓口もあります。業者が誠実に対応してくれない場合はこちらに相談してみることをおすすめします。

「住まいるダイヤル」は、公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターの相談ダイヤルです。国土交通大臣から指定を受けた住宅専門の相談窓口で、新築やリフォームに関するあらゆる電話相談に対応しています。

また、ひび割れの原因が地震や台風などの自然災害によるものの場合、地震保険が使える可能性もあります。保険に加入されている方は、保険が適用できるのか確認して活用してみましょう。

 

まとめ

※本記事のまとめ※

・ひび割れは「補修を検討するべきひび割れ」と「次回の塗替え工事でよいひび割れ」がある

・ひび割れ補修は業者に依頼した方が安心(簡易補修はDIYでもできるが、再発する可能性がある)

・ひび割れの種類と原因→外壁の種類によって違うため、プロによる診断と提案が必須。

上記のポイントをお伝えしました。

大切なご自宅を長く使い続けていくためにも、定期的に建物のメンテナンスを行って頂きたいと思います。本記事が皆様に安心感を与える一つの材料となれば幸いです。

プロタイムズ半田店でも無料で点検を行っております。お気軽にご相談ください。

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