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【半田市】これでまるわかり!陸屋根の防水工事に関する全知識 

皆さんこんにちは
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀

 

陸屋根の防水工事を行なってから数年が経過。そろそろメンテナンスをしなければと考えるけれど、どの防水工事にすればいいのかわからずに、そのままにしていませんか?

傾斜がなく、平らな陸屋根は、雨が降ったとき通常の屋根よりも水はけが悪く、防水効果が切れた途端に雨漏りを発生する可能性を持っています。いまは大丈夫でも、雨漏りが発生する前(劣化の初期段階)に、陸屋根を防水工事することで費用を安く抑えられ、お家を長持ちさせることができます。

今回は、陸屋根に関する基礎知識と防水工事の種類、長持ちさせるポイントなど陸屋根の防水工事に関する全知識をお伝えいたします。ぜひ参考にしてみてください。

1. 陸屋根の特徴と防水のタイミング

1-1. 陸屋根の特徴

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陸屋根(りくやね、ろくやね)とは傾斜のない平らな屋根であり、平屋根ともいいます。屋上庭園を作ったり洗濯物干し場として利用したり、屋上スペースを有効に活用することができます。さらに、平らであるため足場を設置するなどの手間がいらず、通常の屋根と比較してメンテナンスが容易です。屋上までの階段を設けている場合は、屋上の点検作業も簡単に行なうことができるメリットがあります。

マンションなどの高層建築物に多く見られ、最近では技術の向上やデザイン等の観点から一般住宅でも見かけるようになりました。

1-2. なぜ陸屋根は防水する必要があるのか

陸屋根は通常の屋根より雨漏りの危険性が高くなります。

通常の屋根と比較して傾斜がほとんどないため、雨が降ったとき水はけが悪く、屋根の防水性切れた時点で雨漏りに直結する可能性があります。

1-3. 防水工事をするタイミングと見分け方

メンテナンスは早めの方が費用も安くなるため、屋上までの階段を設けていて実際に確認できる方や近くに高い建物などがあり、高所から屋根を目視できる方は定期的に以下の項目をチェックしておきましょう。望遠鏡などを使って少し離れたところから劣化症状が見えた場合、実際はよりひどい状態の可能性があるため、早めに業者に依頼してきちんと確認してもらうことをおすすめします。

陸屋根を覗くことができない場合は、防水工事をしてから5~10年を目安にして業者に診断を依頼するといいでしょう。雨漏りが発生してからでは手遅れになります。イチオシは、陸屋根がいまどんな状態なのか写真を撮ってもらうよう業者に依頼し、自分でチェックすること。防水工事が必要だと言われた時には、その理由を業者に尋ねておくと安心です。優良業者であればきちんと、わかりやすく説明してくれるでしょう。

《早めのメンテナンスを検討しましょう》

・雑草が生えている

・目地がひび割れている

・コンクリートにひび割れがある

・ルーフドレン(水を流すための排水溝)の周りにゴミがたまっている

・雨の日に屋根の一部分に水がたまっている

すぐ補修すべき!というわけではありませんが、なにかしらの問題があり、少なからず防水効果が落ちてきています。ルーフドレンの周りのゴミを取り除く、業者に依頼してきちんとチェックしてもらうなど、早めのメンテナンスが鍵となります。

※雑草は、防水層まで根が生えている可能性があるため、むやみに抜くのはやめましょう。

《すぐ防水工事を依頼!》

・室内で雨漏りが発生している

・防水工事をしてから10年以上経過している

・防水層が膨れている

・ルーフドレン(水を流すための排水溝)が詰まっている

・剥がれたり壊れている部分がある

 

雨漏りしている場合はすぐに業者に依頼しましょう。

雨漏りしていなくとも上記の症状が出ている場合、防水効果がかなり薄くなっている可能性が高いので、いつどのようなタイミングで雨漏りに繋がるかわかりません。早めに業者に依頼して対処した方がいいといえます。

2.陸屋根の防水工事の種類と費用

陸屋根の防水工事には、大きく分けて3種類あり、塗る工法、貼る工法、どちらも利用した複合工法となります。

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2-1. 塗る工法(塗膜防水)

現場で液状の防水材料を塗り、防水の膜をつくる工法です。こちらはウレタン防水工事とFRP防水工事の二種類があります。

迷ったらこれ!ウレタン防水工事

ウレタン防水

液体のウレタンを複数回塗ることにより防水層を形成し、雨の浸入を防ぐものです。液体状のウレタンは複雑な形をした陸屋根面でも継ぎ目のない完全な防水層を形成できます。工程が単純なので安価で工事日数も少なくて済むので補修時に最も選ばれる防水工事です。

耐久年数は10年前後と短めですが、重ね塗りが可能なのでメンテナンス費も安く済みます。さらに、別の素材の防水材があってもそのまま上から施工できるため、撤去費用もかかりません。性能的に目立った短所はないのですが、乾燥に時間がかかるため、定期的にひとが行き来するマンションの通路(廊下)には不向きになります。その他にも、均一に塗装しにくい面があります。専用の機器を使用すれば、ある程度解決できますので、気になる方は業者に確認しておくといいでしょう。

人の出入りがあるならFRP防水工事

FRP防水

強度が高く耐久性に優れた「ガラス繊維強化プラスチック(FRP)」を使用して、防水層を形成する工法です。その強度の高さから、木造のベランダ床などにも多く採用されており、屋根に出入りする可能性のある方におすすめです。新築によく使用されています。紫外線が長期間当たると、劣化してひび割れが起こってしまうため、定期的にトップコートを塗り替える必要があります。様々な形状に施工ができ、継ぎ目のない防水層を形成します。保護層なしで歩行が可能なため、建物を軽くできます。施工時に臭いを発するため、予め工事前に業者に相談して対策を打っておきましょう。

2-2. 貼る工法(防水シート)

シートを下地に貼り付ければ完成する簡便性が特徴で、安価な工法です。塩化ビニールシートとゴムシートの二種類があります。

デザインが豊富!塩化ビニールシート防水工事

シート防水

 

塩化ビニール樹脂の防水シートを接着剤などで陸屋根面に貼っていく改修用防水工事です。意匠性に優れ、色や模様がプリントされたものもあるため、出入りのある屋上やマンションの通路などひと目につく場所におすすめです。ウレタン防水の次に人気のある工事になります。

施工後、軽歩行も可能です(歩行不可のタイプも存在するため、予め確認しておきましょう)。日光による紫外線や熱、オゾンに対して優れた耐久性を持っており、基本的にメンテナンスの必要がなく、長期的なコストパフォーマンスが高い防水工事ですが、シートのつなぎあわせなど工事の難易度が高いため、依頼する際には施工実績のある業者を選ぶようにしましょう。高層ビルなどの強風が予想される場所ではシートが飛ばされる可能性があるため不向きです。シート状の防水材は平滑な陸屋根の方にも最適です。

部分的な補修なら!ゴムシート防水工事

シート防水(ゴムシート)

 

シート状に成形した合成ゴム系の防水シートを、接着剤やテープなどで陸屋根面に施工する改修用防水工事です。短工期・低コストのため、応急処置として部分的に補修したい方におすすめです。ゴムは伸びるため、地震などに強く昔は主流の一つでしが、接着剤が剥がれやすかったり職人による質のばらつきがし生じやすい面もあるため、依頼する際には施工実績のある業者を選びましょう。ゴムシートの保護層として塗装材を厚塗りすれば、軽歩行も可能です。

2-3. アスファルト防水

合成繊維不織布にアスファルトを含ませたシートを貼り重ねていく工法です。歴史ある工法のため信頼性が高く、新築時の防水工事はほぼすべてアスファルト防水が採用されています。歩行するためには保護モルタルを貼る必要があり、屋根が重くなるため、木造住宅には不向きです。しかし防水性能は高いため、人が立ち入らない場合にいいでしょう。大きく分けて、トーチ工法と常温工法という二種類の施工方法があります。

トーチ工法

トーチ工法

 

シートの裏面に含ませたアスファルトを、トーチバーナーで炙りながら液状化し、塗るように貼り付けていく工法です。器具を用いて簡単に施工でき、シート同士を接合させる際隙間なく溶着させることができるため施工不良を減らすことができます。火を扱うことで煙や臭いが発生するため、改修時に採用されることはあまりない工法です。

常温工法

常温で材料を付着させる工法のことです。液状のアスファルト材を使い、シートを複数枚交互に貼りあわせていきます。「冷工法」とも呼ばれます。

トーチ工法と比べて接着技術を要しますが、熱による溶融が不要のため煙や臭いといった周辺や環境への影響がほとんどないのが特徴です。

2-4. 費用・耐久年数別防水工事一覧

各防水工事にかかる費用、耐久年数、メリット・デメリットを簡単にまとめてみました。

ぜひ参考にしてみてください。

費用(1㎡あたり) 耐久年数
ウレタン防水 2.500~7,000円 12年前後 目立った短所がなく、改修工事で迷ったらウレタン防水がいいでしょう。主流。施工場所を選ばず、複雑な形でも採用可。施工が容易なため、工期も短く済み、低コスト。
FRP防水 4,000~7500円 10年前後 陸屋根に人が出入りする方におすすめです。新築に多い。軽量ながら強靭な耐久性。歩行のみならず車両の走行も可能。定期的にトップコートを塗り替える必要があります。
シート防水(塩ビ) 2,100~7,500円 13年前後 下地の撤去がいらないので、改修工事に最適です。安価で色やデザインを選べる。紫外線・熱・オゾンに対して優れた耐久性を持つ。軽歩行も可。下地が平らである必要があります。
シート防水(ゴム) 2,100~7,500円 13年前後 安価で目立ちにくいところの工事、応急処置として最適です。ひび割れに追随する柔軟性があります。接着剤の性能が防水効果や耐用年数に大きく影響されます。下地が平らである必要があります。
アスファルト防水(トーチ・常温) 5,500~8,000円 20年前後 工事の手間がかかりますが、防水性能に優れており長持ちするためメンテナンスの回数が少なくなります。信頼が厚く、新築に多い。人の出入りがない場合におすすめです。(歩行できるようにするためには屋根が重くなります)

3. 防水効果を長持ちさせるポイント

3-1. ルーフドレン(排水溝)をこまめに掃除する

防水工事を行なった屋根で受けた雨水は全てルーフドレンと呼ばれる排水溝に流れていきます。排水溝が詰まっていると雨水が流れず、水たまりのある箇所から防水層が劣化していく可能性があります。

陸屋根に出入りができる方は、定期的に飛んできた落ち葉やビニールゴミ、土ぼこりなどを撤去するようにしましょう。もともとゴミなどが溜まりにくいようにストレーナーというカバーがついていますが、このストレーナーを外してドレン内部も清掃することも大切になります。

3-2. 色が変わってきたら、トップコートを塗り替える

トップコートは、防水シートなど何らかの防水層を形成した後、その上から塗ることで紫外線から防水層を守る役割をしています。トップコートが剥がれてくると紫外線や熱の影響によって防水層が急速に劣化してします。ウレタン防水であれば黄色く変色し、硬化してしまい、防水シートであれば黒い防水層が透けてきます。この黒い防水層が見えてくると、太陽の熱を反射せず吸収してしまうため屋根が暑くなり、室内の温度にも影響を与えて来るため、陸屋根の色は要チェックです。目安としては5年おきに塗り替えるといいでしょう。トップコートのなかには、10年おきの塗替えでも大丈夫な高耐久性のものや遮熱効果を持ったものもあります。

4.防水工事は業者に依頼しましょう

ホームセンター等で防水材や防水シートを購入し、自分で防水したいと考える方もいしゃっしゃるかもしれませんが、防水工事は専門性が高いため、専門の業者に依頼した方がいいでしょう。

万が一、自分で行って失敗した後に業者に依頼すると通常の工事費より高くかかることも想定されます。通常、防水工事は防水工事を取り扱っているリフォーム店や塗装業者、工務店などに依頼をします。

しかし、リフォーム店などが自社で防水工事を手掛けることは稀で、工事自体は提携している専門業者が行なうのが一般的です。さらに防水工事専門業者がすべての防水工事ができるというわけでもなく、だいたいウレタン防水や塩ビシート防水などいずれか一つの工法に特化しています。つまり、リフォーム店などは劣化状況やお客様の要望に合わせて、最適な工法とその工法に特化した防水工事専門業者を選定することになります。

そのため、いい防水専門業者に工事を行なってもらうためには、正しい防水工事の知識を持った業者に依頼することが重要になります。

見極めるポイントを3つまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

4-1. 見積りは3社以上から取って比較

業者によって使用する材料、サービス、金額はバラバラです。リフォーム店や工務店など防水工事を行なっている業者3社程度から見積りをもらい、比較することで、防水工事に関する知識がしっかりしているか見極めることができます。わからない点はどんどん質問するようにしましょう。知識のある業者であれば、わかりやすく説明してくれるはずです。

①「防水工事 一式」と金額だけの見積書ではないか

新築工事と違い、実際に点検や工事をしてみないとどのような問題が出てくるかわからない防水工事で、曖昧な見積書はトラブルのもとです。ここは工事に含まれていないと追加の工事費を取られ、最初に聞いていた価格より高くついたというケースもあります。必ず詳細な見積書を出してもらいましょう。

②使用する材料のメーカー名と商品名をチェック

ウレタン防水、防水シートと一言に言っても商品によってグレードや特徴が異なり、メーカーが違えば価格も変わってきます。どこのメーカーのどの商品を使用するのか確認し、見積書(書面)に記載してもらうことでトラブルを防ぐことができます。

③塗布面積とその根拠をチェック

適正価格(材料がどれだけ必要か)をきちんと知るためには、正しい塗布面積が算出されていないといけません。業者によって塗布面積が多少異なってくるので、なぜこの面積が算出されたのか根拠も必ず確認しましょう。

どんな工事を行ない、どんな材料をどのくらい使用するのかなどがはっきり書かれた見積書を出す、わかりやすく説明してくれる業者が優良業者である可能性が高いです。大丈夫ですよ、お任せくださいと言うばかりで詳細を教えようとしない業者は、どこかで隠しておきたい不正があるのか防水に関する知識があまりない可能性が高いので避けたほうがいいでしょう。

4-2. 実績を確認しよう

次にインターネットなどで業者のホームページなどを検索し、防水工事の実績があるか、その内容に問題がないか確認してみましょう。その会社がいつ創業し、どんな仕事を請け負ってきたのか実際に尋ねたりホームページで確認するといいでしょう。アスファルト防水を依頼したい場合は、アスファルト防水の施工事例がある(多く手がけている)業者がいい可能性が高いです。

4-3. 工事保証やアフターフォローを確認しよう

工事保証やメンテナンス、アフターフォローなどのサービスがあり、わかりやすく説明してくれるかは重要なポイントです。保証期間はさまざまありますが、保証期間は何年なのかなぜその期間なのか必ずはっきりさせ、保証書など書面で出してもらいましょう。結局何年保証で何をしてくれるのかわからない、口頭だけの約束は後々何かあったときに対処してもらえないといったトラブルにもなりかねないため注意しましょう。

 

 

5. まとめ

いかがだったでしょうか?

防水工事には、防水材を塗る工法(ウレタン防水・FRP防水)、防水シートを貼る工法(塩ビシート・ゴムシート)、複合工法(アスファルト防水)がありますが、イチオシは安価で目立った短所のないウレタン防水です。主流の防水工事であるため、経験豊富な業者も多いので、記事を参考に各社から見積りを取ってみましょう。

その他に、陸屋根防水工事についてまとめると、下記4点がポイントになります。

・陸屋根とは傾斜がなく、平らな屋根のこと。水はけが通常の屋根より悪く、防水効果が切れると雨漏りに直結する可能性がある。

・前回の防水工事(新築して)から10年以上経過している場合は、防水工事をした方がいい。

・定期的に劣化状態をチェックし早めのメンテナンスを行なうことで、工事費を抑えることができる。

・防水工事には専門知識や技術が必要になるため、防水工事を扱っているリフォーム店や工務店、塗装専門店に依頼した方が◎

 

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【半田市】塗装工事前の近隣挨拶について、ベストな方法を解説します!

皆さんこんにちは
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀

春になり、外壁塗装するお宅も増えてきました。

外壁・屋根塗装をお考えの方の多くが、ご近所とのトラブルが起きないかどうか心配をされているのではないでしょうか。お家に長く住むために塗装をするのに、今後そこで生活しづらくなってしまっては本末転倒です。この先も周りの人々との良好な関係を保ち、穏やかな日々をずっと続けていくためには、工事の際には近隣挨拶をしっかりと行って、お互いの不安を取り除いておくことが必要です。

しかし、塗装工事が初めてだという方にとっては、近隣へのご挨拶のやり方がよくわからず、数々の疑問や不安を抱えていることだと思います。挨拶するタイミングはいつなのか、どの範囲のお家まで挨拶すべきか、挨拶では何を伝えればいいか……。次々浮かんでくる疑問にお答えするため、本記事ではQ&A方式で外壁塗装の挨拶のポイントを解説し、さらにご近所トラブルを起こさないための注意点についても紹介させていただきます。

この記事を読み、余計な不安を取り除き、晴れやかな気持ちで塗装工事に臨みましょう!

1.まずは外壁塗装の挨拶の基本を知ろう

初めての外壁塗装を行なうという方にとって、挨拶はどのように行えばいいのかほとんどわからないのは当然でしょう。

ここではまず、外壁塗装の挨拶の基本として覚えておきたいことを紹介させていただきます。

1-1.近隣挨拶をしないとこんなトラブルが起きる可能性も!

外壁塗装を始めとしたリフォーム工事での挨拶を行なう最大の目的は、ご近隣との関係を良好に保ち、トラブルの発生を未然に防ぐことです。その重要性を再確認するためにも、挨拶をしなかった場合に起こりうるトラブルについて紹介させていただきます。

【起こりうるトラブル・クレーム】

・工事を開始することについて何も知らなかった

・騒音や匂いに関するクレーム

・休日に作業してほしくない

・高圧洗浄の水が飛散してきた

・路上に駐車した業者の車が邪魔になっている

・塗料が飛んでこないか不安

実はこれらのトラブルのほとんどは、事前の挨拶でご近隣にしっかりと工事内容を説明しておけば発生を防ぐことが可能です。多少の問題には目をつぶってくれるはずですし、もし問題が起きた場合も、迅速な対応で関係が悪くならないようにすることができるのです。この記事で紹介する近隣挨拶のポイントを学び、周りとのトラブルなく外壁塗装工事を終えましょう!

 

1-2.着工の1週間前には事前に挨拶しておこう

外壁塗装工事に際して、施主はさまざまな準備をする場面があります。庭の植物や車などに塗料がかからないように養生してもらうことはもちろんですし、洗濯物を外に干せなくなるのであれば部屋干しやコインランドリー等で対応しなければなりません。そしてそれは、密接している近隣の皆様にとっても同様です。

騒音、匂いなど工事期間中はご近所に少なからず迷惑をかけてしまうのは仕方がありませんが、工事が始まる直前に告知をされたのでは不愉快に感じる方もいらっしゃるでしょう。もし、ご在宅でない場合などは、工事が始まってからの報告になってしまう可能性すらありえます。また、事前に施主自ら挨拶をしてくれれば、多少の不便は許して頂ける場合がほとんどです。コミュニケーション不足によるトラブルを回避するためにも、工事が始まる1週間前には必ず挨拶をしておきましょう。業者によっては工事が始まる数日前の挨拶に同行してくれるところも存在しますので、契約するときにでも確認しておくといいでしょう。

 

1-3.挨拶ではどんなことを伝えればいい?

外壁塗装工事の一週間前の挨拶で、最低限伝えておくべきことは以下の通りです。

・工事の期間(時間帯・土日祝にも工事を行なうのかについてもできれば説明)

・施工業者と連絡先

・ご自分の連絡先・住所

・工事の大まかな内容(外壁と屋根を塗装します、屋根の葺き替えをしますなど簡単な説明でOK)

・工事に際しご迷惑をおかけしますとの旨

工事中洗濯物を干すことができるのか、養生すべき場所の確認や窓の開閉についてなどの詳細の説明は、工事直前に業者が行ってくれるはずです。専門知識が必要な質問に対して曖昧な返答をしてしまうと、かえってトラブルの種になりかねませんので、施主による1週間前の挨拶では概要を簡潔に伝えるのみに留め、「詳しい内容は工事が始まる前に業者が来て説明します」と言っておくのがベターです。業者とそちらの打合せもしっかり行うと良いでしょう。

 

1-4.近隣への配慮がきちんとできる業者を選ぼう

挨拶

ほとんどの業者が工事が始まる前日には近隣住民への挨拶を行ってくれます。しかし業者によっては、挨拶をする際の態度が悪かったり、要望をしっかりと聞いてくれない、強引な営業をかけたりと余計なトラブルを起こしてしまうことも。そういった業者は施主からの相談にも「こちらでちゃんとやっておくので大丈夫」などとはぐらかす可能性がありますし、工事が始まったあともタバコやゴミ、話し声などが原因で近隣とのトラブルが発生してしまうことも十分に予見できます。

そうした事態を事前に防ぐためには、見積もりを提出してきた営業マンに近隣挨拶について事前に確認しておくことが必要です。誠実な対応をしてくれる業者であれば、ご近隣への細やかな心配りや説明、注意点の確認などは入念に行ってもらえます。ご近所への配慮がしっかりとでき、施主からの質問にも丁寧に答えてくれる業者を選ぶことが、トラブルなく工事を進めるための近道なのです。

また、トラブルを起こさないためにも業者と共有すべき点などがあれば挨拶の前に遠慮なく伝えておくようにしましょう。

 

2.外壁塗装のご近所挨拶Q&A集

ここまで近隣への挨拶の基本について説明してきましたが、それでもまだ疑問や不安は多いはず。そのため本章では、全国で多く寄せられている質問とそれに対する回答をQ&A方式でまとめてみました。トラブルなく外壁塗装を終えるためにも、ここで悩みをすべて解決しておきましょう!

2-1.Q1「挨拶するタイミングはいつ?」

先程、工事が始まる1週間前には事前に挨拶をしておくべきだとお伝えしました。その他には、工事の前日や開始日・完工のご挨拶は必要です。また高圧洗浄など、近隣に影響が及ぶ可能性がある工程の前にも予め挨拶をした方がいいでしょう。とはいえ、良心的な業者であれば工事が始まってからの挨拶は代わりに行なってくれるのが一般的です。ちゃんと挨拶をしてくれるか不安であれば、業者に一度確認してみることをおすすめします。

以下に、挨拶するべきタイミングと、一般的に施主と業者のどちらが行なうのかをまとめましたのでご確認してください。

1.着工の1週間前 (施主)

2.工事開始・足場設置時 (施主・業者)

3.高圧洗浄を行なう前 (業者)

4.スプレー塗装など、近隣への影響が懸念されるとき (業者)

5.足場撤去時 (業者)

6.完工時 (施主・業者)

 

2-2.Q2「どの範囲のお家まで挨拶すべき?」

近隣挨拶を行なう範囲として、両隣、向こう三軒、裏三軒の計8軒に行なうのが一般的と言われております。また、住宅が密集している場合はどうしても騒音や匂いなどで迷惑をかけてしまうことが考えられますし、道幅が狭い道路に業者が路上駐車しなければならないこともありえるため、密集地帯や道幅が狭い袋小路などでは、迷惑をおかけしそうなお家にはひと通り挨拶をしておくと、後々余計なトラブルを避けることができるので安心です。

以下に、挨拶で回るべきお家の範囲を簡単な図で示していますのでご参考にしてください。

【通りに面した立地の場合】

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【お家が袋小路にある場合】

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2-3.Q3「粗品は何を持っていけば喜ばれるの? のし紙をつけたほうがいい?」

挨拶の際に持っていく粗品は、どのようなものがいいのでしょうか。

基本的に、あまり高価なものはご近所に気を遣わせてしまうため、避けたほうが無難です。日用品、お菓子など使い道に困らないものをお渡しするのが一番喜ばれるでしょう。予算の相場は、およそ500円~1,000円程度といったところです。洗剤・石鹸・タオル・キッチンペーパー・お菓子などをお渡しするのが一般的です。

また、多く寄せられている疑問としては、「粗品にはのし紙はつけるべきか」というものが挙げられます。

外壁塗装の挨拶について、なにか決まりごとがあるわけではありませんので、基本的には施主の判断に委ねられます。あくまでも、塗装工事でご迷惑をお掛けすることを告知して協力に感謝することが目的ですので、形式にこだわる必要はとくにありません。粗品を包装のまま直で渡すのがためらわれたり、洗剤やタオルなどの日用品をお渡しする場合は、「外のし紙」を付けるといいでしょう。その際は、のし紙に「ご挨拶」と記載しておくと丁寧です。

赤お歳暮

また、業者によっては、挨拶用の粗品を用意してくれるところもあります。その場合、以前工事の挨拶で粗品をくれたお家に対しては別途用意するなどして、そのほかのお家には業者に任せておいてもいいでしょう。

 

2-4.Q4「挨拶文はどのように書けばいい?」

近隣挨拶で粗品を渡す際に挨拶文を添えておくことは重要です。事前の挨拶で伝えた必要事項を文章の形にしてお渡ししておくことで「言った・言わない」などのトラブルが防げますし、クレームなどがあった場合の対応もスムーズに進められます。特に、なかなか都合が合わず直接ご挨拶ができない場合は挨拶文は必須と言えるでしょう。

挨拶文は業者が作成して配布、または粗品と一緒にお渡ししてくれるのが普通です。丁寧な業者であれば、高圧洗浄や足場解体などご迷惑をおかけする可能性がある工程の前には都度ご挨拶をしてくれることもあります。問題なのは、業者が対応してくれない場合です。工事を行なうことを確実に周知させるために、もしご自分で作成することになった場合の書式の例をご紹介します。

塗装工事着工前のご挨拶

突然のお手紙、失礼申し上げます。

この度、○○町○丁目××―××にて外壁塗装工事をさせていただきます。

工事中は近隣の皆様にご迷惑をおかけしないよう最新の注意を払ってまいりますが、

もし、なにかお気づきの点などありましたら、ご連絡のほどよろしくお願い致します。

ご理解とご協力のほど、お願い申し上げます。

□工事内容

外壁・屋根塗装工事

□工事予定期間

20XX年○○月○○日~20XX年○○月○○日頃まで

□作業時間

午前○○時~午後○○時まで

□休日について

日曜日・祝日は基本的に休みとさせていただきますが、

工程によっては作業させて頂く場合があります。ご了承ください。

□連絡先

外壁 太郎  TEL 000-0000-0000

○○町○丁目××―××

□施工業者

株式会社○○  担当者 △△  TEL 000-0000-0000

○○町○丁目××―××

会社TEL 0000-000-0000

http:/www.————–

最低限記入しておくべき内容は以下の通りです。

・工事の期間、時間

・自分の名前、連絡先、住所

・施工業者の名前、連絡先、住所、ホームページ

・休日の工事について

・施工内容(わかる範囲で可)

 

とはいえ、挨拶文を自ら作成して配布するというのはかなりの手間と労力を要する作業になります。

業者に行なってもらうのが一番ですので、事前にしっかりと確認しておくことをおすすめします。

 

2-5.Q5「業者の挨拶には同行した方がいい?」

ほとんどの業者は、工事が始まる直前と完工時に近隣の皆様に挨拶をしてくれます。では、その挨拶には同行した方がいいのでしょうか。

結論から言いますと、可能なら同行した方がいいでしょう。近隣の方の立場になって考えると、見ず知らずの業者だけが突然来るよりも顔見知りである施主が一緒に来たほうが安心できるはず。また、優良業者であれば心配はいりませんが、施主が同行していれば無理な営業活動などによるトラブルを防ぐことができます。今後のご近所付き合いのことを考えても、ご本人が挨拶に伺ったほうが無難だといえます。お仕事の都合などで難しい場合は、業者にその旨を伝えてもらいましょう。その後に自ら挨拶にいくと安心です。

 

2-6.Q6「ご近所の方にお願いすることは何がある?」

塗装工事を進めていくにあたり、ご近所に協力してもらう場面がある可能性があります。高圧洗浄で使用する水や塗料が飛散する可能性がある場合は、近隣の方が所有する車や庭の木々などに飛散防止シートをかける場合もありますし、密集地帯などでは工事期間中には洗濯物を外に干せないこともあります。業者が直接お願いをすること場合がほとんどではありますが、どのような点を近隣にお願いすればいいか事前に把握しておけば安心です。とくに迷惑をかけてしまう可能性があるお家に対しては、1週間前のあいさつの際に簡単に断っておくといいでしょう。その際は、「あとで業者から詳しい説明があります」と伝えておくとよりスムーズです。

お願いすることととしては、以下の内容が主に考えられます。

・高圧洗浄時の窓の施錠、洗濯物の取り込み

・飛散防止シートを車に被せさせてもらう、または移動してもらう

・施主宅に近い植物などの養生

 

3.業者とは密なコミュニケーションをとりましょう

最後にひとつ、ご近隣とのトラブルを起こさないためにもっとも重要なポイントをご紹介します。

それは、「業者とのコミュニケーションを綿密にする」ということです。本記事をここまで読んできたあなたは、外壁塗装の挨拶について詳しく知ることができたかと思いますが、それでもご近隣との関係などによって状況は少しずつ変わっていきます。「ご近所付き合いがあまりうまく行っていないお家には文書だけでなく必ず会って説明するようにしてほしい」「職人の風貌によっては怖がられるかもしれないので心配」「無理な営業は絶対にかけないでほしい」など、様々な疑問点や要望が浮かんでくるかと思いますので、そのときは遠慮なく業者に質問してみてください。普段から近隣挨拶をきちんと行なっている業者であれば、施主の様々な要望に応えることができるはずです。

誠実な対応ができる業者を選ぶためには、ホームページを見たり見積提出時に営業マンに質問するなどして、ご近隣への対応について確認することが重要です。親切な業者であれば、その点についても詳しく説明してくれるでしょう。

 

4.まとめ

本記事では、外壁塗装のご近隣挨拶についてよくある疑問とそれに対する回答を中心に紹介してきました。さらに、なにか疑問点があれば、その都度業者に質問してみてください。トラブルなくスムーズに外壁塗装を行なうために、余計な不安はすべて取り除いておきましょう!

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【半田市】家を長持ちさせる 外壁塗装の最適な時期とタイミング

皆さんこんにちは
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀

「マイホームを建ててから早10年・・・外壁って塗り替えが必要と聞いたけど、いつが塗り替えの時期なんだろう?」

そう思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

外壁塗装は適切なタイミングで定期的におこなうことで、大事な家を長持ちさせることができます。

この記事では外壁塗装をおこなう最適な時期・タイミングをわかりやすくご紹介いたします。

1.初めての外壁塗装をおこなうタイミングは10年が目安

外壁塗装

皆さんが外壁塗装を考えるのはどのような時でしょうか?

・家を建てて年数が経過し汚れが気になってきたから
・ご近所の方が塗り替えをおこなっていたから
・親戚の集まりの前に外壁を綺麗にしたいから

・最近外壁塗装の営業がよく来るから・・

・・・様々な理由があるでしょう。

しかし

「外壁の汚れは気になるけど、今すぐ行う必要はないな」と

外壁塗装の必要性をあまり感じていない方も多いと思います。

ここではまず外壁塗装の必要性をお伝えいたします。

1-1.外壁塗装・屋根塗装は築10年が目安

戸建て住宅

日本の住宅平均寿命は約30年で、これはアメリカの住宅平均寿命の3分の1と言われています。

なぜここまでも違うのでしょうか。これは日本の気候に原因があります。

日本は高温多湿であり、元々の日本家屋とは石の上に土台が乗るような構造でした。

しかし現代の日本住宅は、コンクリートを基礎に使うようになったことで、床下の風通しが悪くなり、住宅に使用する木材が痛みやすくなってしまったのです。

大切なお家を守るためにも、定期的にメンテナンスをおこない、長期的に風雨・紫外線などから私たちを守ってもらう必要があります。

1-2.築10年目で塗装をすると良い理由

現在、日本の住宅の約80%を占めると言われている、窯業系サイディングボード。

その窯業系サイディングボードは主成分がセメントのため、実は元々防水性能は全くありません。

そのため工場出荷時、表面に塗装をおこない、防水性を持たせていますが、その防水性能も5~7年で切れてしまいます。

その他の外壁材もほとんどが同様の年数で最初の防水性が切れてしまうため、

目安として

「築10年で1回目の塗装」

というのが一般的によく言われます。

塗装をするメリットとして次の2つが主に挙げられます。

①建物の美観を保つ

外壁は日々、風雨や紫外線に晒されているため、色あせや塗膜の汚れ・劣化が見られます。

外壁塗装をすることによって、劣化していた外壁塗膜を綺麗にすることができ、新築のような輝きを取り戻すことができます。

また、新築時とは違ったデザインや色味に変更することもできるため、今までと気分転換をすることも可能です。

②外壁を保護するため

塗料を塗り、塗膜を作ることで、劣化した外壁を風雨や紫外線などから守ることができます。

定期的なメンテナンスを行なって、建物の耐久性を高めることで、劣化の原因から大切なお家を守ります。

お家の築年数が7~10年の方は、防水性が切れるといわれている時期ですので、一度外装劣化診断をしてみるとよいでしょう。

1-3.外壁の防水性が低下すると構造の劣化につながる

防水性

では防水性が切れると住宅は、どのようになるのでしょうか。

防水性が切れてしまうと、外壁材に直接雨水や紫外線が当たり、外壁材や住まいの構造体の劣化・雨漏りにつながってしまう恐れがあります。

そのまま放置すると外壁塗装では済まされず、住宅の建て替えまで発展してしまう恐れもありますので、定期的なメンテナンスが必要となってしまいます。

 

2.外壁塗装をおこなうべき劣化のサイン

定期的なメンテナンスと言っても、外壁がどのような状態になったら塗り替えが必要なのか、わからない方も多いのではないでしょうか。
そのような方のために、外壁塗装をおこなった方が良い外壁の劣化状況をお伝えいたします。

2-1.外壁の色あせ

劣化進行度:低

外壁塗膜に劣化が見られなくとも、外壁が当初より色あせをしている場合は、塗り替えを検討したほうがよいでしょう。外壁の色あせは塗膜劣化が始まっている証拠です。

早急に塗り替えをおこなう必要はありませんが、塗り替えの目安の一つとして覚えていただくとよいですね。

2-2.チョーキング

劣化進行度:中

外壁を触った時に、白い粉が手についたことがないでしょうか?
実はこのことを「チョーキング現象」といいます。これは紫外線や直射日光、風雨などが原因となり、塗装の表面が劣化して起こるものなのです。
チョーキング

このチョーキング現象を放置しておくと、外壁のひび割れやカビの発生などにまで発展する恐れがありますので、早めのメンテナンスが必要です。

2-3.塗膜の膨れ・剥離

劣化進行度:高
塗膜の膨れ

外壁の塗膜が膨れていたり、剥がれていたりしませんか?実はこれも外壁塗膜の劣化が原因です。塗膜の膨れ・剥離を放置しておくことで、外壁内部へ雨水が浸入しひび割れ等を引き起こす恐れがあります。

2-4.クラック(ひび割れ)

劣化進行度:高

外壁のひび割れのことを「クラック」といいます。

クラックの幅が0.3mm以下のものをヘアークラック、0.3mm以上のものを構造クラックと言い、構造クラックがある場合には、早急なメンテナンスが必要となります。
外壁のヒビ割れ

外壁のひび割れ

クラックを放置しておくと、そこから雨水がどんどん浸入し、カビなどの原因になる他にも住宅の強度低下の問題も引き起こす恐れがあります。

 

2-5.シーリング材の塗膜剥がれ・割れ

劣化進行度:高

サイディングボードの継ぎ目や窓のサッシ回りなど、シーリング部分が劣化し亀裂が生じていることがあります。
外壁のひび割れ

シーリング材が劣化している場合は、「増し打ち」や「打ち替え」をおこない、目地部分からの雨水の浸入を防ぐ必要があります。

このように外壁材の劣化においても、様々な劣化のサインがあります。
まだ早急な対策が必要でないものから、住宅の構造劣化に繋がる重大なものまで、いくつかありますので、劣化進行度が高の劣化が見られる場合には、早急に専門家へ相談をしましょう。

3.外壁塗装に最適な季節~各季節のメリット・デメリット~

ではいよいよ、外壁塗装をおこなうのに一番良い季節をご紹介したいと思います。

外壁塗装の作業環境は一般的に、

気温:5℃以上

湿度:80%以下

といわれており、この条件下であれば年中外壁塗装をおこなうことができます。
ですが、それでは「いつすればいいの!?」と決めかねてしまいますよね。
そこで各季節のメリット・デメリットをご紹介いたします。

季節 メリット デメリット
湿度が低いことから塗料が乾きやすく、工事にはベストな時期 4・5月は不安定な天候が多く、雨が続き作業期間が伸びてしまう事がある
梅雨 雨が降っていなく適切な湿度を守れば、今の塗料なら問題ない 雨の日は工事ができないため、工期が長引く可能性あり
気温が高いため塗料の乾きが早く、塗料の伸びもよいため作業を早く進めることができる 養生をするため窓を開けることができない
空気が乾燥しており気候も穏やかなため、施工がしやすい季節 台風のシーズンとなるため、天候が不安定となり、工期も延びやすくなる
空気が乾燥しているため塗料の定着がよいこと、また養生で窓を閉めたままでも支障がない 日照時間が短いため、他の季節と比べ作業可能な時間が短くなってしまうこと、気温や霜・積雪の影響で工期が延びる恐れあり

このように各季節によってそれぞれメリット・デメリットがあります。

また、季節のメリット・デメリットを考慮した施工以外にも、各ご家庭のライフイベントに合わせての施工も多く、実際に「子供が婚約したので婚約者が家に挨拶にくる前に塗装したい」「お盆や正月に親戚が集まるまでに綺麗にしたい」

という工事の依頼で、7月から8月にかけてや10月頃からの年末完工に合わせた時期は工事が増加する傾向にあります。

 

施工がしやすいと言われる春や秋は、その他の季節と比べ、着工数が多い傾向にあります。

また、お盆・年末年始の親戚の集まりに備えるために、7月や11月の施工が多くなっています。

いつ塗装をおこなうのかは、季節のメリット・デメリット、各ご家庭のライフイベントに合わせて決定するとよいでしょう。

 

4.外壁塗装とリフォームを同じ時期におこなうとお得!?

外壁塗装をおこなう際には、家の周りに足場を必ず設置します。家の大きさや形状にもよりますが、足場設置には12万〜20万円かかりますので、足場設置のタイミングに合わせ、お家のリフォームをおこなうとよいでしょう。

4-1.屋根塗装

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屋根塗装のみをする際にも、足場の設置は必須となります。屋根塗装と外壁塗装を別々におこなうと、その都度の工事金額は安くなりますが、トータルで見ると足場の分だけ高くなってしまいますので、足場を一度かけたときに一緒におこなうのがおすすめです。

4-2.太陽光パネルの設置

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近年太陽光パネルを設置するお家も増えてきました。もちろん太陽光パネルを設置する際にも、足場は必要です。また一度太陽光パネルを設置した後に屋根塗装をおこなうとなると、太陽光パネルを外して塗装をしなければなりませんので、太陽光パネル設置を考えられている方は、合わせて外壁・屋根塗装をおこなうとお得になります。

4-3.室内リフォーム

浴室やキッチンの室内リフォームの場合でも、外壁塗装が必要になる場合があります。
その他にも、雨戸からシャッターへの変更や、間取りの変更に伴う窓の移動など、室内のリフォームでも外壁が絡む工事がたくさんあります。

 

まとめ

外壁塗装をおこなうタイミングは、お家の築年数や劣化状況によって変わります。

そのため、築10年目を迎えるタイミングや、外壁に気になる症状が出た際には、そのまま放置せず、業者に塗装が必要かどうか、外壁の劣化診断をおこなってもらうようにしましょう。

そして、外壁塗装をおこなうことが決まってから、ご家庭のライフイベントや室内リフォームのご予定に合わせ、どの時期に塗装工事をおこなうのか、決定するとよいでしょう。

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