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【半田市】【阿久比町】【常滑市】[雨は塗装の大敵!]外壁塗装に適した天気とは?プロが徹底解説!

皆さんこんにちは
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀

本日は今の季節に皆様が気になる雨と塗装のお話です。

[雨は塗装の大敵!]外壁塗装に適した天気とは?プロが徹底解説!

お家の塗装をする際に、塗装作業ができる天気とできない天気があることをご存知ですか?

外壁塗装ができるかできないかは天気に左右され、雨の日以外にも天気の状況が悪いと行うことができません。なぜかというと、塗装本来の性能が発揮されなかったり、仕上がりが悪くなってしまったり、不具合が発生する可能性があるからです。
本記事では、外壁塗装ができる天気とできない天気について、またよくある質問など外壁塗装と天気のことをまとめておりますので、本記事を参考にしていただければ幸いです。

1.外壁塗装ができる天気・できない天気

外壁塗装には、外壁塗装ができる天気とできない天気があります。
そのため外壁塗装ができる天気とできない天気についてご説明致します。

1-1.外壁塗装ができる天気

塗装できる

外壁塗装ができる天気は晴れと曇りです。外壁塗装は外で行われますので、「気温と湿度」の影響を受け、塗った際の仕上がり具合が変わります。

外壁塗装ができる条件は、下記の通りです。

・晴れ又は曇り
・気温5℃以上(
・湿度85%未満

この条件を満たしておけば、1年中外壁塗装を行うことができます。

1-2.外壁塗装ができない天気

塗装できない

外壁塗装ができない天気は雨と雪です。

外壁塗装ができない条件は、下記の通りです。
・気温が5℃以下
・湿度が85%以上
・雨や雪が降っている
・強風が吹いている
・外壁面が結露していたり霜が降りていたりする
この条件があるため、湿度が高くなる雨や気温が下がる雪の日はできません。

また、この条件を守らず無理やり塗装してしまった場合、下記の不具合が起こる場合がございます。
・塗料が水で薄まり、塗料本来の性能が発揮されない
・塗料が乾燥せず十分な乾燥が得られないため、仕上がりが綺麗にならない
・湿気が原因で、密着不良が起き、剥がれや浮きなどが発生するリスクが高まる

・雨の跡が塗った外壁に残ってしまう

上記の不具合が起こる可能性が高いため、外壁塗装ができません。

1-3.[補足]外壁塗装ができない天気でも工程によっては進行できることも

1-2でも紹介しましたが、外壁塗装にはできない天気がございます。
しかし、外壁塗装ができない天気でも工程によっては進行可能な工程がございますのでご紹介致します。

 

外壁塗装の流れ 雨・雪でも進められる工程 理由
①近隣の挨拶 天気に関係なく挨拶はできるため
②足場設置前の現場確認 天気に関係なく確認はできるため
③足場の設置 天気が悪すぎる場合、足場が設置できない可能性があるため
④高圧洗浄 天気が悪すぎる場合、高圧洗浄ができない可能性があるため
⑤下地処理 できない天気に下地処理を行うと不具合が起こる可能性があるため
⑥養生 天気が悪すぎる場合、養生ができない可能性があるため
⑦外壁塗装・下塗り できない天気に下塗りを行うと不具合が起こる可能性があるため
⑧外壁塗装・中塗り&上塗り できない天気に中塗り&上塗りを行うと不具合が起こる可能性があるため
⑨完了検査 天気に関係なく完了検査はできるため
⑩足場の解体&完成 天気が悪すぎる場合、足場の解体ができない可能性があるため

外壁塗装にかかる期間(日数)は10~21日間が目安と言われています。
○は工程を進めることができます。
✕は工程を進めることができません。
△は大雨や強風など天気が大きく荒れた場合は工程が中止になることがあります。

 

2.外壁塗装の天気|よくあるQ&A

疑問

よくあるご質問をQ&Aにまとめましたので、ご参考にしていただければ幸いです。

2-1.外壁塗装の中止はいつ決まる?

1-3の表で✕になっている工程の当日に雨が降っている場合は、その日の朝に中止となります。
天気予報が雨や雪のできない条件になっている場合、工程によっては予め工事が中止になることがあります。

2-2.突然、雨が降り出した時は?

突然雨が降り出した際は、中止になります。
もし途中まで塗っていた箇所がある場合は、天気が回復するのを待ち、塗っていた箇所が乾いていることを確認した後に、塗料を塗り直します。また雨が続くの場合は、状況により後日塗り直しが行われます。

2-3.外壁塗装ができない日が続いた場合どうなる?

外壁塗装ができない日が続いた場合、基本的に作業は行なえません。できる天気や塗料が乾燥するまで作業を再開することができませんので、作業が行えなかった日数分工期が延びてしまいます。

2-4.外壁塗装ができない日が続いた場合は追加料金が発生する?

外壁塗装ができない日が続いた場合、工程が延び、追加料金が発生すると心配されるかと思いますが、天候が原因ですので、追加料金の発生はありません。もし、追加料金を請求してくる会社は、契約するのをやめておいたほうがいいでしょう。

 

3.外壁塗装は1年中できる

塗装業者

外壁塗装は基本的に下記の条件を満たさない場合は1年中塗装することができます。

外壁塗装ができない条件として
・気温が5℃以下
・湿度が85%以上
・雨や雪が降っている
・強風が吹いている
・外壁面が結露していたり霜が降りていたりする

外壁塗装は1年中できますが、季節が春夏秋冬ありますので、外壁塗装における月と季節ごとのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

春(3月・4月・5月)

春は比較的降水量が少なく、気温と湿度も安定しているため外壁塗装をする季節として人気があります。しかし、人気の高い季節となりますので、希望の日程で工程を進めることができない可能性が高まります。

メリット デメリット
・気温と湿度が安定しており、空気が乾燥しているため塗料が乾きやすい・比較的雨が振りにくく、塗料が乾きやすいため工程がスムーズに進みやすい ・春は繁忙期と言われており、希望の日程で工程が進められない時がある

梅雨(6月)

梅雨は雨が降る日が多い季節で、雨が降る日は外壁塗装ができない条件に当てはまります。そのため、工期が予定より延びる可能性が高い季節となっています。ただし、梅雨でもできる条件の日に行えば、他の季節と変わらずに外壁塗装をすることができます。

メリット デメリット
・工事の予約が取りやすい・工事が延びた際は、塗装業者とじっくり話せるので安心して外壁塗装を行える・人気が低い時期の為、業者によっては割安にしてくれるところもあります。 ・工期が予定より延びる可能性が高い

夏(7月・8月)

夏は気温が高く、塗料の乾燥が早いため、作業効率が上がり予定通りに工事が進みやすい季節です。
しかし、養生を行いますので、窓を開けることができず、家の中で過ごし辛くなります。

メリット デメリット
・気温が高く、塗料の乾燥が早いため予定通りに工事が進みやすい ・養生するので、窓を開けることができず家の中で過ごし辛い・夕立やゲリラ豪雨など急な雨で作業が中止になる

秋(9月・10月・11月)

秋は春と気温や湿度が同じような季節ですので、春と同様に外壁塗装をする季節として人気です。しかし、秋は台風が多い季節でもありますので、台風が原因で工程が延びてしまうことを加味してスケジュールを組んでもらうことが重要です。

メリット デメリット
・気温と湿度が安定しており、空気が乾燥しているため塗料が乾きやすい・比較的雨が降りにくく、塗料が乾きやすいため工程がスムーズに進みやすい ・秋も繁忙期と言われており、希望の日程で工程が進められない時がある・台風が原因で工期が延びてしまう可能性がある

冬(12月・1月・2月)

冬は天候が崩れることが比較的少なく、予定通りに工程が進むため施工日程を組みやすいと言われています。
しかし、施工日程は組みやすいですが、日照時間が短く、塗料の乾燥に時間がかかるので他の季節より工程日数が増える可能性があります。

メリット デメリット
・雨が降る日が比較的少なく、予定通りに工程が進むため施工日程を組みやすい・養生し、窓が開けることができなくても家の中で過ごしやすい

・塗装業者が閑散期に入るため、希望通りの期間で工事ができる

・日照時間が短く、塗料の乾燥に時間がかかるので工程日数が増える可能性がある・気温が5℃以下になる日や雪が降った際は作業ができない

 

まとめ

外壁塗装ができる天気とできない天気について解説させていただきました。
また、その他にも外壁塗装に関してよくあるQ&Aや外壁塗装における月と季節ごとのメリット・デメリットについてもまとめさせていただいております。
外壁塗装を検討する際は、作業する時の天気が重要ですので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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【半田市】【阿久比町】【常滑】外壁塗装のよくあるクレーム事例&対処法を大公開!

皆さんこんにちは
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀

外壁塗装について何らかの不満があり、業者にクレームを入れたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。なかには物申したいことはあるものの、クレームを入れるのに抵抗のある方もいらっしゃるでしょう。そもそも自身の主張が合っているのかどうか判断がつかず、クレームを入れるのに戸惑っているという方もいらっしゃるかもしれません。

誤解のないよう先にお伝えすると、クレームを入れることは、なにも悪いことではありません。もちろん、業者に文句だけを投げつけるようなやり方はオススメできませんが、業者といっしょに解決の道を探るためのクレームであれば、クレームを入れたからといって損をするようなことは、まずありません。”クレーム”という言葉を使うと、なんだか仰々しく感じてしまいますが、要は「~が気になっている」「もっと~してほしい」といった意見を伝えるということです。

この記事では、”外壁塗装業者へクレームを入れたい”と思ったときに、役立つ情報をご紹介してまいります。よくあるクレーム事例&対処法、効果的なクレームの入れ方など、ぜひ、参考にしてみてください。

1.クレームはのみこまず、きちんと伝えるべし

先にも、クレームを入れることは悪いことではないとお伝えいたしましたが、クレームを入れたいと思うほどに気がかりなことや、不信に思うことがあれば、きちんと業者に伝えることをオススメいたします。外壁塗装は決して安い買い物ではありません。伝えずにそのままにしていても、状況は変わらず、ただ後悔を抱えてしまうことにもなりかねません。

クレームを入れるときのポイントは、どこが、どう気になっているのか、感情的にならずに、冷静に状況を整理して、きちんと伝えること。クレームを入れるとなると、ついつい感情的になってしまいがちですが、感情が先に立ってしまっては、伝わるものも伝わらなくなってしまう可能性があります。

大事なのは、クレームを入れることではなく、クレームを入れて問題を解決することです。クレームを入れる際には、感情はひとまず脇に置いて、気になっているポイントを冷静に伝えるように心がけましょう。

2.よくある外壁塗装のクレーム&対処法

ここでは、よくある外壁塗装のクレーム内容と、その対処法をご紹介します。そもそも、どんなクレームがあるのか、また現在抱えているクレームの内容と似たものがあれば、その対処法も参考にしてみてください。

2-1.最もトラブルになりやすい外壁塗装の“色”

カラーシミュレーション

「色見本で確認した色と、外壁に塗装した色が違って見える」「なんとなく業者に言われるがままに色を選んでしまったが、仕上りに不満がある」など、外壁塗装の色に関するクレームは、後を立ちません。

<対処法> 上から違う色を塗り重ねることはできる。ただし、多くが自己負担。

そもそも色を選ぶ段階で、一度は納得している以上、“仕上がってみたら色が気に入らなかった”といった感覚的な理由だけで、塗装業者が無料で違う色に塗り替えてくれることは、まずありません。どうしても違う色に塗り替えたい場合には、塗り替えにかかる費用は自己負担する必要があります。この場合、上塗り(場合によっては中塗りも)の費用を再度負担することになります。ただし、塗料の種類によっては、そもそも塗り重ねられないものもあるので、まずは塗り替えられるかどうか、業者に確認することが先決となります。

クレームに発展してしまう最大の要因は、外壁塗装の色選びに関して知っておくべき情報をきちんと押さえずに、なんとなく色を選んでしまうことにあります。そのため、そもそも色が気に入らないといった事態を起こさないためには、色を選ぶ段階で、“外壁塗装の色選びに関するポイント”を知っておくことが重要です。特に、色の印象は面積の広さや天気等によっても変わる等、過去のブログでもお伝えしている色の見え方に関するポイントは押さえておきましょう。

 

2-2.工事中のニオイや騒音にストレスMAX!

臭い

いざ工事がはじまると、塗料のニオイや業者の話し声が気になり、ストレスを抱えてしまう方も少なくありません。

<対処法> “ストレスを解消するためにどうすればいいか”を業者と探る

ニオイや騒音を完全になくすことはできないということは、多くの方々も理解しているところだと思います。事実、どんなに業者が頑張っても、塗料のニオイがなくなるわけではありませんし、作業の内容によっては、どうしても音が出てしまうこともあります。そのため、ただ文句を言うためにクレームを入れるというのはオススメできません。

ですが、なかには気をつければどうにかなるポイントもあります。たとえば「ニオイが気になるから窓が開けられなくて困っている」という場合。その日の塗装箇所によって、開ける窓を業者と相談することはできるでしょう。また「外がうるさい」という場合にも、もしかすると職人さんたちに私語を控えてもらうことで随分と救われる部分もあるかもしれません。

業者といっしょに妥協点を探っていき、うまく工事のストレスと付き合っていくのが賢い選択です

 

 

2-3.追加工事が発生するなんて、聞いてない?!

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工事の途中で追加工事が必要だと言われ、追加費用まで請求された、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。追加工事&費用なんて聞いていない、とクレームを入れたくなるところですが、実際に工事に着手してからはじめて追加工事の必要のある箇所が発覚するケースもあるため、クレームを入れる際には、注意が必要です。

<対処法> なぜ追加工事が必要なのか明らかにする。工事箇所&費用は書面で取り交わすべし。

業者に追加工事の提案を受けた際には、まず“なぜ追加工事が必要なのか”をきちんと説明してもらいましょう。詳細な説明を嫌がったり、威圧的な態度に出るような業者の場合は、最初は安い見積りを提示して、追加請求を重ねることで費用を吊り上げていこうとする心ない業者の可能性があるため注意が必要です。不信に思うところがあれば、第三者機関に相談してみるのも一つの手です(詳細は、「3-3.トラブルが発生したときに頼れる第三者機関」を参照)。

しかし、明確に理由がある場合は、先にもお伝えした追加工事が必要なケースのため、クレームを入れても仕方ありません。

ここで気をつけておきたいのが、追加工事を依頼する場合にも、再度、契約書を交わす必要があるということです。口約束で進めてしまうと、想定していた金額と異なっていたなど、新たなクレームの火種をつくってしまうことにもなりかねません。追加工事が発生した時点で、必ず再度、新たな契約書を交わすようにしましょう。

 

追加工事が発生するかどうかは、実際に工事に着手してみないことにはわからないこともありますが、“工事が発生する可能性があるかどうか”は工事前にもわかります。そこで、そもそも急な追加工事の発生にあたふたしないためには、契約時に追加工事のリスクを確認しておくことをオススメいたします。

2-4.予定していたスケジュールから大幅に遅れている

calender_takujou

想定していた日を過ぎても工事が終わらず、早くしてほしいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。もしかすると、業者が現場に来たり、来なかったりで、現状どのような状況になっているのかと気を揉んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

<対処法> 現在の状況と遅れの発生理由を確認。さらに工事完了日を明確にしてもらう。

外壁塗装は天気や気候によっては、そもそも塗装ができないこともあるため、工事スケジュールの遅れは回避できない事もあります。そこで、スケジュールの遅れの疑いがある場合、クレームを入れる前に、まずは、現在の状況となぜ遅れているのかを業者に確認することが先決です。確認した結果、遅れの理由をはぐらかされたり、曖昧な回答しか得られない場合には、業者の不手際による遅れの可能性があるため、きっちりクレームを入れて、改善をしてもらえるように動く必要があります。

また、工事の遅れの原因がなんにせよ、遅れている場合には新たに工事スケジュールを提示してもらいましょう。その際、工事完了日だけでなく、いつ、どのような工事をする予定なのか、工事工程のスケジュールも併せて確認できると、その後の進捗が把握できるので安心です。

 

2-5.塗装工事後に、塗り残しや塗りムラなどの不備を発見

塗装工事が完了し、引き渡してもらったところ、塗り残し・塗りムラ・飛び散った塗料の不始末などを発見し、どうしたものかと思い悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。塗装工事は、完成品を見て購入することができる商品ではないため、施工品質に関するトラブルは少なくありません。

  <対処法> 塗り残しや塗りムラなどの不備は、業者に補修してもらうのが原則。

不備を見つけたら、すぐに業者に連絡を入れて、補修を求めましょう。業者の落ち度による不備であれば、まず間違いなく補修してくれるはずです。ただし、支払いも完了し、工事が終結している場合や工事後時間が経ち過ぎている場合は対応してもらえないこともあるので、注意が必要です。

また、業者と補修について話がついたら、工事箇所と完了期日について、必ず書面で確認するようにしましょう。口頭での約束は、後から「言った・言わない」のトラブルを発生させてしまうことにもなりかねないため、注意が必要です。

 

そもそも工事が終わってから「あ!」ということがないようにするためには、工事完了検査の実施が有効です。工事完了検査とは、引き渡しの際に、施主(消費者)と、業者(職人、営業担当者)立ち会いのもと、工事が完了している箇所に問題がないかチェックしていく作業のことです。業者といっしょにチェックをすることで、その場で不備が発見できるため、補修の依頼・対応もスムーズです。また、「工事が終わってしばらくしてから自分でチェックしたら、外壁にキズがあったが、もはや誰がつけたかわからない」など、責任の所在が曖昧になるというトラブルも未然に防ぐことができます。

2-6.塗装後すぐに剥がれ・色あせなどの不具合が発生

05-色あせ

「塗装後わずか1ヶ月で塗装が剥がれてきた」「まだ半年ぐらいしかたっていないのに、もう色あせている」「塗膜が膨れてきた」など、塗装後すぐに不具合が発生し、業者にクレームを入れたいと思っている方も多いのではないでしょうか。外壁塗装という商品は、塗装直後にはどれも美しく、品質の良し悪しが判断できないことも少なくありません。しかし、品質に問題がある場合は、本来の耐久性を保持できないため、早々に劣化症状がみられるようになります。

<対処法> まずは保証書を確認すべし。

業者にクレームを入れる前に、まずは保証書を確認しましょう。保証期間内であれば、堂々と業者に劣化の症状を伝え、補修依頼をしましょう。問題は、そもそも保証のついていない場合でしょう。中には、塗装工事をしたときに業者から保証について言及されず、またこちらも確認をしていなかったということもあると思います。このような場合でも、リフォーム瑕疵保険に加入していれば、さらに引き渡しから1年以内などの諸条件を満たすと、保険会社(住宅瑕疵担保責任保険法人)から業者へ補修にかかる費用が保険料が支払われるため無料で補修してもらえます。このリフォーム瑕疵保険は、業者が倒産している場合にも保険料が支払われるのもポイントの一つです。

では、保証も、リフォーム瑕疵保険もない場合はどうすればいいのでしょうか。もちろん、泣き寝入りするしかないということはありません。まずは、業者に連絡をして不具合が発生していること、そして補修をお願いしたい旨を伝えてみましょう。なかには、保証書を交わしてなくても、きちんと対応してくれる業者も少なくありません。とはいえ、対応してくれない業者もあるでしょう。そんな時は、自身でなんとかしようとせず、第三者機関を頼るのが賢い選択です(第三者機関について詳しくは、「3-3.トラブルが発生したときに頼れる第三者機関」をご覧ください)。

 

「保証」の有無は、なにか不具合が発生したときに、自身を守るための重要な盾となります。そのため、保証の有無はできれば契約前に確認しておくと安心です。また、そもそも業者選びの段階でリフォーム瑕疵保険の登録業者を選ぶというのも一つの手です。

 

2-7.【補足情報】近隣住民からクレームを受けた場合

クレーム

自身が業者にクレームを入れるのではなく、近隣住民からクレームを受けてしまうケースもあります。実際に「工事の音が気になる」「ニオイが気になる」「車に塗料が飛び散った」など、なんらかのクレームを近隣住民から入れられているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

<対処法> 謝罪が最優先。その後、クレームの内容を明らかにして解決の道を探る。

どんなに外壁塗装工事が素晴らしくても、近隣とトラブルになり、そこに住みにくくなってしまっては本末転倒です。そこで、近隣住民からクレームを受けた場合には、とにかく早急に謝罪に伺いましょう。そして、どういったことに不満を感じていらっしゃるのか、きちんと事実を確認することが重要です。クレームの内容が明らかになった後は、内容に応じて業者と対応策を探りましょう。

 

外壁塗装工事は、近隣住民の方々にも騒音やニオイなどで不愉快な思いをさせてしまうリスクは十分にありえます。そこで、そもそも近隣住民からのクレームを引き起こさないためには、工事前の挨拶まわりが有効です。遅くともリフォームの1週間前には近隣住民のお宅へ伺い、外壁塗装工事をする旨と工事のスケジュールを伝え、工事中にご迷惑をおかけすることについて、謝罪を伝えるようにしましょう。業者のなかには、代わりに挨拶まわりをしてくれるということもありますが、業者任せにせず、自身もいっしょにまわる方が、より誠意が伝わることは間違いありません。そして、工事がはじまってからも定期的に迷惑をおかけしていないか確認するなどして、近隣住民への配慮を忘れないことも重要です。

3.「クレームを入れたい」と思ったときに、押さえておきたいこと

3-1.クレームを入れるなら、早ければ早い方がいい

何か気がかりなことや、不信に思うことがあれば、時間を置かずにすぐ業者へ伝えるようにしましょう。工事中は、工事が進むほど、「今さらどうしようもない」ということが増えていくため、早ければ早いほど、対処の方法について選択肢が増えるはずです。また工事後であっても、問題が発生してから時間が経つほどに解決が難しくなる傾向にあるため、クレームを入れるのは早いに越したことはありません。

早ければ早いほどいいというのは、クレームを入れるタイミングだけでなく、クレームを入れた後の対処についても言えます。クレームを入れても曖昧な返答のままずるずると回答を先延ばしにしたり、明言を避け話し合いの場をもとうとしない業者には、そもそもクレームを解消する意志のない恐れがあります。業者が何ら解決に向けて動いてくれない場合には、第三者機関に相談するなど、早めの対策を打つことをオススメいたします(第三者機関について詳しくは、「3-3.トラブルが発生したときに頼れる第三者機関」をご覧ください)。

3-2.見積書や契約書などの書類が解決の手がかりに

見積書

クレームをいれる前に、絶対に確認しておきたいのが見積書や契約書、契約約款、工事工程表、打ち合わせ記録などの、業者と交わした書類の類。これから入れようと思っているクレームの内容が、それらの書類に記載されていることであれば、クレームを入れる際に「書類に記載されている」ということも併せて伝えることで、スムーズな解決が期待できます。まさに、論より証拠というわけです。

3-3.トラブルが発生したときに頼れる第三者機関

クレームを入れたものの、業者と交渉を重ねても、どうしても解決できないこともあります。そんなときは、第三者機関を頼るのがオススメです。なかでも公共財団法人 住宅リフォーム紛争処理センターは住宅専門の相談窓口のため、より専門的なアドバイスが受けられます。

[頼れる第三者機関]

公益財団法人 住宅リフォーム紛争処理センター
┗国土交通大臣から指定を受けた住宅専門の相談窓口

消費生活センター
┗消費生活全般に関する苦情や問合せの窓口)

●弁護士会(各地域ごと)

まとめ

お世話になっている業者に改めてクレームを入れるというのは、精神的になかなかハードルの高いことかもしれません。しかし、何も伝えなければ事態は変わず、ただただ泣き寝入りすることにもなりかねません。

言い方さえ間違わなければ、クレームがマイナスに働くことはなく、むしろ、より理想の外壁塗装を叶えることにつながるはずです。

ぜひご紹介した、よくあるクレーム内容や効果的なクレームの入れ方等を参考に、気になったことは、きちんと業者に伝えてみてはいかがでしょうか

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【半田市】【阿久比町】【常滑市】雨漏りを確実に止める!プロ直伝、雨漏り解決法!

皆さんこんにちは
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀

昨日の夜中の雨すごかったですね 🙄 あまりの大雨に目が覚めてしまいました。

雨といえば住まいのトラブル代表例、「雨漏り」。実際に、まさに今、雨漏りで困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

国土交通省の所管する[公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター]の発表によると、住まいの不具合相談において、「雨漏り」の相談件数は、リフォームの中では最も多く、新築では2番目に多いという結果となっております。

多くの方を悩ませている雨漏りですが、悩んでいる方が多いわりに、“実際に雨漏りが発生したときにどう対処すべきか”についてはあまり知られていおりません。その理由は、おそらく「◎◎したら雨漏りが解決した」といった画期的な雨漏り対処法が存在しないためでしょう。一口に雨漏りといっても原因はそれぞれ異なるため、その対処法もバラバラ。雨漏りは、専門家でなければ解決が非常に難しい住まいトラブルなのです。

しかしながら、どうすればいいかわからないからといって雨漏りをそのままにするのは、もちろんいけません。また、専門家に任せきりにするというのも、一抹の不安が残る方も少なくないのではないでしょうか。

そこで、今回のブログでは、専門性の高い雨漏りについて、素人の方にもわかりやすく噛み砕いて解説してまいります。「雨漏りを解決するにあたり、道しるべとなる考え方」や「雨漏りが発生したときに頼れる業者の選び方」、「雨漏りを補修するのにかかる費用相場」など、知っておきたい、知っておくと役立つ雨漏りの情報をご紹介します。雨漏りでお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

1.雨漏りは発生原因を突き止めることから考える

雨漏りが発生したときは、何よりもまず発生原因を突き止めることを第一に考えましょう。

ひとまず目の前の雨漏りを、いち早く止めたいという方は、「5.早急に雨漏りを止めたいなら応急処置で対応すべし」をご覧ください。

1-1.雨漏りを止めるためには、発生原因の究明が絶対

雨漏りを止めるために最も重要なことは、雨漏りの発生原因を突き止めることです。実は、雨漏りは発生原因さえ突き止められれば、ほぼ解決したも同然と言っても過言ではありません。

しかし、この“雨漏りの発生原因”を突き止めるのが、非常に難しいのです。

事実、補修をした業者が雨漏りの発生原因を見誤ったがために「雨漏り補修をした後、すぐに雨漏りが再発した」というトラブルは跡を絶ちません。

それでは、雨漏りの発生原因を正確に突き止めるには、どのようにすればよいのでしょうか。

1-2.業者の”調査”を活用して発生原因を突き止めるべし

雨漏りの発生原因は、一般的に”雨漏りの調査”を行なって突き止めていきます。

雨漏りの調査は、業者に依頼するのが鉄則。プロでも見誤る雨漏りの発生原因。素人が自身で突き止めるのは、まず無理と考えていただいて間違いありません。

雨漏りの調査では、雨水の浸入箇所と、漏水箇所を特定することが重要となります。下記、主な雨漏り調査の方法です。

[主な雨漏り調査の方法]

調査方法 内容 費用相場
目視調査 読んで字のごとく、”目で視(見)て”調査する方法です。一目で確認できる箇所だけでなく、屋根の上や天井裏などの普段見えない箇所まで丁寧にチェックしていきます。 無料~3万円程度
散水調査 雨水が浸入していると思われる箇所に水をかけて、雨漏りを再現し、雨漏り箇所を特定する方法です。  3万円~18万円程度
赤外線サーモグラフィ―調査
高感度赤外線カメラで住まいを撮影し、温度で雨漏り箇所を調査する方法です。水の浸入箇所や滞留箇所は温度が下がるため、雨漏り箇所を突き止めることができます。 15万円~35万円程度
発光液調査 雨水の浸入の疑いがある箇所に検査液を流し込みます。雨漏り箇所が複数ある場合には、色の違う検査液を使用することで、雨水の浸入箇所と、漏水箇所がひと目でわかります。 10万円~25万円程度

※費用相場はあくまでも目安です。詳細な費用は、各業者にお問い合わせください。

どの調査方法を選択するのが良いかは、雨漏りの状況等によっても異なります。雨漏り調査にかける予算等を踏まえて、業者と相談しましょう。

 

1-3.[補足] 雨漏りを放っておくと、加速度的に住まいの腐敗が進む

雨漏りが、”自然と止まる”ことは、まずありません。仮に「一回だけ雨漏りをしたことがあったけど、それ以来、特に雨漏りしている様子はない」という場合も、目に見えるところで発生していないだけで、どこかで雨漏りは生じている可能性が高いと考えるのが賢明です。

そして、雨漏りは生活に支障をきたすだけでなく、発生し続けることで住まいを少しずつ蝕んでいってしまいます。

具体的には、住まいの内部に入り込んだ水は次第に躯体を腐食させ、住まいの寿命を縮めていきます。場合によっては喘息やアトピー、アレルギー性気管支炎アスペルギルス症(ABPA)などを引き起こす原因となるカビや菌を発生させてしまうこともあります。

雨漏りの発生を確認できたときには、迅速に補修することを考えましょう。補修するにあたり、まずは雨漏りの発生原因を突き止めることが重要となるのは、上記の章で述べた通りです。

 

2.頼るべき業者を見つけるために知っておきたい2つのこと

雨漏りの発生原因を突き止めるにも、雨漏り補修をするにも、いづれにしても業者に頼る必要があります。

「どんな業者なら信頼できるのか」というのは、気になるポイントでしょう。そこで、ここでは信頼できる業者を選ぶ際に知っておくべき3つのことをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

2-1. 絶対に確認しておきたい雨漏り補修の実績

雨漏り補修は、さまざまなリフォーム工事のなかでも、特に専門性が求められる難易度の高い工事になります。そのため、確実に雨漏りを止めるためには、確かな知識や技術をもった業者に工事を依頼することが重要となります。

では、確かな知識や技術をもった業者かどうかを、どのようにして見極めればいいかというと、雨漏り補修の実績数をチェックするのがオススメです。数がすべてというわけではありませんが、やはり実績が豊富にある業者の方が、知識の面でも技術の面でも、より安心であることは間違いありません。

2-2.持っていると、より安心な専門資格「雨漏り診断士」「外装劣化診断士」

業者を選ぶ際に、一つの指標となるのが、「雨漏り診断士」「外装劣化診断士」という資格。

雨漏り診断士は、特定非営利活動法人 雨漏り診断士協会が認めた雨漏り診断のプロ。雨漏りに関して豊富な知識を持ちあわせています。外装劣化診断士は、一般社団法人 住宅保全推進協会が認めた建物診断のプロ。住まいの屋根・外壁などの外装部分の劣化状況を正しく見極める知識を有しています。

雨漏りの調査をするのに必ずしも資格が必要というわけではありませんが、資格の有無は、業者のレベルを見極める一つの判断材料としてわかりやすいです。

プロタイムズでも外装劣化診断士による建物診断を無料で実施しております。

 

2-3.[補足] 築10年未満の新築の場合、売主に相談するのが正解

品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)では、新築の住宅瑕疵担保責任保険*の期間は10年と定められています。

平たく言うと、引き渡しから10年以内で、かつ新築住宅であれば、売主に雨漏り補修をする責任があり、補修費用も売主が負担しなければならないということです。

引き渡しから10年以内で、かつ新築住宅で雨漏りが発生した場合には、売主に補修を依頼しましょう。

*住宅瑕疵担保責任保険とは
新築住宅に瑕疵(欠点・欠陥)が見つかった場合に、その補修費用をまかなう保険のこと。

<保険の仕組み>

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<保険の対象となる部分>

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※住宅瑕疵担保責任保険について詳しくは、国土交通省のホームページをご覧ください。

 

 賃貸で雨漏りが発生したときは、どうすればいいの?

賃貸の住宅やマンション、アパート等で雨漏りが発生した場合には、管理会社や大家さんに相談しましょう。住まいを貸している貸主(管理会社や大家さんなど)は、民法600条により、“借主が適切な状態で住まいを使用できるよう、何らかの欠陥がある場合には修繕すること”が義務づけられています。そのため、雨漏りが発生した場合にも、基本的に補修の責任は貸主である管理会社や大家さんなどが負うことになります。

 

3.雨漏り補修にかかる費用相場

雨漏りの補修費用は、進行具合や補修箇所、補修内容によって大幅に異なるため、一概にいくらと言い切ることはできません。詳細な費用は業者に雨漏りの状況を診てもらい、見積りを算出してもらいましょう。

下記、補修工事別の費用相場をまとめておりますので、参考情報としてご活用ください。

<工事内容別!雨漏り補修の費用相場>

補修工事の内容 費用相場
ひび割れ補修(シーリング補修)  5万円~
ひび割れ補修(シーリング補修)+外壁塗装 100万円~
外壁|重ね張り*¹ 150万円~
外壁|張り替え*² 200万円~
屋根|重ね葺き*³  80万円~
屋根|葺き替え*⁴ 100万円~

*1 重ね張り:既存の外壁の上に、新しい外壁材を施工する工法
*2 張り替え:既存の外壁を取り除き、新しい外壁材を施工する工法
*3 重ね葺き:既存の屋根をそのまま残し、その上に屋根材をかぶせる工法
*4 葺き替え:古い屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に替える工法

 

※その他にも、防水シートの補修や瓦の交換など、雨漏りの発生原因によって、さまざまな補修工事が考えられます。

トラブル事例4選

ここでは、よくある雨漏りトラブルの事例と、その対処法をご紹介します。現在、抱えている雨漏りトラブルと似た事例があれば、ぜひ対処法も参考にしてみてください。

4-1.何度、補修をしても雨漏りが再発してしまう

よくある雨漏りトラブルが、雨漏りが止まらず何度も補修を繰り返しているケース。

基本的には、補修後に雨漏りが再発した場合、再度、同じ業者に補修を依頼しましょう。リフォーム瑕疵保険期間内か、もしくは業者の保証期間内であれば、業者には再度補修をする責任があります新築で瑕疵担保責任保険の保証期間内の場合には、再度、売主に補修を依頼してください。

ただし、”補修後に雨漏りが再発する”という事態が何度も続いている場合には、雨漏りの発生箇所や補修方法を見誤っている可能性があるため、一度、第三者の建築士等に診てもらうというのも考えなければなりません。第三者の建築士等に診てもらった結果を踏まえて、業者と相談することで、解決の糸口が見えることもあります。


 

4-2.中古住宅を購入後、すぐに雨漏りが発生

中古住宅の場合、新築とは異なり、保証期間が一様に設定されているわけではありません。そのため、まずは売買契約時に交わした瑕疵の保証期間を確認する必要があります。

傾向としては、売主が宅建業者の場合は2年ほどの保証となっていることが多いようです。宅建業者の仲介で、個人が売主となっている場合は、保証がついていないこともあります。そして、保証期間内であれば、原則、売主に補修を求めることになります。

ただし、中古住宅を購入する前から雨漏りが発生しており、売主がそのことを伝えていなかった場合には、民法572条により、保証の有無にかかわらず、買主は売買契約の解除もしくは損害賠償を請求することができます。


 

4-3.瑕疵保険を請求したいが、家を建てた業者が倒産してしまった

家を建てた業者が倒産しても、瑕疵保険を請求することは可能です。

この場合、請求は、保険法人に自身で直接行ないます。保険法人は国土交通大臣が指定した「住宅瑕疵担保責任保険法人」のいずれかになりますので、引き渡し時に受け取った書類にて確認してください。保険法人によって瑕疵の調査が行なわれ、必要な費用が支払われることになります。

※詳細はこちら(消費者を守るしくみ>保険金の請求について)からご確認ください。


 

4-4.太陽光パネルを取り付けてから雨漏りが発生

太陽光パネルの設置によって、雨漏りが発生することがあります。そして、太陽光パネルの設置が原因で雨漏りが発生した場合、保証期間中は、太陽光パネルを設置した施工業者に補修の責任が生じます。

太陽光パネルの設置が原因での雨漏りトラブルにおいて、よく争点となるのは、「雨漏りの発生原因が、太陽光パネルにあるかどうか」です。そのため、太陽光パネルを設置した施工業者に補修を依頼するには、まずは、雨漏りの発生原因を明らかにすることが必要です。

また、太陽光パネルの製品によってはメーカー保証のついているものもありますので、あわせて確認しておきましょう。

[参考] 国土交通省は、太陽光発電パネルの設置工事基準を策定しています。詳細はこちらからご確認ください。


 

4-5.[補足] 解決の糸口が見えない雨漏りトラブルは、第三者機関に相談を

「業者と揉めてしまった」「トラブル内容の専門性が高く、自身ではどうすればいいかわからない」など、解決の糸口が見えずに悩んだときには、第三者機関に相談するのがオススメです。

特に、公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターの『住まいるダイヤル』は住宅専門の相談窓口となりますので、より専門的なアドバイスが受けられます。

公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターの『住まいるダイヤル』
 国土交通大臣から指定を受けた住宅専門の相談窓口

■消費生活センター
消費生活全般に関する苦情や問い合わせの窓口

■弁護士会(各地域ごと)

5.早急に雨漏りを止めたいなら応急処置で対応すべし

「ひとまず、この長雨の期間をしのぐ方法がしりたい」「業者に依頼する前に、雨漏りが進行するのを防ぎたい」という場合には、応急処置がオススメです。応急処置を施しておけば、雨漏りの被害がそれ以上に深刻化するのを一時的に防ぐことができます。

下記にご紹介する応急処置は、素人にも簡単にできます。

[応急処置①]
防水シートで雨水をブロック!

■準備物:ブルーシート

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雨漏りの発生原因が明確にわからなくても、雨水が浸入している疑いのある箇所を覆うことで、一時的に雨水を住まい内部に入れるのを防ぐことができます。古典的な手法ですが、効果は抜群です。

この時ブルーシートが浮いていたり、風にあおられたりしては意味がないため、屋根や壁に沿ってきちんと留めるのが重要なポイントです。

 

[応急処置➁]
雨水の浸入口を防水テープで防ぐ

■準備物:防水テープ

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防水テープでの応急処置は、雨漏りの浸入箇所がわかっているときに有効です。雨水の浸入箇所に防水テープを貼るだけの簡単作業。


[注意] 応急処置は急場をしのぐための間に合わせ!きちんとした補修は絶対に必要!
仮に応急処置で雨漏りが止まっても、きちんと補修ができているわけではないため、いずれは再発します。応急処置は、あくまで一時的な処置。住まいのことを考えると、できるだけ早く補修するのが賢明です。

 

 

6.[参考Ⅰ] 多くの雨漏りは見えないところで発生している

“雨漏り”というと、ポタポタと天井から水が落ちてきている、室内に雨染みができている、といったイメージをお持ちの方も多いと思います。

しかし、雨漏りが必ずしも見えるところで発生するとは限りません。むしろ、見えないところで発生している雨漏りのほうがほとんどといった方が正解かもしれません。見えるところで発生している雨漏りの多くは、かなり進行しているケース。進行途中の雨漏りは、屋根裏などの見えないところで人知れず進行しているのです。

例えばどこからか「ポタポタと音がする」「外壁にひび割れがある」「屋根の劣化具合をしばらく確認していない」「雨が降った後、室内がカビ臭くなる」といった場合は、雨漏りが発生している可能性もあります。思い当たる症状がある場合には、一度、雨漏り調査だけでも受けてみることをオススメいたします。

雨漏りの疑いのある住まいの劣化症状は、下記の「7.[補足Ⅱ] 雨漏り被害を最小限に!知って得する情報まとめ」でご紹介します。

 

7.[参考Ⅱ] 被害を最小限に!雨漏りを引き起こす住まいの劣化症状まとめ

雨漏りを放っておくと、住まいはどんどん劣化していきます。そこで、住まいを守るためには、いち早く雨漏りを見つけ、対処することが重要となります。

この章では、雨漏りにいち早く気づくために、雨漏りを引き起こす可能性のある住まいの劣化症状をご紹介します。下記の劣化症状が一つでもある場合、気が付かないうちに雨漏りが発生しているかもしれません。

<雨漏りを引き起こす可能性のある住まいの劣化症状>

劣化症状
割れ ずれ

屋根材の割れ

南 屋根 瓦破損

屋根材のズレ

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シーリングの割れ

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シーリングの剥がれ

構造クラック

ひび割れ(0.3mm以上)

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欠けている箇所がある

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ベランダのひび割れ

東 樋 割れ

樋の割れ

気になる症状がある場合には、業者に雨漏り調査を依頼し、雨漏りの発生有無を確認してもらいましょう。

 

まとめ

住まいを長く大切にするためには、雨漏りを迅速かつ、確実に止めることが重要です。

現在、雨漏りが発生している場合には、イチ早く業者に雨漏り調査を依頼し、雨漏りの発生原因を突き止め、補修を行ないましょう。また、明確に雨漏りしているかどうかはわからなくても「もしかして雨漏り?」と思い当たることがある場合にも、早めに雨漏り調査を実施するのがオススメです。

 

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