ブログタイトル

【半田市】【阿久比町】【常滑市】  外壁のひび割れを発見したら行う3つのステップ!

外壁のひび割れを発見したら行う3つのステップ!

日頃あまり意識して見ていないお家の外壁。ふと大小のひび割れが入っているのを見つけてしまったけど、これは放っておいて大丈夫なのかどうなのか?・・・と思われている方はいらっしゃいませんか?

そのご自宅のひび割れがどの程度のものなのか、自分で補修できるものなのか、業者に頼んで補修した方がいいのか、初めてであれば検討もつかないと思います。

本記事ではそんなひび割れを発見してしまったときにまずどうしたらいいのか、そしてひび割れの種類、原因、それに伴うリスクと補修方法を細かく説明していきます。
ご自宅のひび割れと見比べてどのような対策を打てばよいのかきっとこの記事を見れば解決するはずです!

ぜひ、参考にしてみて下さい。

 

1.外壁のひび割れを発見したらまずこれをしよう!

まず気になるのが、ひび割れを見つけてしまったら「とりあえず」どうしたらいいの?というところでしょう。すぐに業者を呼んで補修してもらった方がいいのか、それとも他に自分でできることがあるのか…ここではひび割れを発見したときに実施してほしい3つのステップをご紹介します。

ステップ①ひび割れの幅がどのくらいあるのか測る

ひび割れのリスクの高さは、ひびの幅によって変わります。
幅が0.3㎜未満であれば早急な対処は必要ないですが、それ以上の幅の場合には一度点検をすることをオススメいたします。
まずひび割れの幅のサイズを測り、緊急性があるのか判断しましょう。

ステップ②0.3㎜以上1㎜以下のひび割れの場合は応急処置も検討

ひび割れの大きさが0.3㎜以上だった場合は応急処置も検討しましょう。
※下記にDIYでできる応急処置方法を記載しますが、こちらはある程度の技量が必要な方法です。塗装に詳しくない方、不安のある方、また1㎜以上の大きなひび割れがあった方は自分で補修を行わずすぐに業者に依頼(この記事でいうとステップ③)をしましょう。

DIYでできる応急処置方法としては、微細なコンクリート粉を塗布し、適量な水分等をあたえてコンクリート粉を定着させるという方法ですが、塗布方法には主に2種類あります。

■チョーク式被覆補修

まずひび割れ部分に指で水を塗布します。その後チョーク型のコンクリート粉をひび割れ部分にすり込みます。水塗布→コンクリートすり込みの作業を10㎝ごとに繰返します。最後は指で押さえて仕上げます。

チョーク式は無駄なくコンクリート粉を使える一方、指圧がいくらか必要となるため作業時間もかかり体力も必要です。

■スプレー式被覆補修

まずスプレーでひび割れ部分に水を塗布し、その後セメントスプレーを塗布します。スポンジでまわりとならし、終了です。チョーク式に比べ時間もかからず簡単ですが、噴射することでコンクリート粉が周りに飛び無駄が出るという欠点があります。

※0.3㎜以上1㎜以下のひび割れであっても、上記のような応急処置を行うのが難しいと思われた場合は専門業者に対処法を相談しましょう。

ステップ③業者に診断してもらう

診断

応急処置はしたものの、それが果たして長持ちするかというとわかりません。使用した材料や補修を行った人の技術力により差が出てしまうのは仕方のないことでしょう。
よって0.3㎜以上のひび割れの補修を一旦自身で行った場合も決してそのままにせず、業者にみてもらい、更に補修を行うのか判断することをお勧めします。

ひび割れを見つけたらまず、上記の3ステップを行うことで現状の対策を行いましょう。

プロタイムズ半田店では無料で点検を行っております。
お気軽にご相談ください。
お問い合わせはこちらから

 

2.ひび割れが引き起こす4つリスク

取り急ぎひび割れを発見したときにどう行動したら良いかをお伝えしましたが、外壁にひび割れが入ることによりどのようなリスクが発生するのでしょうか?

それは大きく以下の4つです。

①雨漏りに繋がる

ひび割れが起きるとそのひび割れから雨水が浸入してしまいます。そうするとはじめは室内への影響はありませんが、時間が経つと室内の雨漏りに繋がってしまう可能性があります。

②躯体の劣化、建物自体の耐性が落ちる


【室内壁をはいだ写真:雨漏りにより、断熱材が多くの水を吸ってしまい、木部の腐食が進行している様子】

ひび割れを放置すると劣化が進行し、サイディング、モルタルの下地(木部)が腐食し、最悪の場合外壁材を取り替える必要が出てきます。
さらに、ひび割れから浸入した雨水は外壁内部の構造体にも浸透し、シロアリ等が発生してしまう可能性があります。その結果、建物自体の地震や災害に対する耐性が落ちてしまいます。

③湿気によるカビの発生により人体に悪い影響を及ぼす

ひび割れから雨水が浸入するとカビが発生しやすい環境になり、人体に悪い影響を及ぼす可能性があります。

④見た目の美観を損なう

ひび割れのある家の見た目はどうでしょうか?少しみすぼらしいイメージになりますよね。
せっかく大事なマイホームであっても美観が損なわれる原因となってしまいます。

 

3.補修方法・費用・保証・保険について

ひび割れを見つたら行うこと、リスクがわかったところで、最も気になる補修方法と費用をご紹介します。

3-1.おすすめは業者へ依頼すること~補修までの流れと費用~

補修方法としてはズバリ、業者に依頼することをお勧めします。自分で補修することもできるのでこの後ご紹介しますが、そうするとやはり早期に再びひび割れが出てしまったり、見た目が綺麗に仕上がらなかったりと不具合が発生するケースが多くなってしまいます。

また専門業者であれば、3章でお伝えしたような現状のひび割れの状況や原因を踏まえた上での補修を行ってもらえるため、ご自身で行って失敗してもう一度行って…となるより安心です。

業者に依頼した場合の流れとしては下記のように進みます。

①現場調査
ひび割れの現状を見て、今がどのような状態で、適した補修方法を提示してもらいます。

②見積り
どのくらいの金額がかかるのか、見積りを出してもらいます。

③施工日の決定、施工開始!
見積りに納得し、補修すると決まったら業者と施工日を決めていきます。
補修する面積にもよりますが、目安としては1週間前後です。

ひび割れの幅や深さ、発生原因、下地の種類などによって様々な補修方法があり、それによって費用は異なります。また高所作業の場合(2階部分の補修など)にはプラス高所作業車や足場の費用がかかります。
ひび割れが広範囲に発生しており、全面補修が必要な場合は、外壁塗装代として最大80~150万円(一般的な2階建て住宅/塗り面積200㎡、使用する塗料のスペックによる)かかる場合もあります(一部の補修であれば数万円で済むこともあります)。

思っていたよりも高いな、と思われる方も多いかもしれませんが、一度補修してあげると耐用年数としては最低でも5~10年もつ材料が主流であるため、結局自身で補修してまた1年後にやり直す、などを繰り返すかもしれないと考えると非常に安心感が高いといえます。

3-2.知らないと損する!保証・保険制度

現在のお家を新築または中古で購入されたとき、塗替えをしたとき、工務店や塗装会社から保証書は受け取りましたか?
○年保証がついています、という話を聞いたのを覚えていませんか?

まずは保証書を確認してみましょう。
条件によっては、業者が補修を請け負ってくれる可能性があります。

また、公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理センターが運営している、法律に基づいて国土交通大臣から指定を受けた住宅専門の相談窓口もあります。
業者が誠実に対応してくれない場合はこちらに相談してみることをおすすめします。

また、ひび割れの原因が地震や台風などの自然災害によるものの場合、地震保険が使える可能性もあります。保険に加入されている方は、保険が適用できるのか確認してみましょう。

 

4.ひび割れの種類(外壁素材別、発生源別)

4-1.外壁素材別にひび割れを解説

「ひび割れ」と一言で言ってもすべて同じではありません。主に外壁の種類によってひび割れの種類も変わってくるのです。
ここでは外壁の種類別にどのようなひび割れが発生し、どのような対処法が適しているのか、代表的なものをお伝えします。ご自身の家がどの種類の外壁で、対処法は何が適しているのか照らし合わせてみてください。

ここでは日本の住宅外壁のほとんどを占めるサイディング、モルタル、タイル、コンクリートに関してひび割れの種類、伴うリスク、対処法を簡単に紹介します。自分の外壁の種類がこれだ!とわかった方、さらに詳しい情報を知りたい方は、それぞれの別記事もご覧ください。

①モルタル

ひび割れの種類:家全体の動きや乾燥収縮により外壁全体にひび割れが発生する可能性がある。

伴うリスク:ひび割れが入ってしまうとそこから水が浸入し、最終的に雨漏りに繋がる恐れがある。

対処法:塗装で埋める(フィラー※と呼ばれる下塗をすりこむように塗装する)(0.3㎜未満のひび割れの場合)。

※下地の凹凸を埋め、下地を調整する下塗り塗料の一種。主にクラックの補修や段差のある下地を平滑にならす為に使用される。

 

②サイディング

ひび割れの種類:動きを吸収する箇所であるシーリング目地部分にひび割れが発生しやすい。

伴うリスク:シーリング目地部分のひび割れから水が浸入し、外壁全体の劣化、雨漏りに繋がる恐れがある。

対処法:シーリングを全て撤去し、新しいシーリングを打設する(シーリング打設は技術が必要となるので業者に依頼するのがおすすめです)。

サイディングの劣化症状や詳しい対処法はこちら

③タイル

ひび割れの種類:タイルのひび割れ、目地のひび割れが起きる可能性がある。

伴うリスク:ひび割れから水が浸入し、雨漏りに繋がる恐れがある。

対処法:タイル自体に大きなひび割れが発生している場合はタイルの貼り替えを行う。目地のひび割れの場合はエポキシ樹脂で割れ目を塞ぎ、壁面に馴染むようにモルタルで仕上げ、最後に補修箇所が壁面と同じ色になるよう塗装する。

タイルの劣化症状と詳しい対処法はこちら

④コンクリート

ひび割れの種類:コンクリートの打設後の乾燥収縮で生じるひび割れ、外部からの建築物の重量や地震による荷重を受けることにとって生じるひび割れが主。

伴うリスク:建物全体の耐久性が落ちる、ひび割れから水が浸入し、躯体の劣化、雨漏りに繋がる。

対処法:適切な下地補修を行い、塗装する。

コンクリートの劣化症状と詳しい対処法はこちら

4-2.【補足】ひび割れの発生源別に解説

3-1では外壁の種類ごとのひび割れの種類をお伝えしましたが、その中で更に発生源別にひび割れの種類が4つほどあります。
ご自宅のひび割れがどのような原因から発生したものなのかも知っておきたいですよね。
下記のように発生源別にひび割れの種類があるということを知った上で、業者に補修の依頼をすると、業者が原因を踏まえた上での補修方法を提案してくれることもあります。予備知識として知っておくことがお勧めです。

①ヘアクラック

幅0.3㎜以下の髪の毛のような微細なひび割れのことをヘアクラックといいます。この程度であれば今すぐに何か問題が発生するということはありませんが、気になるようであれば点検をしてもらいましょう。

②構造クラック

建物の構造的な欠陥や不同沈下などが原因で発生したひび割れを構造クラックといいます。0.3mm以上、深さが5mm以上のひび割れを指し、基礎の強度が低下し建物を支えられなくなる危険があります。

③乾燥クラック

モルタルなどの外壁材は乾燥していく際に水分の蒸発により収縮が生じます。その乾燥途中にできるクラックのことです。建物の壁など、面積の大きな面で起こりやすいものです。

④縁切りクラック

モルタルなどの外壁材を使用する際は、一度に一面を仕上げていくことになります。その際に何らかの理由で作業を中断したり、部分的にやり直しをしたりすると先に塗った部分と新しく塗った部分に時間差が生じます。この縁切れ部分が劣化してひび割れることを縁切れクラックといいます。

 

5.主にどんなところにひび割れは発生する?

ひとつひび割れを見つけてしまうと、他にもあるのではないかと心配になる方もいるのではないでしょうか。ここもチェックしておけば安心!という、ひび割れの発生しやすい箇所をお伝えしますので、確認しておくと安心です。

①窓枠まわり

窓枠まわりは窓を開けたり閉めたりすることによる動きも多く、ひび割れが発生しやすい箇所です。

②シーリング(目地部分)

サイディング外壁の壁の方はシーリングと呼ばれるつなぎ目の部分もひび割れが発生しやすい箇所の一つです。

③外壁本体

サイディング外壁に比べ、モルタル外壁は乾燥収縮により外壁本体にひび割れが入っている可能性が高いです。モルタル外壁のお家にお住まいの方は、ぐるっと外壁を一周見られた方が良いでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本記事のまとめを行いますと、

・外壁のひび割れを見つけたときまずどうしたらよいか→ひび割れの幅を確認!
・ひび割れが及ぼすリスク、補修方法と費用→補修は業者に頼むのが安全!費用は最大80~150万円が目安(広範囲にひび割れが発生している場合。一部補修であれば数万円で済むことも)。
・ひび割れの種類と原因→外壁の種類によりけり。
・ひび割れの起こりがちな要注意箇所→窓枠、シーリング目地部分は特に注意!

上記のポイントをお伝えしました。

ご自宅の外壁の種類やひび割れの種類、発生原因をもとに補修方法を決めていくことが大切ですので、まずはご自宅の外壁の種類を知り、業者と少しでも対等に話ができる知識をつけておくと誤った補修方法で失敗してしまうということはなくなるかと思います。

本記事が皆様に安心感を与える一つの材料となれば幸いです。

半田市近郊で外壁塗装をお考えの方
お問い合わせはこちらから

お問い合わせ

【半田市】【阿久比町】【常滑市】  外壁のシーリングの打ち替え!工事内容や必要性、費用相場まで解説!

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)サポートスタッフの城坂です 😆

外壁のシーリングの打ち替え|工事内容や必要性、費用相場まで解説!

外壁の「シーリングの打ち替え」とは、シーリングの補修方法の一つです。

具体的には、既存のシーリング材を取り除いて、新しいシーリング材を充填(施工)することを「シーリングの打ち替え」と言います。

この記事では、
・シーリングの打ち替え工事の内容
・シーリングの打ち替えの必要性
・シーリングの打ち替えにかかる費用相場
など、外壁のシーリングの打ち替えに関する情報をまとめてご紹介します。

外壁のシーリングの打ち替えについて調べている方は、ぜひ参考にしてください。

※シーリングのことを「コーキング」と言うこともあります(シーリング=コーキング)。
※外壁のシーリング箇所を「シーリング目地」「目地」と言うこともあります。

 

1.外壁のシーリングの打ち替えを徹底解説!

1-1.外壁の「シーリングの打ち替え」とは?

外壁の「シーリングの打ち替え」とは、シーリングの補修方法の一つです。

既存のシーリング材を取り除いて、新しいシーリング材を充填(施工)することを「シーリングの打ち替え」と言います。

※外壁のシーリングは定期的に打ち替えをして補修をする必要があります。詳しくは下記2章を参照ください。

1-2.外壁のシーリングの打ち替え|工事の流れ&内容

外壁のシーリングの打ち替え工事の流れ&内容は、以下の通りです。

◆外壁のシーリングの打ち替え|工事の流れ&内容

▼既存のシーリング材を取り除く
カッターで切り込みを入れて既存のシーリング材を取り除きます。
シーリングを取り除いた箇所を清掃します。
▼バックアップ材 or ボンドブレーカーをつける
バックアップ材 or ボンドブレーカーを、シーリングを施工する箇所につけます。
▼外壁にマスキングテープを貼る
シーリング材等が外壁につかないように、シーリングを施工する箇所をはさんだ両側の外壁に、マスキングテープを貼ります。
▼シーリング材専用プライマーを塗布する
シーリング材専用プライマーを刷毛で塗布します。
▼シーリング材を充填(施工)する
シーリングガンを使って、シーリング材を充填(施工)します。
▼シーリング材を平滑にする
ヘラでシーリング材をならすなどして、シーリング材の表面を平滑にします。
▼マスキングテープをはがす
シーリング材が硬化する前にマスキングテープをはがします。
完成

※外壁のシーリングの打ち替え工事は、プロに依頼することをオススメします(4-3参照)。
※プロに外壁のシーリングの打ち替え工事を依頼する場合も、大まかな工事の流れ等を把握しておくと、安心して工事を見守ることができます。

2.外壁のシーリングは定期的に打ち替えが必要

2-1.定期的にシーリングの打ち替えをしなければ、雨漏りが発生する!?

外壁のシーリングは、定期的に打ち替えて補修する必要があります。
なぜならば、外壁のシーリングは永久に持つわけではないからです。

外壁のシーリングは時間の経過とともに少しずつ劣化が進行し、ひび割れや剥離など様々な劣化症状がみられるようになります。こうした劣化症状はシーリングの防水性が失われてきたサインです。
劣化症状のあらわれたシーリングを補修をせず放置すれば、劣化したシーリングから雨水が浸入するようになります。劣化したシーリングから雨水が浸入し続ければ、次第に外壁材にも雨水が浸み込むように。雨水の浸み込んだ外壁材は腐食するなどして、早々にダメになる可能性大です。

さらに、シーリングから浸入した雨水が住まい内部にまで入り込むようになると、カビやシロアリ、雨漏りなどの発生リスクも生じます。
カビやシロアリ、雨漏りなどによって住まいの躯体に大きくダメージが及ぶようなことになれば、住まいが早々に寿命を迎えてしまう…といったことも考えられます。

こうした事態を引き起こさないためには、劣化したシーリングから雨水が浸入することのないよう、外壁のシーリングを定期的に打ち替えて補修する必要があるのです。

2-2.外壁のシーリングの打ち替えをするのに最適な時期はいつ?

「我が家の外壁のシーリングは、打ち替えが必要な時期を迎えている?」
「塗装業者にシーリングの打ち替えを早々にするように勧められたが、ほんと?」
など、シーリングの打ち替え時期について疑問をお持ちの方は少なくないでしょう。

プロの世界では、
「シーリングの打ち替えが必要な時期を迎えているかどうか」は、
シーリングの劣化の進行具合で判断します。

具体的には、シーリングに以下表のような劣化症状がみられれば、シーリングは打ち替え補修が必要な時期を迎えている可能性大です。

切れ(破断)
肉やせ、ひび割れ
剥離

※多くの場合、シーリング施工後10~15年くらいには、シーリングに上記のような劣化症状がみられるようになります。
ただし、シーリングの劣化の進行スピード(シーリング施工後、どのぐらい経過するとシーリングに上記のような劣化症状がみられるようになるか)は、シーリング製品、住まいの環境などによって異なります。場合によっては、シーリング施工後10年を待たずに劣化症状がみられることもあります。一方で、シーリング施工後15年以上が経過しても劣化症状がみられないこともあります。

「自身ではシーリングの打ち替え補修が必要な時期かどうかの判断がつかない」という場合は、塗装業者などの外壁のプロにシーリングの状態を診てもらうのがオススメです。

プロに診てもらえば、シーリングの劣化の進行具合のほか、早々に打ち替え補修が必要かどうか、シーリングの打ち替えにかかる費用額(見積額)などもわかるため、より現実的にシーリングの打ち替え補修を検討できるはずです。

プロタイムズ半田店では、シーリングの劣化の進行具合や早々に打ち替え補修が必要かどうかなどを診断するサービスを実施しています。
※シーリングの打ち替え補修が必要な場合には、診断後、シーリングの打ち替えにかかる見積額も提示します。
※プロタイムズの診断サービスでは、シーリングのほか、外壁や屋根などの診断も行ないます。

「自身でシーリングを見たが、よくわからなかった」
「高所のシーリング箇所は確認できなかった」
といった方は、お気軽にお問い合わせください。

0円 建物劣化診断はこちらから 💡

 

3.外壁のシーリングの打ち替えにかかる費用相場

外壁のシーリングの打ち替えにかかる費用相場は下記のとおりです。

◆外壁のシーリングの打ち替えにかかる費用相場
外壁のシーリングの打ち替え費用(900~1,500円/m)+足場費用

※一般的に、シーリングに2-2のような劣化症状がみられる場合には、外壁の全シーリングを打ち替えます。外壁の全シーリングを打ち替える際には、高所作業が発生するため足場を設置する必要があります。

※地面から手の届く範囲のシーリングだけ打ち替え補修をする場合は、足場を設置する必要がないため足場費用はかかりません。

 

4.外壁のシーリングの打ち替えに関するよくあるQ&A

この章では、外壁のシーリングの打ち替えに関するよくある疑問に、プロが丁寧に回答します。

4-1.Q:外壁のシーリングの増し打ちはNG?

A:外壁のシーリングの増し打ちはオススメしません。

外壁のシーリングの補修方法には、打ち替えのほか、増し打ちという方法があります。
増し打ちとは、既存のシーリングの上から、新しいシーリング材を充填(施工)するシーリングの補修方法です。

このシーリングの増し打ちは、打ち替えに比べて費用が安価なため、
「増し打ちではだめなのか?」と思われる方も多いのですが、オススメしません。

なぜならば、シーリングの増し打ちをすると、
・シーリング材が硬化しない(固まらない)
・早々にシーリングが切れる
・早々にシーリングに膨れが生じる
などの不具合が生じることがよくあるためです。

シーリングは増し打ちではなく、打ち替えで補修しましょう。

ただし、例外として、シーリングの柔軟性が十分に残っている場合は、打ち替えではなく、増し打ちをしても問題ない場合もあります。
また、「窓のサッシまわり」「外壁の入隅部分」などのシーリングは増し打ちで補修するのが一般的です。

4-2.Q:ハウスメーカーで建てた我が家。ハウスメーカー以外の業者には、我が家の外壁のシーリング補修はできないのでは?

A:ハウスメーカー以外の業者でも、“ハウスメーカーで建てた家”の外壁のシーリング補修は可能です。

実際、多くの塗装業者等が、“ハウスメーカーで建てた家”の外壁のシーリング補修を行なっています。
ハウスメーカー以外の塗装業者等がシーリング補修をする場合、ハウスメーカーの家も、基本的に外壁のシーリングは打ち替えで補修をします。

4-3.Q:自身で外壁のシーリングの打ち替え工事はできる?

A:外壁のシーリングの打ち替え工事はプロに依頼することをオススメします。
外壁のシーリングの打ち替え工事には、専門的な知識や技術が必要です。素人が簡単にできる工事ではありません。

自身でシーリングの打ち替え工事をして、シーリングがしっかり充填(施工)できていなかったり、工事の不備が原因で早々にシーリングに不具合が生じたりすれば、シーリング箇所から雨水が浸入し、外壁材を腐食させるなど住まいに甚大なダメージを及ぼすリスクが生じます。

外壁のシーリングの打ち替え工事は無理に自身でやろうとせず、プロに依頼するのが賢明です。

※外壁の高い所にあるシーリングを打ち替える場合には、必ずプロに依頼をしてください!

外壁の高い所にあるシーリングを打ち替える場合には高所作業が必要となるため、必ずプロに依頼をしてください。

高所作業は、思っている以上に危険です。プロが足場を建てる・安全帯を着用するなど万全の対策を講じたうえで高所作業を行なっても、それでも死傷事故は起こっているのです。素人が脚立にのって自身で高所作業をするなど、もってのほかです。絶対にやめてください。

4-4.Q:「外壁のシーリングの打ち替え」と「外壁塗装」は、同時にするのがオススメなのは本当?

A:多くの場合、外壁のシーリングの打ち替え補修が必要な時期には、外壁も塗装による補修が必要な時期を迎えています。
そのため、外壁のシーリングの打ち替えをする際には、あわせて外壁塗装も検討するのがオススメです。

「外壁のシーリングの打ち替え」も「外壁塗装」も、同じ塗装業者に依頼できるため、同時に行なってしまえば、様々な手間・工事中のわずらわしさなどが1回ですみます。

また、多くの場合、「外壁のシーリングの打ち替え」時にも、「外壁塗装」時にも、足場が必要です。
外壁のシーリングの打ち替えと外壁塗装を別々にすると足場費用が2回分かかりますが、同時に行なえば1回分ですむため、1回分の足場費用が節約できるというメリットもあります。

 

まとめ

外壁の「シーリングの打ち替え」とは、シーリングの補修方法の一つです。

外壁のシーリングは時間の経過とともに劣化が進行するため、定期的に打ち替えて補修をする必要があります。
仮に劣化したシーリングを放置し続ければ、雨漏りなどが発生するリスクが生じます。

この記事では、
・シーリングの打ち替え時期の見極め方
・シーリングの打ち替えにかかる費用相場
など、外壁のシーリングの打ち替えについて具体的に検討するうえで押さえておきたい知識についてもお伝えしています。ぜひ、参考にしてください。

 

半田市近郊で外壁塗装をお考えの方
お問い合わせはこちらから

お問い合わせ

【半田市】【阿久比町】【常滑市】  築20年ずっと外壁塗装してないのはまずい?外壁塗装する意味ある?

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)サポートスタッフの城坂です 😆

築20年ずっと外壁塗装してないのはまずい?外壁塗装する意味ある?

築20年前後が経過し、
「我が家も、そろそろ外壁塗装をすべきか?」
などと考えている方も多いのでは。

現時点で、
「築20年前後が経過している」&「これまで一度も外壁塗装をしていない」
という場合は、早めに外壁塗装することを強くオススメします。

外壁塗装をすると、
外観が新築時のようにキレイになるだけでなく、
外壁材に雨水が浸入して、外壁材が腐食してダメになる・雨漏りが発生するなどの事態を防ぐことができます。
このあたり詳しくは、下記1章&2章で解説します。

さらに、下記3章&4章では、
・本当に外壁塗装が必要な時期を迎えているのか確認する方法
・外壁塗装にかかる費用相場
などについてもお伝えします。

築20年前後で外壁塗装を検討されている方は、ぜひ参考にしてください!

1.築20年の家の“外壁塗装の施工事例”を紹介!

「築20年くらいの家に外壁塗装をすると、どんな仕上がりになるのか?」
が気になっている方は多いのでは 😎

この章では、築20年前後で外壁塗装をした家の施工事例をご紹介します。

■施工事例|築20年前後で外壁塗装

 

2.築20年ずっと外壁塗装していないと何か問題が!?早々に外壁塗装を検討すべき?

2-1.築20年の外壁は、すでに塗装が必要な時期を迎えている可能性大


 築20年前後が経過している場合、外壁はすでに塗装によるメンテナンスが必要な時期を迎えている可能性が非常に高いです。

一般的に、「外壁に塗装メンテナンスが必要となる時期は、築10年前後が目安」と言われています。
築20年前後となると、さらに約10年が経過しているため、外壁が“早急に塗装メンテナンスが必要”という状態になっていることも十分に考えられます。

2-2.自己判断で「外壁塗装は必要ない」と決めつけてしまうのは危険

「築20年になるが、外壁に大きな問題は生じていないため、外壁塗装をする必要性を感じない」
などと考える方もいますが、自己判断で「外壁塗装は必要ない」と決めつけてしまうのは危険です。

なぜならば、多くの場合、新築時の外壁材に施工された塗装は20年も持たないためです
※日本で使用されている大半の外壁材表面には塗装が施工されています。

塗装が施工されている外壁材は、塗装によって防水性を備えているため、
塗装が劣化して寿命を迎えれば、外壁材の防水性も失われることになります。
防水性を失った外壁材には、雨水が浸入し続けることに。

外壁材に雨水が浸入し続ければ、
・外壁材の腐食
・雨漏り
などを引き起こす可能性もあります。

築20年前後が経過している場合、
「我が家の外壁は問題ない」と思っていても、プロの目で見れば、“すでに外壁表面の塗装は大きく劣化が進行し、防水性を失いかけている”ということもあります。
もしかすると、人知れず(屋根裏などの見えないところで)すでに雨漏りが発生していることもあるかもしれません。

そのため、外壁等に大きな問題はないように見えたとしても、
築20年前後が経過している場合には、「我が家の外壁は、本当に塗装によるメンテナンスは必要ないのか」確認してみることを強くオススメします。
※具体的な確認方法については、下記3章で解説します。

 

3.外壁塗装を検討すべきか迷う方へ|外壁塗装が必要な時期を迎えているか確認する方法

「我が家は築20年を過ぎているが、本当に外壁塗装を検討すべきなのだろうか」
といった疑問を持つ方は少なくないでしょう。

この章では、外壁塗装を検討すべきか迷っている方に向けて、
外壁塗装が必要な時期を迎えているか確認する具体的な方法
をご紹介します。

3-1.外壁に劣化症状が生じているかをチェックする

外壁に生じている劣化症状をチェックすれば、塗装によるメンテナンスが必要かどうかがわかります。

▼外壁にこんな症状が見られる場合には、塗装によるメンテナンスが必要な時期を迎えています!

外壁塗装 寿命
色あせ・退色・変色
チョーキング
著しいチョーキング
※触ると粉状のものが付着する状態
幅0.3mm以上のひび割れ(クラック・亀裂)
コケ・藻の発生

塗膜の膨れ

塗膜のはがれ
白サビ
(金属サイディングのみ)サビの発生

(金属サイディングのみ)無数のキズがある


上記のような劣化症状は、外壁材表面の劣化が進行し、防水性が失われている(or 失われかけている)サインです。
外壁材の腐食・雨漏りなどを引き起こさないためにも(※詳細は2-2を参照)、上記のような劣化症状が見られる場合には、早めの塗装メンテナンスの検討を強くオススメします。

注意
塗装では十分にメンテナンスができないほど大きく劣化が進行している場合(塗装でメンテナンスできる時期を過ぎてしまっている場合)、塗装ではなく、「カバー工法(重ね張り)」や「張り替え」という方法でメンテナンスをすることになります。
▼カバー工法(重ね張り)・張り替えが必要な劣化症状例
・(雨水の浸入により)外壁材自体がダメになっている
・(雨水の浸入により)外壁材の下の防水シートも傷んでいる
カバー工法(重ね張り)

既存の外壁材の上に、新しい外壁材を施工する工法
張り替え

既存の外壁材を取り除き、新しい外壁材を施工する工法※既存の外壁材を取り除くため、外壁材下の防水シートや断熱材などの補修もできます。

3-2.プロタイムズ半田店の建物診断(無料)を受けてみるのも一つの手

プロタイムズの「建物診断」を受ければ、プロに外壁塗装が必要な時期を迎えているかどうか見極めてもらえます。

プロタイムズ半田店の建物診断は無料です。
また、建物診断を受けたからといって、必ずしもプロタイムズに外壁塗装を依頼しなければならないということもありません。

そのため、
「自身で外壁を見ても、よくわからない」
「プロに外壁を見てもらいたい」
「塗装メンテナンスが必要かどうか、プロに見極めてもらいたい」
といった方は、ひとまずプロタイムズ半田店の建物診断を受けてみるのも一つの手です。

▼プロタイムズの建物診断を受けると、以下のようなことがわかります!
・外壁の種類(塗装によるメンテナンスが必要な外壁かどうか)
・外壁の劣化症状(劣化症状の有無・どんな劣化症状が生じているか)
・塗装メンテナンスが必要な時期(すぐに塗装が必要か or しばらくは様子見でも問題ないか)
・外壁塗装にかかる費用(見積額) ほか

「プロタイムズ半田店の診断(無料)」のお問い合せはこちらから

 

3-3.築20年の屋根や付帯部も、すでに塗装が必要な時期を迎えている可能性大

築20年が経過している場合、屋根や付帯部(雨樋・軒天・幕板 ほか)も、すでに塗装によるメンテナンスが必要な時期を迎えている可能性大です。

そのため、外壁塗装を検討する際には、屋根塗装や付帯部塗装についても一緒に検討をするのがオススメです。

外壁塗装・屋根塗装・付帯部塗装を一緒にすると、以下のメリットがあります。
・塗装にかかる手間(労力・時間)を減らせる
・塗装メンテナンスにかかるトータル費用が抑えられる

4.外壁塗装にかかる費用相場

外壁塗装にかかる費用相場は、下記のとおりです。
外壁塗装の費用相場:80万円~
(一般的な2階建て住宅・塗装面積200㎡の場合)
※屋根塗装含まず

 

※上記は、あくまで費用相場です。
※外壁塗装の費用は、塗装面積(外壁の広さ)・使用する塗料製品・外壁の劣化の進行具合・依頼する塗装業者などによって異なります。場合によっては、実際の外壁塗装の費用が、上記と大きく異なることもあります。
※外壁塗装とあわせて、屋根や付帯部(雨樋・軒天・幕板 ほか)の塗装をする場合には、+αで屋根塗装や付帯部塗装の費用がかかります。

築20年前後が経過している場合には、外壁の劣化が大きく進行していることも。
外壁の劣化が大きく進行している場合には、下地補修に相応の費用がかかることがあります。
※外壁塗装の工事では、実際に塗料を塗る前に、外壁の劣化箇所の補修等をする「下地補修」を行ないます。この下地補修にかかる費用は、外壁の劣化の進行具合によって異なります。

 

まとめ

「築20年前後が経過していて、まだ一度も外壁塗装をしたことがない」
という場合は、早めに塗装メンテナンスを検討することを強くオススメします。

外壁塗装をすると、外観が新築時のようにキレイになるだけでなく、
外壁材に雨水が浸入し、外壁材が腐食する・雨漏りが発生するなどの事態を防ぐことができます。

「我が家は築20年を過ぎているが、本当に外壁塗装を検討すべきなのだろうか」などと疑問に思う場合には、
・外壁に劣化症状が生じているかチェックする
・プロタイムズ半田店の建物診断(無料)を受ける
といった方法で外壁塗装が必要な時期を迎えているかどうか確認することができます。

 

半田市近郊で外壁塗装をお考えの方
お問い合わせはこちらから

お問い合わせ

スタッフブログのカテゴリー

カテゴリーはありません

全国100店舗以上|プロタイムズは安心の屋根・外壁リフォームをご提供する全国組織です。|安心・安全・高品質・全国組織